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こんにちは。フォトグラファーの堀です。(Kanae Hori)普段はウェブデザイン会社で、専属カメラマンとしてウェブサイトで使用する写真をメインに、さまざまな媒体に掲載する写真を撮影をしています。
日常的にはデジタルカメラを使う私ですが、今回は写ルンですを片手に「円頓寺商店街」をおさんぽしてきました。
フィルムカメラの魅力とは?
今回のおさんぽに選んだのは「写ルンです」。
スマホだと簡単に撮れてしまいますが、フィルム写真は現像しないとどんな風に撮れているかわかりません。ブレているかもしれない。ピントのあってない写真があるかも……。ときには真っ白になってることも。しかし、どんなものが写っているかわからない面白さがあるのも、フィルム写真の醍醐味です。
そんな中でも「写ルンです」であれば難しい操作は一切不要。撮ったら現像に出すだけで気軽にフィルムカメラが楽しめます。
それでは、円頓寺商店街へでかけてみたいと思います!
「円頓寺商店街」は円頓寺・円頓寺本町・西円頓寺という、3つの商店街からなっています。レトロな雰囲気の残る商店街ですが、その中に新しいお店が混在しています。
円頓寺商店街に着いて早々ですが、小腹が減ったので、肉の丸小さんでコロッケをいただきました。
昔懐かしコロッケは1個90円。揚げたてをその場でいただけるので、食べ歩きしながら散策できます。ハムカツやメンチカツもとってもおいしいんです。
商店街を歩いていると小さな神社「金刀比羅神社(こんぴらじんじゃ)」を見つけました。ここでは、名古屋弁のおみくじを引くことができるようです。
さっそく引いてみました。
・・・結果は、末吉……。
こちらはスマホの写真ですが載せときます。
末吉の割にいいこと書いてある気がして全然落ち込みませんでした!そして名古屋弁だとすごい軽く感じるのはなぜでしょう……。
それでも、ちゃんとくくって帰りました。
そろそろお昼どきなので、ランチをいただくことに。
選んだお店は、外観からしてもプンプンと昭和の香りが漂う老舗食堂「はね海老」。
名物のエビフライを食べたいと思います。
注文した名物のエビフライは、注文後にその場で揚げていただけるので、外はザクッと中は海老のプリッとした食感がたまりません。
はね海老さんの海老フライは、開いた海老にさらに半身を加えているため1.5尾分を使った海老フライでとってもボリューム満点です。
ちなみにこの日はランチでカニクリームコロッケも付いていてそちらも絶品でした!!
おなかも満たしたので、路地に迷い込んでみることに。
円頓寺商店街は細い路地や裏道もたくさんあるので、ついいろいろな道を歩いてみたくなります。
なんだか「円頓寺銀座商店街」と書かれたレトロなアーケードが気になります。
アーケードをくぐり奥へと入っていくと、猫さんがお出迎えしてくれました。円頓寺銀座商店街にあるお店もまだまだ現役のよう。
この猫はきっとここのボスです。眩しいのでしょうか?ずいぶんと愛嬌のあるお顔してますね(笑)
アーケードを通り抜けると「四間道(しけみち)」と呼ばれる散策路に辿り着きました。四間道は奇跡的に戦火を免れたため、現在でも戦前の街並みが残っています。1986年には名古屋市の街並み保存地区に指定されました。
まるで江戸時代へタイムスリップしたかのような景観が広がります。ここ数年では、石垣の上に建つ土蔵や町家を利用したカフェやレストランも増えています。
私もときどきこの辺りで食事をしますが、名古屋にいるはずなのにちょっぴりショートトリップをしたような気分になって好きです。
堀川沿いから少し奥へ行くと、路地裏にひっそりとたたずむ「NO DETAIL IS SMALL(ノー ディティール イズ スモール)」へ。
店内にはこだわりのノートがずらりと並んでいます。
ここでは紙から選んでオリジナルノートもつくることもできるんです。これだけ種類があると迷ってしまいますね。
店内ではコーヒーもいただけるので、オリジナルノートをつくったあとは、コーヒーを飲んでのんびり過ごすのも良さそうです。
四間道を歩いていると、長屋の一角にお花屋さん「emof(エモフ)」が。ふとお花屋さんがまちの中に現れるだけで、テンションが上がります。
emofさんからまっすぐ進むと、本格的なフランス洋菓子がいただけると噂の「フランス焼菓子CHANDELIER(シャンドゥリエ)」があります。
どれもとってもおいしそう!中でも、人気なのが「グレープフルーツタルト」。グレープフルーツとピスタチオクリームがたっぷり入ったサクサクのタルトです。
他にも焼き菓子やケーキがたくさん並んでいました。お土産にいくつか購入して食べましたがどれも絶品!スタッフと感動しました。店内では、イートインもできますよ。ぜひ円頓寺商店街へ行ったら立ち寄ってみてくださいね。