目次
食事に使うカトラリー。毎日使うものだからこそ、少しこだわってみませんか。そんな「ちょっとこだわりたい」を叶えてくれるのが、岡山県西粟倉村にある、西粟倉・森の学校から発売されている「ヒトテマキット」です。
手づくりの木のスプーンって憧れるけど、なかなか自分だけでは挑戦しにくいですよね。ですが、この「ヒトテマキット」なら、削って磨いて、自分だけの木のカトラリーがご自宅でつくれちゃうんです。
好きなかたちに削って、磨くだけ。
自分だけのカトラリーづくり。
ヒトテマキット デザートスプーン ¥810(税込)
「ヒトテマキット」は、木のカトラリーを手軽に手づくりできるというもの。間伐材のヒノキの板をあらかじめスプーンやフォークの形にカットしてあるので、木枠から外したらあとは思いのままに削って磨くだけ。手軽にカトラリーづくりをはじめられます。
「ノコギリ要らずで、パチッと型から外して削って、磨くだけで食器がつくれるようなものがあれば」。そんな想いから、ヒトテマキットは生まれました。
岡山県で育ったヒノキの間伐材を使用
「ヒトテマキット」に使用されているのは、岡山県で育ったヒノキの間伐材。建材の端材を活用し、山の恵を無駄にせず、購入することで日本の森を元気にできる商品なんです。
かつて、日本中で植林されたヒノキやスギは、外国産木材に押され価格が下落。多くの森が管理されることなく荒れ果て、社会問題になっています。”間伐”や”枝打ち”などといった手入れが行き届かない山は、土砂崩れや倒木などにつながる可能性が高くなります。
こうした問題を解決するためには、国産の木材をもっと使い、日本の林業を活発にしていく必要があります。西粟倉・森の学校では「森を守る」ためだけの仕事ではなく、国産材の持つ力を信じて、木の良さを伝えられるような、木のある暮らしづくりや評価されるものづくりをはじめました。
ヒノキは高い耐久性があり水にも強いため、キッチンや洗面など水回りによく使用される木材です。ヒノキ風呂もそうですよね。また、ヒノキは適度な油分を含んでいるので、使い込むうちにツヤが増して、味わい深くなるという特徴も。ヒトテマキットのヒノキは、防腐剤が使われていないという点もポイントです。