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枡の街・大垣にある「大橋量器」から新発売された、ポータブル枡「オトモシマス」。
キャンプ好きな職人の「こんな枡があったらいいな」という想いから生まれた、アウトドア使いができるコンパクトでポータブル性のある枡です。持ち運びしやすいサイズ、紐にはガイロープを使用など、キャンプ好きな職人の目線が詰まっています。
屋外でも枡を楽しんでもらいたい
キャンプ好きな職人の想いから生まれた「オトモシマス」
人との接触を避け、手軽に非日常感を楽しめるレジャーとして、現在アウトドアが注目されています。そんな中、キャンプ好きな職人の「野外でも絶品の枡酒を味わってもらいたい。湧水も枡で楽しんでもらいたい。」という想いから生まれた、オトモシマス。
“オトモシマス”という名前の通り、キャンプ・登山などのアウトドアから、散歩・ピクニックなどの、おでかけのお供にぴったりな枡です。
ポータブル性のあるコンパクトサイズ
オトモシマスの特徴は、ポータブル性を持せたコンパクトサイズ。鞄やズボンにつけても違和感がなく、収納にも困らない、ちょうど良いサイズです。
ちょっとしたおでかけにも持ち運びができます。1300年の歴史を誇る日本の伝統である枡の素朴な形と、木のぬくもり、そして桧の甘い香りを気軽に楽しめます。
ガイロープでアウトドア感を演出
紐には、ガイロープを使用。耐久性が高く、丈夫で長持ちするのでテントやタープを張る際にもよく利用されます。通常の枡より、底板を分厚くして見た目の可愛らしさにもこだわっています。
「オトモシマス」と一緒にキャンプに行ってきました!
「オトモシマス」と一緒にキャンプに行ってきました!実際の使用感をレポートしていきたいと思います。
自然豊かな場所だと、枡のヒノキの心地よさをさらに感じました。
カラビナを付けると、取り外しが簡単になるのでおすすめ!ガイロープを使用しているので、アウトドアの雰囲気とも馴染みます。
バックパックに付けてみました。アクセントになって可愛いですね!サイズもちょうど良い。
ズボンに取り付けても。散歩やピクニックの際は、このように取り付けておくと、すぐに使えて便利。
乾かしたいときは、このようにポールに引っ掛けることも。
せっかくなので、自然の中で枡酒をいただいてみました。どんな感じなのでしょうか。ワクワク。
枡のヒノキと日本酒の香りが合わさり、絶品!コップやシェラカップで飲むのとは全く違います。キャンプで枡酒が飲めるなんて、なんて贅沢なのでしょう。口当たりもよくなるので、目を閉じると料亭でゆったりと日本酒を楽しんでいるかのような感覚に。飲む器でこんなにも変わるのかと、驚きでした。容量も45mlと日本酒を飲むのに、ちょうど良いですね。
コンパクトな枡なので、軽量でコンパクト。これからもアウトドアのお供に連れていきたいと思います。スタメンギアの仲間入りです!
【オトモシマス】
価格 :1,500円(税別)
大きさ:大きさ:外寸 54 ㎜ ×54 ㎜ ×42 ㎜ 容量: 45ml
多彩なアイディアで、”枡”を現代の暮らしへ
「大橋量器」
岐阜県・大垣市は、「木枡」の生産において、全国の約8割をつくる日本一の産地。大垣市内には、3社の製造業者があり年間200万個もの枡を生産しています。
大橋量器は、日本の伝統の道具「枡」を専門に製作する企業として、1950年に創業。枡をつくり続けて、今年で70年になる、老舗の枡メーカーです。
70年の経験や技術を活かしながらも、これまでの枡の固定概念を覆すさまざまな挑戦を続けています。例えば、“枡をかっこよく、粋に”というコンセプトのもと誕生したのが、枡にビビッドな色をほどこした「Color Masu」。NYの五番街に出店するファッションブランド「ポール・スミス」でも販売され人気を博しました。
枡専門ショップ「枡工房ますや」、”枡”がテーマのカフェ「masu cafe」、などをオープンし、枡の魅力を発信し続けている枡メーカーです。
人工的に木材を組んで、ここまで液体が漏れないというのは、世界中どこを探しても枡しかありません。それほどの技術でつくられているにも関わらず、手に取りやすい値段というのも、枡の魅力。「枡工房ますや」「masu cafe」では、そんな枡の魅力に、気軽に出会うことができますよ。