名古屋市千種区の地下鉄「今池」駅から徒歩10分ほどの場所に位置する「ピグマリオン商會」。
静かな住宅街の一角にひっそりと佇むお店です。こちらの魅力は、何と言っても“ポーランド食器”が豊富に取り揃っているところ。今回は、お店の魅力やポーランド食器の特徴や楽しみ方などをご紹介します。
目次
コンクリートのシンプルな建物と、ポーランド食器をイメージした看板が目を引く「ピグマリオン商會」。2014年にネットショップを立ち上げ、2015年9月に店舗をオープン。今では県内外から、ポーランド食器を求めてファンが多く訪れるお店です。
店内に足を運ぶと、マグや小皿、大皿、ポットなど、何万種類ものポーランド食器が所狭しと並んでいます。一点一点表情の違いも楽しむことができ、長居してしまいたくなるほど楽しい空間です。
ポーランド食器との出会い
– とてもたくさんのポーランド食器が並んでいますが、お店をオープンした経緯について教えてください。
オオハシさん:「小さな頃から器が大好きでした。和食器、洋食器問わず好きだったのですが、親戚がポーランドへ出張に行くと聞き、ポーランドとはどんなところだろう?と調べたのがポーランド食器との出会いでした。」
– 昔はポーランド食器はメジャーではなく、日本でも取り扱いしているところもなかったですよね。
オオハシさん:「そうなんです。当時は、ほとんどお店で取り扱いがない状態でしたね。デザインのポップさや使いやすさにどっぷりハマっていき、今から5〜6年ほど前に「もっといろんな人にポーランド食器を知ってもらいたい!」とこのお店をオープンしました。」
形も柄もさまざま!
ポーランド食器の魅力に迫る
– ポーランド食器の特徴について教えてください。
オオハシさん:「ポーランド食器とは、ポーランドの南西部にある陶器の町「ボレスワヴィエツ」でつくられています。職人さんの手作業で、いろいろな模様をスタンプで絵付けをする手法なので、模様や形などの違いを楽しむことができます。素朴でほっこりとした温もりある形、柄も特徴です。釉薬はガラスコーティングしたように艶があり、汚れが付きにくく落としやすいのもポイントです。」
– ポップでかわいい柄は食卓を華やかにしてくれそうですね!
オオハシさん:「器一つとっても、いろんな柄や形があるので器選びも楽しくなります。食卓に置いても、ポーランド食器はどれも色のトーンが統一しているので、日本の器との相性が良いんです!「食卓全体がちぐはぐにならない」とお声もいただいています。」
– 食洗機やレンジなども対応OKなんですか?
オオハシさん:「オーブン・レンジ・食洗機すべてOKというのも、ポーランド食器の魅力。見た目がキュートなので、繊細ですぐに割れそうと思ってしまいますが、食器自体が強いので、ガシガシ使うことができます。かわいいし実用性も抜群!コスパが良いのも特徴ですね(笑)。」
– これだけ種類があるとどれを買おうか迷ってしまいますね!
オオハシさん:「ポーランド食器は基本的に受注生産なので、形と柄の組み合わせでオーダーしています。形も柄も何万種類とあるので、かなりのバリエーションとなります。毎年現地の工房に訪れて、オーダーと新アイテムの発掘をしています。
お客様によっては「この柄で食器を統一したい」と言っていただく方もいらっしゃったり、時には「今日はこの器を買いに来たけど別の器も素敵!」との声もいただきます。」
– いろんなポーランド食器を提案していますが、今後の展望について教えてください。
オオハシさん:「ポーランド食器をご購入する方はとても幅広く、若い人から80代の方まで支持されています。「ポーランド食器を取り入れるだけで、食卓全体が華やかになり心も元気になる」「ワクワク楽しい食事の時間が過ごせる」と言っていただくことがとても多く、私自身もうれしく思っています。
シンプルな食器も大好きですが、食卓全体がパッと明るくなるというのはポーランド食器だからこそできることなのかなと思っています。これからも皆様に、ポーランド食器を通じてワクワク楽しい時間を、少しでも提案できるようにしたいです。