日本有数の陶磁器の産地。愛知県・瀬戸市でやきもの巡り

2018.11.9
ソボカイ

今回は、愛知県・瀬戸の「やきもの巡り」をご紹介します。愛知県瀬戸市は、良質な陶土が採れることから、1000年以上の歴史をもつ日本有数の窯業地域として知られています。瀬戸市のやきものを楽しく知れるおすすめコースをお届けします。

 

 

 

引用元:https://photo.seto-guide.jp/list/


窯元や工房が集まる地域では、 古い窯道具を積み上げて築かれた幾何学模様の壁や塀のある小径ややきものづくりを間近に感じられる散歩道など、 長いやきものの歴史と文化の中で生まれたさまざまな風景に出会えます。

 

 

瀬戸市の陶器メーカーが運営する
食を楽しむための複合施設 「ソボカイデポ」

 

ソボカイデポ

 

ソボカイデポ

 

まずは、瀬戸の陶器メーカー「マルミツ陶器」が手がける食の複合施設「ソボカイデポ」でランチを楽しみましょう。

 

こちらは、食器ブランドの器でランチやスイーツを楽しめるカフェ、「マカロニカフェ&ベーカリー」、マルミツ陶器の食器が購入できるショップ「ソラマメ食器店」、食器ブランドの料理教室「ソボカイ料理教室」と食器から料理まで毎日の食卓を豊かにしてくれるスポットなんです。

 

マカロニカフェ&ベーカリー

 

マカロニカフェ&ベーカリー

 

まずは、カフェ「マカロニカフェ&ベーカリー」へ。

 

こちらは、パスタとパン、パンケーキとタルトのお店です。店内は木目調の落ち着いたインテリアで、2〜4人掛けの席、カウンター席がありました。テラス席はペットもOKとのこと。

 

パスタランチ
「パスタランチ ¥1,520(税込)」
ランチには、前菜盛り合わせ・ドリンク・デザートがついてきます。

 

自家製タルト
食後は、自家製タルトでティータイム。しっとりとした生地、甘さ控えめの素朴な味がたまりません。

 

「マカロニカフェ&ベーカリー」の特徴は、陶器メーカー「マルミツ陶器」が運営する飲食店として、自社ブランドの「スタジオエム」「ソボカイ」の食器を使って食事やお茶が楽しめるということ。

 

ソラマメ食器店

 

ソボカイ

 

ソボカイ


カフェで気になった器は、隣接する「ソラマメ食器店」で購入できます。マルミツ陶器のホームユースブランド「スタジオ エム」、プロユースブランド「ソボカイ」。2つの自社ブランドのアイテムを取り扱っています。おしゃれなデザイン性と使いやすさを兼ね備えたアイテムが豊富に揃っています。

 

カフェで使われていた器はどれかな〜と探すのも楽しみの一つです。

 

【ソボカイデポ】
住所   :愛知県瀬戸市祖母懐町
営業時間 :Webサイトでご確認ください
定休日  :火曜日
駐車場  :有

https://www.marumitsu.jp/depot/

 

 

やきものの町ならではのミュージアム
「愛知県陶磁美術館」

 

愛知県陶磁美術館

 

せっかく瀬戸市を訪れるなら、やきものについてしっかりと学んでみましょう。やきものの町ならではのミュージアム「愛知県陶磁美術館」をご紹介します。

 

国内最大規模のコレクションは、なんと7,000点以上。日本やアジアをはじめとする、世界各国のやきものについて学ぶことができる美術館です。さらに、やきもの作りや絵付けの体験ができる「陶芸館」や、やきものでお抹茶が楽しめる茶室「陶翠庵」など、やきものを学んで、つくって、使える体験型の美術館なんです。

 

本館建物は建築家・谷口吉郎設計。7つの展示室にて、企画展および常設展を開催しています。

 

 

常設展では、縄文時代から現代に至るまでの日本のやきものの歴史や、外国陶磁、現代陶芸、全国の古窯陶磁資料等が紹介されています。7,000点を超えるという展示数だけでなく、展示されている陶磁器はレプリカではなく、すべて本物という点もポイントです。

 

 


常設展では、日本だけでなく世界各地の陶磁器も展示。中国や韓国の古代から現代までの陶磁器をはじめ、ヨーロッパ、南米、東南アジア、中央アジア、など世界各地の陶磁器を鑑賞できます。陶磁器でも、国や場所によってデザインや色使いに特色があり、とても興味深かったです。

 

こま犬コレクション


西館では、「愛知県指定有形民俗文化財」である陶磁のこま犬が、常時100点ほど展示されています。

 

古窯

 

古窯


「愛知県陶磁美術館」では、実際に使われていた昔の窯をみることができます。

 

陶翠庵

 

陶翠庵

 

そしてなんと敷地内には、薄茶(抹茶)をいただくことができる茶室「陶翠庵(とうすいあん)」もあります。抹茶を飲む茶碗は月替わりで入れ替わり、好きなもので飲むことができます。瀬戸・常滑・美濃などの陶芸作家から寄贈された作品、本来は展示品になるようなものまで、作家の厚意で、実際に使うことができます。

 

 


今回はこちらの茶碗でいただきました。すっきりと爽やかな抹茶は、疲れをすっと消してくれます。庭の草木や茶室を眺めながらの一杯は、日常ではなかなか経験できない、くつろぎの時間になること間違いなし。四季折々に訪れたい場所です。

 

愛知県陶磁美術館

 

【愛知陶芸美術館】
住所   : 愛知県瀬戸市南山口町234番地
電話番号 : 0561-84-7474
営業時間 : 9:30〜16:30(入館は16:00まで)7/1から9/30:〜17:00(入館は16:30まで)
定休日  :毎週月曜日(ただし休日の場合は開館し、直後の平日を休館とする)
      年末年始

https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html

 

 

掘り出し物のやきものを見つけよう!
「品野陶磁器センター」

 

品野陶磁器センター

 

品野陶磁器センター

 

最後に穴場スポットをご紹介します。

 

道の駅「瀬戸しなの」に隣接する「品野陶磁器センター」。こちらでは、瀬戸・品野地区の窯元の商品を中心に陶磁器を販売しています。

 

販売だけでなく、陶芸家をはじめ、クラフト作家の作品発表と即売の場「ギャラリー科野」、昭和11年に発足した歴史ある協会「瀬戸陶芸協会常設ギャラリー」「品野陶磁器センター陶芸教室」など、見ても楽しめる施設です。

 

品野陶磁器センター

 

品野陶磁器センター

 

普段使いの食器から、陶芸家の作品まで幅広いやきものが揃っています。窯元直販なので、お値打ち価格というのもうれしいポイント。「この値段で良いの?」という掘り出し物がたくさんありましたよ。

 

【品野陶磁器センター】
住所   :愛知県瀬戸市品野町1-12-2
電話番号 :0561-41-1141
営業時間 :9:00〜18:00
定休日  :年中無休
駐車場  :有り

 

紅茶


今回は、瀬戸市のやきものを「使って」「学んで」「買える」お出かけコースをご紹介させていただきました。レトロな懐かしい街並とやきものを堪能できる瀬戸市。名古屋から車でも電車でも1時間弱、日帰りでも訪れやすい場所にあります。週末のお出かけスポットにいかがでしょうか。