観光やお買い物、通勤など、街中でのちょっとした移動に便利な「シェアサイクルサービス」。必要なときに気軽に借りられる手軽さはもちろん、渋滞を避けてスムーズに移動できたり、健康志向やエコなライフスタイルにもマッチした移動手段として、利用する人が増えています。
名古屋市では、neuet株式会社の「チャリチャリ」、株式会社エネファントが提供する「ハローサイクリング」、名鉄協商の「カリテコバイク」の3つのシェアサイクル(レンタサイクル)サービスがあります。目的やルートにあわせて、自分に合ったサービスを選べるのも魅力です。
目次
そもそも、「シェアサイクルサービス」とは?
シェアサイクルは、名前の通り自転車をほかの人と「シェア=共有」するサービスです。「コミュニティサイクル」「自転車シェアリング」「サイクルシェア」などと呼ばれることもあります。
一見レンタサイクルと似ていますが、シェアサイクルでは市内各地に設置された「サイクルポート(駐輪場)」で、借りた場所と違う場所に返却できるのが特徴。スマホアプリやICカードを使って手軽に利用でき、街中での移動がもっと便利になります。
エコで健康的、渋滞知らずの移動手段としても注目されており、観光や街歩きのおともにぴったりです。
1分7円〜でちょい乗り!
「Charichari(チャリチャリ)」
2020年7月15日から名古屋でサービスを開始した「Charichari(チャリチャリ)」。名古屋駅エリア・栄エリアを中心に、続々とポートがオープンしています。
スマートフォンアプリで専用の鍵をあけ簡単に利用でき、利用料金は1分7円〜。1分単位で利用できるので、ちょっとした移動にも便利。
チャリチャリが独自開発したオリジナル車体は、20インチと小さめのタイヤですが、軽い力でもぐいぐい進んでくれます。車体が小さめなので、サドルを調整することで、小柄な方から大柄な方まで体格に合わせて乗車できるのもポイント!
【Charichari】
料金 :1分7円〜(1時間420円)
1日利用 :設定なし
利用可能時間 :24時間
https://charichari.bike/
予約不要でどこでも乗れる!
「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」
全国展開されている「ハローサイクリング」は、名古屋市内でも拠点が増加中のシェアサイクルサービスです。白とオレンジの自転車が目印で、名古屋市内のさまざまな施設にポートが設置されています。
専用アプリでポートの空き状況を確認し、QRコードを読み取って解錠。15分ごとに70円、12時間最大1,000円という料金設定で、短時間の移動から半日観光まで柔軟に使えます。
【HELLO CYCLING】
料金:15分70円〜、12時間最大1,000円(エリア・車種により異なる)
利用可能時間:24時間(一部例外あり)
ポート数:市内各地に拡大中
電動アシスト付きでスイスイ
「カリテコバイク」
名鉄協商が運営している「カリテコバイク」。1番の特徴は、電動アシスト付きという点。ちょっとした登り坂もスイスイと進むことができます。
利用方法は専用サイトから利用予約を行い、送られてきた開錠パスコードを自転車の操作パネルで入力します。また、登録したマナカなどの交通系ICカードで開錠も可能です。
利用料金は最初の30分150円、以降30分100円。コンビニで「1日パス」を購入することで、クレジットカードがなくても利用できるのもポイント。
【カリテコバイク】
料金 :最初の30分165円円、以降30分110円
最大料金
8:00 – 20:00/ 1,320円(税込) 20:00 – 8:00/ 550円(税込)※名古屋以外で登録された会員IDの方は、最大料金が異なります。
名古屋市内のポート位置をチェックするなら?
名古屋市では、市内のシェアサイクルポートをまとめた公式マップを毎月更新しています。どのエリアにポートがあるか一目で分かるので、利用前にぜひチェックしてみてください。
三密を避けられる新たな交通手段としても注目を集めている「シェアサイクルサービス」。必要なタイミングで借りられるので、普段自転車に乗らないという方も利用しやすいですよね。
利用方法や乗り心地も異なるので、自分にぴったりなシェアサイクルサービスを見つけてください!