名古屋市のシンボル的存在である「松坂屋名古屋店」が、2024年11月20日から順次リニューアルを実施し、新たなランドマークとして生まれ変わりました。ファッション、アート、グルメといった多彩な体験を提供する魅力的なスポットとして話題沸騰中です。
今回のリニューアルでは、松坂屋が掲げる「新しい文化・体験を名古屋から発信する」というビジョンを体現。地元住民はもちろん、観光客にとっても見逃せない注目スポットになっています。
目次
本館4階|新ファッションゾーン
「CENTRAL STAGE(セントラルステージ)」
2024年11月20日にオープンした本館4階には、東海地区初出店のブランドやジュエリー、アートなど、多彩なアイテムを取りそろえた新たなファッションゾーンが誕生しました。
「コラム」「シクラス」「エブール」などの日本発ラグジュアリーブランドを中心に、アパレルだけでなく、ジュエリーやフレグランスなども豊富に展開しています。
注目ポイント:新ファッションゾーン「CENTRAL STAGE」
さらに、フロアの中央には松坂屋名古屋店が運営・発信する新たなファッションゾーン「セントラルステージ」を新設。国内外の話題のファッションやクリエイティブなジュエリー、日常生活で気軽に楽しめるアートを展開し、心地よい空間で新しい体験を提供しています。
新たに設置された「レストスペース」や「ウォールミュージアム」にも注目です。「ウォールミュージアム」は期間ごとの展示が変わるため、訪れるたびに異なる展示が楽しめるのもポイントです。
ジュエリーブランドの種類もとっても豊富!国内外の人気ブランドがそろっています。
4階には名古屋・中京圏の新たなアートの発信拠点となる「spiral art gallery」も併設されています。ここでは、公募型アートフェスティバル「SICF」の出展作家をはじめ、多彩なアートや、クラフト、デザインアイテムなどを紹介しています。
リニューアルをきっかけに、南館から本館4階に「ハーブス」も移設されました。店内はダークブラウンの木と丸い柱が特徴的なクラシックモダンの内装で、お買い物の合間にくつろげる空間となっています。
お買い物の合間に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
注目のブランド
4階ではリニューアルにともない、魅力的なファッションブランドが登場しました!「CENTRAL STAGE」を含む14店舗が新規導入の新たなファッションブランドです。
その中から注目のブランドをご紹介します。
COLUMN (コラム)
柔軟で現代的な女性に向けたコンテンポラリーブランド。凛とした公私にわたるシーンで活躍する一方で、大胆に旬の気分を取り入れた幅広いシーンに女性らしい美しさを添えるラインアップを展開しています。
BIJIN COMPANY (ビジンカンパニー)
理想的な艶肌へと導くスキンケアブランド「艶肌シリーズ」。キメ、ハリ、潤いに特化し、内側から輝くような肌を目指します。さらに、似合うメイクを提案する「艶肌メイク」も実施されています。
BONAVENTURA (ボナベンチュラ)
イタリア・ミラノ発のラグジュアリーレザーグッズブランド。美しさと機能性を両立し、タイムレスで洗練されたデザインを提供。細部に至るまで磨き上げられたファンクショナリティで、日常を格上げするレザーグッズがそろいます。
emmi (エミ)
「クリアモード」をコンセプトに、ベーシックで洗練された大人のデイリーウェア、トレンドを取り入れたリラクシーなヨガウェアやスニーカーを展開。多様化するライフスタイルに合わせたスタイリングを提案するブランドです。
YON (ヨン)
“はるか彼方の未来や自然、人々に届けたい”という想いを込めたエシカルでサステナブルなジュエリーブランド。ラボ・グロウン ダイヤモンドを使用し、その美しさとメッセージを伝えます。
SHiZENDO (シゼンドウ)
馬具の技術を活かしたバッグや革小物を製作するブランド。馬具製作の技術と精神を現代のライフスタイルに合わせて再解釈し、高品質で機能的なバッグや革小物を提供しています。
m-i-d (エムアイディー)
M-PREMIER、M-premierBLACK、AVENIRETOILEが揃う東海地域初の複合ショップ。上質なストアデザインの空間で、フェミニンかつラグジュアリーなエレガンスファッションを提案しています。
CYCLAS (シクラス)
現代の凛とした女性像を表現し、多様なライフスタイルに合わせたReady-to-wearコレクション。控えめでありながら強さを持ち、タイムレスでありながら現代的なアティテュードを表現するブランドです。
本館3階|インターナショナルブティック
続いては3階へ行ってみましょう!
