大阪で55年ぶりの開催となる「大阪・関西万博」。大阪市浪速区にある「OMO7大阪 (おも)by 星野リゾート」では、万博マエから万博アトまでホテルでも楽しみ尽くせる新感覚コンテンツ「ほれてまうわ、EXPO」を展開しています。(2025年2月13日〜10月13日)
「より万博を理解してとことん楽しんでほしい」という熱い想いから、旬の万博情報を毎晩お届けする「ほれてまうわ、EXPO LIVE!」、毎晩開催している「”なにわ”ってなんやねん講座」、「EXPOつながって展」「EXPOサポート」など、万博旅を楽しむ仕掛けが満載です!
実際に一泊二日でOMO7大阪の大阪・関西万博を楽しみ尽くすホテルコンテンツを体験してきました。
※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。
目次
万博会場まで電車で約25分
OMO7大阪へのアクセス方法

大阪の人気の観光スポット「新世界」も徒歩圏内!
「OMO7大阪」の一つ目の魅力は、JR「新今宮駅」駅から目の前というアクセスの良さ!
大阪駅から約15分、新大阪駅から約20分、関西国際空港から約37分と、さまざまなスポットに行きやすいので、旅の拠点にぴったり。
万博会場がある「夢洲駅」までも電車で約25分です。
全長約85mの開放的な空間
パブリックスペース「OMOベース」
エントランスを入ると出迎えてくれるのが、全長約85mのとても開放的なパブリックスペース「OMOベース」。駅前とは思えない、ゆったりとした時間が流れています。
OMOベースの入り口近くにある、幅6m × 高さ4mの大きなボードに描かれているのは「ご近所マップ」。OMO7大阪のスタッフさんが実際に足を運んで見つけてきた、徒歩圏内のディープな情報が紹介されています。
万博の楽しみ方をOMOレンジャーが徹底的にサポート!「EXPOサポート」
OMOベースで14:00〜17:00の時間帯に登場するのは「EXPOサポート」。
万博会場へのアクセス方法や、チケットの購入方法をはじめ、ご近所ガイドOMOレンジャーが実際に会場へ足を運んで見つけた情報をもとに、今行くべきおすすめのパビリオンや、注目の食事、会場の回り方など万博の楽しみ方を提案してくれます。
17:00までの開催なのでチェックインしたら、ぜひ足を運んでみてくださいね!
【EXPOサポート】
期間:2025年2月13日~10月13日
時間:14:00~17:00
場所:OMOベース
対象:宿泊者優先
122年前の新世界と博覧会のつながりを知る!?「EXPOつながって展」
「OMOベース」の一角にある「ライブラリーラウンジ」で開催されているのが「EXPOつながって展」。
1903年に現在の新世界で開催され、1970年の大阪万博の開催につながったとされる「第5回内国勧業博覧会」。
当時使用されていた案内図や入場券、会場をスムーズに回るための早歩きマップなど122年前の貴重な資料を複写し展示しています。

展示のデザインを手がけたのは、「学校法人21世紀アカデメイア 専門学校 大阪デザイナー・アカデミー」 のグラフィックデザイン学科の生徒約30名。122年前の資料に思いを馳せることができるコラボレーション展示企画です。
当時の様子がわかる写真など、OMOレンジャーさんがリサーチして集めた貴重な資料がずらり。万博の歴史を知ることで、より大阪・関西万博への興味が沸きました!
【EXPOつながって展】
期間:2025年2月13日~10月13日
場所:ライブラリーラウンジ
時間:24時間
対象:宿泊者、日帰り
空飛ぶクルマの展示機が館内に登場!
OMOベースには、なんと「空飛ぶクルマ」も展示されています。こちらは株式会社SkyDriveが開発し、2020年8月に日本初の公開有人デモフライトを成功させた貴重な展示機。
実際に機体に触れるだけでなく、乗車気分まで味わえるんです。車のシートのような乗り心地で、想像以上に広々としていました。
万博会場に登場するのは、さらに開発が進んだ最新機体。「どんな風に進化しているのだろう?」と万博に行くのがさらに楽しみになる展示でした。
※期間限定のため詳しくはWebサイトをご確認ください
シチュエーションに合わせて選べる
多彩なゲストルーム
ファミリーやグループにおすすめ!「いどばたスイート」
お次は客室へ!
客室は8タイプ全436室。いずれの部屋も和紙畳が敷かれており(※ユニバーサルルーム、愛犬ルームを除き)、自宅のように靴を脱いでくつろげるスタイルです。
今回編集部が宿泊したのは「いどばたスイート」。
リビング空間には、大阪の代表的な観光スポットが描かれた「OSAKAボード」、大きなテーブル、ソファが。「いどばたスイート」という名前の通り、「今日はここに行こうか〜」「あそこも気になるね〜」など、旅の作戦会議ができますよ!
