2024年6月に高知県高知市にオープンした「OMO7高知 by 星野リゾート」。「OMO(おも)」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテルです。
毎日開催される「よさこい楽宴LIVE」、街の魅力をディープに体験する「ご近所アクティビティ」、「えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座」など、高知の文化を体験できる仕掛けが満載なのも「OMO7高知」の魅力!いくつかピックアップしてご紹介します。
目次
地元密着感たっぷりの街路市
「ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツアー」
高知の観光名所を代表する街路市。高知市では曜日ごとに開催される街路市があり、現在は火・木・金・日曜にそれぞれ異なる場所に露店が並びます。
OMO7高知では開業時から日曜市のガイドツアーを実施していますが、「より多くの方に街路市の魅力を伝えたい」と、新たに木曜市のツアーもスタート。木曜市は日曜市と比較して小規模ながら、その分ゆっくりと店主さんと交流できるのが魅力なのだとか!
まずは「ご近所マップ」の前で、木曜市についてのレクチャーからスタート!
ツアーの魅力は、エネルギッシュな高知のハチキンに出会えること。「ハチキン」とは土佐弁で快活、働き者、勝ち気で活発などといったエネルギーに満ちた女性のこと。
路面電車に揺られて、いざ木曜市へ!
4つの街路市のうち2番目に規模が大きく、約70店舗が並ぶ「木曜市」。野菜や果物といった生鮮から、和菓子やパンなど、さまざまなお店が軒を連ねています。
まず訪れたのは、つき立ての餅がいただける人気店「大﨑餅店」さん。「いももち」や「しば餅」などおいしそうなお餅がずらりと並びます。きび粉や蕎麦粉を使った「しば餅」は必見ですよ!
続いて訪れたのはハチキンお母さんに出会える弘田さんのお店へ。旬の野菜や果物がずらり。
「この直七(なおしち)はお酒とも合うよ〜」など、ハチキンお母さんがおすすめの食べ方を教えてくれます。エネルギッシュなハチキンお母さんと話していると、こちらも元気になってきます!
OMOレンジャーさんが店主さんとの交流を繋げてくれるので、はじめてでも「木曜市」を満喫できますよ。
木曜市の看板グルメ「いも天」など試食が楽しめるのも、「ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツアー」の魅力です。
※出店状況により試食・試飲内容の変動あり
続いて訪れたのは、こちらもハチキンお母さんに出会える「杉本果実店」さん。「食べてみて〜」と、水晶文旦の試食をいただきました。プリプリ&ジューシーな果肉に驚き!!
さまざまな柑橘類に出会えるのも、高知の街路市ならではですね。
高知のソウルドリンク「冷やしあめ」で乾杯!
「武田商店」さんでは冷やしあめだけでなく、立ち食いの「中日そば」も人気。うどんのつゆにラーメンを組み合わせたもので、街路市の名物です。
高知でしか体験できないディープなご近所ツアー、ぜひ参加してみてくださいね!
OMOレンジャーが語りつくす!
「土佐のおきゃく講座」
毎日17:00〜17:30に開催されている「えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座」。
高知といえば、お酒と交流を楽しむ宴会好きの県民性。この講座では、そんな高知の宴会文化「おきゃく」の魅力について、OMOレンジャーが語りつくします。
例えばこちらは高知の宴会文化「おきゃく」に欠かせない「皿鉢(さわち)料理」に使われる大皿。なんと直径約40cmもあるんです!
刺身や煮物などから、高知名物の「田舎ずし」まで、さまざまな料理を盛り付けます。
OMO7高知のビュッフェでは、「皿鉢料理(さわちりょうり)」のように、大皿に盛り付けて「マイ皿鉢」がつくれますよ。
宴会のお座敷遊び「べく杯」や「菊の花」の体験コーナーも!講座が終わる頃には、すっかり「おきゃく」の虜になってしまいました。
大迫力の「よさこい楽宴LIVE」
毎日21:00〜開催されている「よさこい楽宴LIVE」。高知の夏の風物詩「よさこい祭り」が体感できるアクティビティです。
地元クリエイターの協力のもと、踊り、音楽、衣装、全ていちから創作したOMO7高知のオリジナルよさこいです。
戦後の復興支援として1954年に高知市ではじまった「よさこい祭り」。毎年8月9日~12日には、鳴子を手に色鮮やかな衣装とエネルギッシュな踊りで街中はよさこい祭り一色に包まれます。
ショーは鳴子を持って参加!スタッフさんが鳴子の鳴らし方もレクチャーしていただけるのでご安心を◎
よさこい楽宴LIVEのはじまりは、高知市民に親しまれている「正調よさこい鳴子踊り」からスタート!よさこい鳴子踊りの原型と言われる高知の民謡「よさこい節」に合わせて踊る日本舞踊からはじまります。
厳しい稽古を重ねたスタッフさんたちの演舞は大迫力です!
ショーの途中には、よさこい鳴子踊りのレクチャーコーナーも!恥ずかしがらずに、ぜひ参加してみてくださいね。OMO7高知ならではの思い出になること、間違いなし。
最後は、ここでしか見ることのできない「OMO7高知オリジナル演舞」。「はっ、はっ」という掛け声がフィナーレをさらに盛り上げます。
オリジナルの衣装にも注目!
衣装には、南国高知をイメージしたオレンジ色を基調とし、衣装帯には四万十川や海を表す青色をあしらっています。フラフは、月明かりに星がきらめく夜空のイメージに加え、高知の海原で泳ぐ鯨も楽しい宴に酔いしれる姿を描いています。
※「フラフ」とは大漁旗をモチーフにした巨大な旗のこと
ショーの後は記念撮影タイムも。「こじゃんと、よさこい」の掛け声でハイチーズ!
お部屋でおきゃく文化体験
「酔っちょれセット」
「まだまだ飲み足りない〜」という、お酒好きの方におすすめなのが「酔っちょれセット」。夕方の「土佐のおきゃく講座」で学んだお座敷遊びが体験できるセットです。
おつまみ・高知の地酒2本・べく杯がセットになっています。
べく杯は、「ひょっとこ」「天狗」「おかめ」の3種類。
「ひょっとこ」の杯は、口のところに穴が空いているので、指で押さえないとお酒が漏れてしまいます。
「天狗」の杯は、長い鼻の先までたっぷりとお酒が入ります。なんと通常の杯の4〜5杯!お面をつけるように飲み干します。
おかめの杯は「顔を下にして置くのはかわいそう」なので、お酒を入れたままでは置くことができません。
さっそくお座敷遊び「べく杯」に挑戦してみることに!
陶器のコマを回して、止まった時に軸の向いている方角に座っている人が、出た絵柄の杯に酒を注いで飲み干します。実際にやってみると、コマを回すのが想像以上に難しい!
べく杯のおかげで宴は大盛り上がり!おいしいおつまみと地酒と共に、高知の宴会文化が楽しめました。べく杯は持ち帰りOKなので、ご自宅でも楽しめますよ。
OMO7高知では、「こじゃんと楽宴 さぁ、夜さ来い!」というコンセプトの通り、高知の文化から食まで、ディープな高知をこじゃんと堪能できますよ!