韓国ビールの魅力を徹底解説!人気の銘柄&楽しみ方

掲載日:2025.01.28
韓国ビールの魅力を徹底解説!人気の銘柄&楽しみ方

韓国旅行に行ったら現地のお酒を楽しむのも旅行の醍醐味のひとつです。韓国でビールが広く消費されるようになったのは比較的最近のこと。1988年のソウルオリンピックや2002年の日韓共催FIFAワールドカップを契機に消費が拡大し、2010年代に入ってから輸入ビールの増加や規制緩和によりさらに多様化しました。

その特徴は、苦味が少なくスッキリとした爽快な喉ごし。アルコール度数は4.5〜5%程度が主流です。ライトで飲みやすいものが多いので、日本のビールは苦手だけど、韓国のビールなら飲める!という方も多いんです。

今回は韓国へ行ったらぜひ飲んでいただきたいビールをご紹介します。

 

人気銘柄ベスト5

韓国には多くのビールブランドがありますが、特に人気のあるものを5つご紹介します。

韓国で人気爆発中!「TERRA(テラ)」

韓国 ビール

「TERRA(テラ)」は、2019年にHITEJINROが発売した韓国の新ブランドビールです。オーストラリア産麦芽100%を使用し、旨みと苦みのバランスが絶妙です。自然発生の炭酸による強い炭酸感と、きめ細やかな泡が特徴的です。

ラガースタイルで、すっきりとした辛口の味わいながらコクがあり、アルコール度数は4.5%〜4.6%と飲みやすさも魅力です。チメク(チキンとビールの略語)との相性が特に良く、発売から100日で出荷本数1億本を突破した大ヒット商品です。

最近では、韓国ドラマの中にも「TERRA」をイメージした「緑のパッケージのビール」が登場したり、大手航空会社の機内ビールでも採用されるなど、韓国の新定番ブランドとなっています。

国民的ビールブランド「CASS(カス)」

韓国 ビール

CASS(カス)は、1994年に誕生したOBビールが誇る韓国の国民的ビールブランドです。カスは、独自の発酵工法による100%非加熱処理で製造。この製法によって、新鮮な味わいと爽快な喉ごしが特徴となっています。

アルコール度数4.5度で、ライトな飲み口ながらも、ピリッとした爽快感が楽しめます。麦芽とホップに加え、コーンやスターチも使用しており、やや甘みのある味わいが特徴です。特に辛い韓国料理との相性が良く、ソウルで最も売れているビールとして知られています。

CASSと並ぶ韓国の代表的なビールブランド「Hite(ハイト)」

ハイトビールは、HITEJINROが発売したCASSと並ぶ韓国の代表的なビールブランドです。1993年に「地下150m天然岩盤水で作ったビール」を売り文句に「ハイト(Hite)」ブランドを発売し、大ヒットを記録しました。アルコール度数は4.5%で、すっきりとした味わいと程よい苦みが特徴です。TERRAが登場する以前は、HITEJINROの主力商品として韓国ビール市場で重要な位置を占めていました。

日本を含む海外市場にも積極的に輸出しており、近年では健康志向に対応した「hite ZERO」も展開しています。

韓国初の国産ビール「OBラガー」

韓国 ビール

OBラガーは、1952年に誕生した韓国初の国産ビールです。CASSと同じく非加熱処理製法を採用し、フレッシュな味わいが特徴です。アルコール度数は4.4%で、軽やかな飲み心地と爽やかな後味が人気の秘密です。

麦芽とホップの調和のとれた味わいで、韓国料理全般との相性が良く、特に焼肉やチメクとの組み合わせが好まれています。

ビール愛好家からも愛される「KLOUD(クラウド)」


KLOUD(クラウド)は、ロッテ七星飲料が2014年に発売した比較的新しいビールです。このビールの最大の特徴は、麦芽100%を使用したオールモルトビールであること。従来の韓国ビールにはない、ほろ苦い味わいを提供し、ビール愛好家から高い評価を得ています。

KLOUDという名前は、韓国の「K」とビールの泡を表す「クラウド」を組み合わせたもので、韓国を代表するビールを目指す意気込みが込められています。最近では、ノンアルコールバージョンの「クラウドクリアゼロ」も人気を集めており、本格的なヨーロッパスタイルのビール風味を楽しめると評価されています。


今回は人気の銘柄5種を紹介しました!韓国ビールは、その軽やかな味わいから、韓国料理との相性が抜群で、飲みやすくどんなシーンでも楽しめます。一部の商品は日本からでも購入可能なので、ぜひ試してみてくださいね。

Life Designs (ライフデザインズ)は、”東海エリア(愛知・岐阜・三重)の暮らしをもっと楽しく”をテーマに、情報発信するライフスタイルメディアです。

おでかけやランチの参考など、読者のみなさんの日常に寄り添えるメディアでありたいと思っています。運営しているのは、食・おでかけ・趣味に日々全力な編集部員たち。自分たちが東海エリアで生活する中で、出会ったモノや場所、琴線に触れたことをメディアを通してお届けしていきます。

おすすめスポット