ベッドスペースは客室の四隅にあるので、ゆっくりと休めます。仲良しグループでも1人の時間が欲しいときってありますよね。
ソファがベッドになるので、最大6名まで宿泊可能。グループで泊まれるので、万博旅の宿泊にもぴったりです!
大阪の街を一望できる「コーナーツインルーム」
「コーナーツインルーム」のパノラマ写真のように広がる大きな窓からは、新世界のシンボル・通天閣や京セラドーム大阪など、大阪の街並みが一望できます。
OMOレンジャーと新世界をお散歩
「ほないこか、ツウな新世界さんぽ~EXPO Special~」
夕方からは、ご近所ガイドOMOレンジャーとお散歩しながら巡る「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」に参加してみました。
万博開催期間は「EXPO Special」と題し、この期間限定の特別ツアーに!1970年の大阪万博の開催につながったとされる「第5回内国勧業博覧会」が開催された新世界の街をOMOレンジャーと一緒に巡ります。
新世界は通天閣のおひざ元。昔は遊郭の女性たちが歩き、三味線や太鼓の音が”ジャンジャン”と響いたことから名前が付いたとされる「ジャンジャン横丁」へ!
1970年の大阪万博の建設関係者の方も多く訪れたのだそう。
1970年の大阪万博の時代からお店を構えている地元の方にもお話しを聞くことができました。OMOレンジャーさんが店主さんとの交流を繋げてくれるのも、ご近所アクティビティの魅力です。
「ここのお店は、◎◎が美味しいんです〜」とおすすめ情報も知れるのも、新世界初心者にはありがたかったです。
通天閣の下に展示されていたのは「残念石」。大阪の街にはあちらこちらにこのような巨石が転がっているのだそう。
「残念石」とは大阪城築城の際、未熟な輸送技術のために大阪城にたどりつくことができなかった石のこと。実はこの「残念石」も万博と関係があるんです。
「400年越しに大阪へ!『残念石』を『万歳石』へプロジェクト」と題し、万博会場内のトイレ建設に「残念石」が使われているのだそう。
ツアーの最後に訪れたのは「第5回内国勧業博覧会」のゲートがあったとされる「通天閣本通」。
「新世界と万博ってこんなにも繋がりがあったのか」と、新世界と万博の知られざる繋がりを知ることができました。
【ほないこか、ツウな新世界さんぽ~EXPO Special~】
期間:2025年2月13日~10月13日
時間:16:00~17:00
対象:宿泊者(事前予約制)
そのほかにも、OMOレンジャーさんおすすめの串カツ屋を2〜3件はしごする「めっちゃ串カツどっぷりツアー」や、ホテルから徒歩 15 分の市場に行き、大阪のだし文化について学ぶ「ええだし出てますわツアー」など、さまざまなご近所アクティビティが開催されています。参加無料なので、ぜひ気になるツアーに参加してみてくださいね!(※「めっちゃ串カツどっぷりツアー」は参加有料)
▼ご近所アクティビティの記事はこちら
https://life-designs.jp/webmagazine/omo-ranger/
「湯屋」でゆったりお風呂タイム
ホテルに戻ってきたあとは、みやぐりんに併設されている「湯屋」でゆったりお風呂タイム。大阪でお風呂屋文化が花盛りとなった時代を参考に、「光と影」を表現した外観が特徴です。
「湯屋」は1人1,000円で利用可能(※宿泊者限定)
天井部分には外に通じる天窓があり、浴室にいながらも、外の空気が感じられます。洗練された白の空間は、まるで美術館のよう。大阪の街中にいるということを忘れてしまうくらい、のんびりとお風呂を堪能できました。
万博開催期間限定メニューを味わおう!
万博期間限定のグルメも登場!
1970年の大阪万博で広まった洋食文化と、なにわグルメを掛け合わせたOMO7大阪ならではの新感覚なカフェメニューです。
OMOどてやきバーガーセット
OMOどてやきバーガーは、パティの上に大阪名物であるどてやきを重ね、じゅわ~っと口いっぱいに広がる肉感を感じられる一品。どてやきの甘辛い味わいと、チーズの濃厚さ、バーベキューソースの酸味が合わさることで、洋風「どてやき」を楽しめます。
OMOお好みドッグ
1970年の大阪万博で人気を博したアメリカンドッグ。「OMOお好みドッグ」は、ソースとマヨネーズ、鰹節、パセリをトッピングし、まるでお好み焼きのような見た目に仕上げたアメリカンドッグです。
デミグラスソースとウスターソースをブレンドしたソースの風味が、外はサクッと、中はフワとしたアメリカンドッグの食感にベストマッチ!