こちらのフロアは、2024年11月29日に本館3階を「インターナショナルブティック」としてリニューアルオープン。ラグジュアリーブランドを中心に、アメリカのファッションデザイナー、リック・オウエンスのブティックも新たに出店しています。
トレンド感や高級感を楽しめる空間として、松坂屋ならではの上質なショッピング体験ができます。
注目のブランド
AMIRI(アミリ)
2014年にマイク・アミリが設立したメンズ&ウィメンズウェアを展開するモダンラグジュアリーブランド。洗練されたクラフツマンシップに、ロサンゼルスのオーセンティックなスケートボードやストリートカルチャーを融合させたスタイルが魅力です。
alexanderwang(アレキサンダーワン)
「アルファウーマン」をはじめとする女性らしさがありながらもフロンティア精神のある力強い女性像を体現するブランド。デザインへの自由奔放なアプローチと都会的なユニフォームを常に進化させ再定義するコレクションを展開しています。
Rick Owens(リック・オウエンス)
1994年、ロサンゼルスにて創立。2003年パリに移り住み、メンズとウィメンズのオリジナルレーベルを拡大し、RICKOWENSLILIESとDRKSHDWラインも発表。2019年CFDAメンズウェアデザイナー賞、2021年WWD年間最優秀ウィメンズウェアデザイナー賞を受賞。
アスティエ・ド・ヴィラット
1996年にイヴァン・ペリコリとブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットによって設立された、パリ発のライフスタイルブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」。日本における2店舗目となる直営店が3階にオープン。
陶器やお香、キャンドル、ガラス製品、文房具、さらにはテーブルランプや照明器具など、厳選されたアイテムを豊富に取り揃えています。
本館8階|国内百貨店初の全面アートフロア
松坂屋名古屋店本館8階が「ART HUB NAGOYA」として、フロア全体がアート専用の空間へと生まれ変わりました。
「東海エリアのアートマーケットの中心地に」というコンセプトのもと、美術売場の面積を従来の約2.5倍に拡大し、約800平方メートルにわたる広大なアート空間を展開。アート作品の展示・販売だけでなく、ギャラリーやブースを活用し、若手アーティストの育成や支援にも力を入れています。これにより、東海エリアのアートシーンを活性化させる唯一無二の場所となっています。
さらに、アートをテーマにしたカフェ「unique(ユニイク)」も併設。大須で人気のカフェ「だから、今日がよかったと思える。」が手がける新業態です。
来場者は、アートに触れながらくつろげる空間で、より身近にアートを楽しめます。
北館地下1階|お酒の専門店&レストランゾーン
北館地下1階は「リカーゾーン」としてリニューアルされ、お酒の専門店とレストランが集まる新たなグルメスポットとなりました。昼夜で照明が切り替わり、異なる雰囲気を楽しめる演出も話題です。
①お酒売り場の拡大
面積を約3倍に拡大し、日本酒、ワイン、ウイスキーなど多彩な種類のお酒を取り揃えています。
②レストランゾーン
和・洋のレストランが計7店舗出店し、昼夜を問わず多彩な料理を楽しめます。
注目の店舗
IMADEYA NAGOYA SAKAE(イマデヤ ナゴヤ サカエ)
千葉の酒屋「いまでや」が東海地区初出店。日本のお酒を中心に約700種を取り揃えています。
東京てまり鮨 こたま
「築地玉寿司」が手掛ける新業態の立ち食い鮨店。遊び心あふれる京和菓子のようなてまり寿司を提供しています。
築地玉寿司
築地玉寿司は、江戸前寿司の伝統と味を守り続ける築地の老舗の寿司店。落ち着いた店内でカジュアルな江戸前寿司と新鮮な魚介をいただけます。
そば処 いせや
手打ちそばを提供する老舗店で、こだわりのそばを味わえます。
ビストロ・ドゥ・ラ・メール
フランス料理をベースにしたビストロで、海の幸を中心としたメニューを提供しています。
今回のリニューアルで、松坂屋名古屋店は「買い物する場所」から「体験する場所」へと進化しました。ファッション、アート、グルメの分野で新しい文化を発信する場として、名古屋市民だけでなく観光客にとっても見逃せないスポットです。
ぜひ、松坂屋名古屋店の新しい魅力を体感しに足を運んでみてください!