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秋も深まりアウトドアシーズンの到来。キャンプ場で嗜む飲み物といえばコーヒーが主流ですが、日本のアウトドア飲料の原点は「抹茶」でした。
かつて戦国大名たちが野遊びや狩りをする中で茶会を楽しんでいたことから、野山でお茶を点てる文化「野点(のだて)」は生まれました。季節の移ろいを感じる自然の中で、作法にとらわれず自由に一服できるのが特徴。。四季に寄り添い花見や紅葉狩りなど行楽を楽しん
できた日本文化の歴史にとって、抹茶はアウトドアで愉しむ飲料の原点といえます。
そんな野点を楽しめる「野点セット」が、Snow Peak × 中川政七商店 × 茶論のトリプルコラボレーションによって、2020年11月2日(月)よりオンラインショップおよび一部直営店にて数量限定発売されます。
良質なアウトドア用品を製造する「Snow Peak」、日本の工芸をベースにものづくりをする「中川政七商店」に加え、茶道ブランド「茶論」の監修によってアップデート。
軽量で丈夫なチタン製の茶碗や、コンパクトに納まる天然素材の茶道具など、日本のものづくりを活かしながら現代の野点のための道具として開発されました。
野点を現代にアップデート
日本のものづくりを活かした、全6アイテム
日本のものづくりを活かした、全6アイテムを開発。2016年に第1弾の野点セットが発売され、即完売。今回は茶論が加わり、さらに仕覆(しふく)の素材を大きくアップデートした第2弾です。
【仕覆(しふく)】
表地に中川政七商店のルーツである手績み手織りの麻生地を、裏地にSnow Peakのテント生地を使用。裾口にはテント用の金具や紐をあわせ、機能性とデザイン性を兼ね備えました。各ブランドをイメージした「瑠璃」「古代紫」「海松藍」の3色展開。【茶碗】
軽くて丈夫なチタン製の茶碗。二重構造で保温性が高いため野外でも冷めにくく、おいしいお茶をいただけます。【茶杓(ちゃしゃく)・茶筅(ちゃせん)・棗(なつめ)】
折畳み式の茶杓・約7cmのミニ茶筅・抹茶がこぼれにくい内蓋付きの棗。茶碗の中にすべて納まるよう特別にあつらえました。いずれも天然素材を使用し、奈良高山や栃木の職人と試行錯誤を重ねました。【茶巾(ちゃきん)】
茶碗を拭うための茶巾。中川政七商店が創業時から扱い続ける手績み手織りの麻生地で仕立てています。
誰もが野点を楽しめるガイダンス付き
茶道未経験者でも気軽にたのしめるよう、茶論のブランドディレクターを務める茶人・木村宗慎氏監修による野点ガイダンスも同梱されています。作法にとらわれないのが野点とはいえ、道具の扱い方は心得ておきたいもの。またせっかくなら、お茶会さながらに点前を披露して人々をもてなしたいですよね。
図解での解説に加え、お茶の点て方をWeb動画で確認できます。茶道未経験者でも、誰もが野点を楽しんでいただけます。
日常から離れた景色の中でまるで「茶会」を開くように、アウトドアでの新しい体験を楽しんでみませんか?数量限定のため、おはやめに。