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岐阜県岐南町にあるセレクトショップ「長月」。
雑貨・服・ハンドメイドアクセサリーを中心に、シンプルながらハイセンスで魅力的なアイテムがセレクトされています。ワークショップや企画展が楽しめるスペースも併設され、ショッピングと体験が同時に楽しめる複合的な空間を提供しているお店です。
今回はそんな長月の魅力に、たっぷりと迫ってみたいと思います。
※2020年2月29日(土)にて、長月は閉店となりました。
https://nagatsuki.life/news/37601.html
「長月」の誕生ストーリー
もともとインテリア関係の会社で働いていたという、店主の尾関加奈子さん。なぜセレクトショップをはじめることになったのでしょうか。
尾関さん:「知り合いがやっていた雑貨屋さんが閉店することになり、「できれば知り合いに譲りたいから、やってみない?」と声をかけてもらったことがきっかけです。「いつかは独立して自分で仕事がしたい!」という想いがあり、譲り受けることにしたんです。はじめは店名も引き継いだときのまま、2010年3月からお店をスタートしました。」
尾関さん:「店名を変えずに営業を続けいてものの、ずっと人の店という感覚が抜けませんでした。以前の「melangelica」は雑貨屋さんらしいファンシーなものが多かったのですが、私自身はシンプルでカッコ良いものが好きだったので、その点にもずっと違和感を抱いていたんです……。
6年ほど経った頃、主人も一緒に店をやるということになり、男性でも来やすいお店にしようと店舗を改装しました。どうせならと、取り扱うアイテムも自分たちらしいものに、一新
しました。店名もこのときに『長月』に変えて、2015年9月に再スタートしました。」
あえてコンセプトは強くしない
アイテムはどのようにセレクトされているのでしょうか。
尾関さん:「お店としてのコンセプトとしては、あまり強く持たないようにしています。「いま、この商品を仕入れたら楽しそう!」という自分やスタッフの直感、お客様の反応を大切にしています。」
長月に並ぶアイテムは、どれもシンプルながらハイセンスで魅力的なものばかり。手書きのポップが添えられ、一つひとつじっくりと眺めたくなる空間です。