旬の万博情報を毎晩お届け!
「ほれてまうわ、EXPO LIVE!」
夕食後は19:30~20:00の時間帯に日替わりで開催されている、OMOレンジャーが、旬の万博情報を毎晩届ける「ほれてまうわ、EXPO LIVE!」に参加してみました。
「空飛ぶクルマ編」では大阪・関西万博でデモフライトを予定している「空飛ぶクルマ」の展示機もOMOベースに登場し、乗車体験や臨場感溢れる演出で未来観光が想像できます。
「大阪waraiのmirai編」 では吉本興業株式会社とコラボレーションし、日替わりで登場するお笑い芸人と、お笑い文化を深堀り、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」をお笑いを通して想像できます。
最後は参加者みんなで、大阪・関西万博オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」に合わせてミャクミャクダンス!
▼詳細はこちら
「ほれてまうわ、EXPO LIVE!」~空飛ぶクルマ編~
ほれてまうわ、EXPO LIVE!~大阪waraiのmirai編~
「なにわ」ってなんやねん講座
〜マニアが語るEXPOの世界〜
続いて20:30~21:00の時間帯に開催されているのは「「なにわ」ってなんやねん講座〜マニアが語るEXPOの世界〜」。
“万博マニア”と呼ばれる藤井 秀雄さんと二神 敦さんを隔週で招き、マニア独自の視点で万博の楽しみ方を伝える講座です。

万博マニア 藤井 秀雄さん
この日の講師は、これまで9カ国16カ所の博覧会を訪れ「万博おじさん」の相性で親しまれている万博マニアの藤井さん。
マニアが注目するおすすめのパビリオンやグルメ、万博の楽しみ方など、ここでしか聞けない情報が満載でした。「どのパビリオンに行ったら良いかわからない」という方はぜひ参加してみてくださいね。
【「なにわ」ってなんやねん講座 〜マニアが語るEXPOの世界〜】
期間:2025年2月13日~10月13日 毎週水曜日
時間:20:30~21:00
場所:OMOベース
対象:宿泊者
大阪をテーマにしたネオンアートで彩る
「PIKAPIKA NIGHT」
OMO7大阪の夜は、まだまだ終わりません!
最後は、宿泊者限定イベント「PIKAPIKA NIGHT」へ。トラやフグなど、大阪らしいアイコンのネオンアートが、ガーデンエリア「みやぐりん」を彩ります。

万博期間中は特別バージョンの映像が投影されています。
テラスデッキには「湯上がりご近所スタンド」が登場。
たこ焼き発祥のお店「会津屋」の職人さんが目の前で焼く、出来立てアツアツのたこ焼きは絶品!
ソース・青のり・紅ショウガなどを一切使用しないのが会津屋スタイル。生地に特製の醤油だしを使用しているので、口の中でふわ〜っと出汁の旨みが広がります。一口サイズなので、おやつ感覚でパクパク食べられるのも特徴です。あまりのおいしさに、おかわりしてしまいました。
「どのパビリオンを巡ろうか」と万博の作戦会議にぴったりですよ!
朝食で万博旅のエナジーチャージ!
朝食は「OMOダイニング」でのビュッフェ、もしくは「OMOカフェ&バル」のモーニングセットからセレクト可能です。
2025年4月1日から新スタイルビュッフェ朝食「Morning Specialties」がスタートしました。
だしを使って鉄板で仕上げるだし巻き玉子や、香ばしさにこだわった焼き魚は、シェフが目の前で仕上げてくれます。
鮮しい出汁の香りと牛肉の旨味が浸みる大阪の名物料理「肉吸い」。セルフでトッピングできるかつお節で芳醇な香りが立ち昇り、締めにもぴったりの、ほっとする一杯です。
型に入れてふっくら焼き上げた全粒粉とプレーンの食パン。パンの種類も豊富なので、パン派の方も大満足なはず!
フレッシュな野菜に、チーズやオリーブなどの豊富なトッピング、ドレッシングを合わせて、自分好みのマイサラダもつくれますよ!
万博会場は東京ドーム約33個分という広さなので、しっかりとエネルギーチャージしておきましょう。
「ほれてまうわ、EXPO」でしっかりと万博について予習ができたので、想像の何倍も万博を楽しむことができました。大阪・関西万博へ行かれる際の宿泊は、ぜひOMO7大阪へ!
【OMO7大阪 by 星野リゾート】
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須西3-16-30
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/