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日本最大級の商業リゾート施設「ヴィソン(VISON)」内に、2021年7月20日にオープンした「ホテルヴィソン(HOTEL VISON)」。
”身体と自然をつなぐ宿泊施設”をコンセプトに、ホテルタイプとプライベートヴィラからなる「ホテルヴィソン」と「旅籠ヴィソン」で構成。建物には三重県産木材を可能な限り使用しています。
今回編集部は、客室見学ツアーに参加してきました!
ホテル棟は丘陵斜面に建ち、地上1階から10階までの10フロアで構成。2階から9階に客室を展開。フロントは最上階の10階にあります。
アプローチを渡り、客室のあるホテル棟へ。
まずは「ホテルヴィソン」のホテルタイプから。美術館のような空間に心踊ります。
屋外テラスで多気の自然を満喫
「HOTEL VISON(ホテル ヴィソン)」
テラスツインルーム
ホテルヴィソンで最もスタンダードな客室「テラスツインルーム」。室内と同じ面積のプライベートテラスが特徴です。(※テラスなしの客室もあり)
白と木を基調とした室内は、モダンで落ち着く空間です。
こちらがプライベートテラス。とても広々としており、見晴らしも抜群!
ゆったりと読書を楽しだり、ディナーやお酒を楽しんだり、自分だけの贅沢な時間が過ごせます。日当たりも良いので、日光浴も気持ち良さそうですね。
テラスに面している浴室の窓を開ければ、露天風呂気分が楽しめちゃいますよ!テラスに露天風呂が備わっているタイプの客室もあります。
露天風呂付きスイートルーム
リビングルームとベッドルームからなる72㎡の「露天風呂付きスイートルーム」。
客室内バスルームからトイレ・屋外テラスまでを一つの空間と考える「ウォーターリビング」の発想で、テラスには露天風呂が設置されています。
寝室とリビングの間にあるテレビは回転させることも!
別荘のような、戸建て隠れ家
「VILLA(ヴィラ)」
続いてはヴィラのエリアへ。
3タイプ全6棟のヴィラがあり、それぞれ24節気の季語からとった名前が付けられています。デザインはそれぞれ異なるアーティストさんが手がけられたのだとか。
今回は「東風吹」と名付けられた茶室ヴィラへ。自然にヴィラの存在が溶け込むよう、外観建物には黒く塗装した地元産の杉材が使用されています。
広さは103㎡。リビングと寝室の他に、茶人・千宗屋氏監修の本格的な茶室があるのが特徴です。茶道の世界にじっくりと浸る、特別な時間が過ごせます。
カジュアルにお茶を楽しめるよう、リビングにもお茶セットが。
リビングからは多気の大自然を一望できます。庭にある水の溜まっていない池は、雨水がたまることで池ができるつくりなのだとか。
プライベートガーデンを独り占めしながらの露天風呂は、最高に贅沢な時間です。
シャワールームに使用されているのは、亀谷窯業のタイル。レトロな雰囲気が茶室とマッチしています。
8月オープン予定「旅籠ヴィソン」
2021年8月には「旅籠ヴィソン」もオープン予定。(写真右側の建物)
4棟から成る旅籠棟では、各棟1階に入居するテナントがプロデュースする洗練された世界観を各客室で体感できます。
普段の生活では体験できない「しつらえ」が、家族旅行やグループ旅行で手軽に楽しめます。こちらもオープンが待ち遠しいですね。
温浴施設「本草湯」でゆったり
ホテルヴィソンの宿泊者は、温浴施設「本草湯」が無料で利用できます。
三重大学とロート製薬の共同研究により実現した「本草湯」では、VISON独自の「本草七十二候」という考えに基づき調合された、72種類の薬草湯を一年を通じて楽しめます。
ぜひ植物の力で癒されてみては?!
ホテルヴィソンでは多気町の豊かな自然を体感しながら、非日常な時間を楽しめます。伊勢神宮や世界遺産の熊野古道までのアクセスも良好なので、旅の拠点としても。
VISON内にはさまざまなグルメも充実していますので、ぜひ合わせて堪能してみてくださいね。