【工場レポート】確かな技術とものづくりに対する情熱で生み出される、高品質な「収納ラボ」のオーダー家具。
目次
収納ラボのオーダー家具ができるまで
実際にオーダー家具がどのように製造されているのか見学してみましょう!そこには、オーダー家具専門店だからこその強いこだわりがありました。
原板からパーツを切り出し
ひとつとして同じ仕様・デザインがないオーダー家具は、図面に合わせて原板から各パーツごとに切り出すことから、製造がスタートします。
木口の細かな仕上げは、職人の手作業で
続いては、木口の仕上げ処理。
木口の最終処理は、職人が小さな専用の刃物を使って、木口材の角を面取りして仕上げます。
小さな刃物は、職人各自が自分専用のものを使用しているのだそう。刃物角度などをそれぞれに合うように調整するためです。こうした細部へのこだわりが、高品質なオーダー家具につながっているんですね。
機械加工は、図面と照らし合わせながら
続いての工程は、先ほどもご紹介した「ドイツ製マニシングセンター(加工機械)」。3Dデータを読み込み、自動でカット・穴あけ・面取り作業を行います。
名古屋と横浜のショールーム、関の自社工場をネットワークで結ぶことにより、最短で製造がスタートします。こうした製造システムを構築することで、高い品質と安定した納期を実現しているんです!
処理に合わせて、使用するドリルや歯の交換も自動で行なってくれます。「外形を整える」「溝を掘る」「穴を掘る」といった加工がすべてこれ一台で可能なのだとか!次々にパーツの加工が行われていきます。スムーズな機械の動きに、思わず見入ってしまいました。
自動加工といっても、全てを機械任せにすることはできません。今作業しているパーツの処理が、完成した家具のどの部分なのかを図面を見ながら常に確認します。
そして、機能金物の取り付けや組み立て作業は、職人の手作業によって一つひとつ丁寧に行われます。
収納ラボの矢島代表は、もともと木工職人として家具を製造されていたのだそう。だからこそ、機械に頼る部分、手作業でやるべき部分の見極めができるのだといいます。
組み立て工程は、職人の手作業
お届けの際の搬入経路や組み立ての順番なども考慮しながら、複数に分割された各パーツが慎重に組み立てられていきます。
オーダー家具は、形やデザインはもちろん棚の位置や引き出しの数や扉の有無などすべてことなります。だからこそ、こうした組み立て作業は機械では不可能なのですね。
お客様の立場で、オーダー家具の品質をチェック
最終工程は品質チェックです。
一つひとつ丁寧に作業されたすべてのオーダー家具は独自の高い基準に基づいた検査を実施してから出荷されます。
こうしてたくさんの工程を経て、オーダー家具が完成しました!
完成したオーダー家具のパーツは、何重にも梱包されて出荷されます。オーダー家具はひとつとして同じものはありません。搬送中に汚れてしまったから、他のものと交換というわけにはいきません。だからこそ、搬送には細心の注意が必要なのです。
ご自宅にオーダー家具を取り付けて完成!
最後に、お客さまのご自宅にオーダー家具を取り付けて完成です!取り付けは、収納ラボの現場監督が立会い、建築を熟知した取り付け職人が行います。
ご自宅での組み立て作業ができるだけ最短の時間で完了できるように、そうしたことまで考えられて設計されているのだとか。
地震で家具が転倒しないように、壁面にしっかりと固定します。
オーダー家具が完成しました!
大型の壁面収納でも基本的には1日で工事が完了。たった1日でリフォームしたかのようにお部屋をガラッと変えられるのも、オーダー家具の魅力ですよね。
3Dの完成イメージを見ながら「どんな雰囲気のお部屋になるのだろう」と期待に胸を膨らませていたオーダー家具が、目の前で完成する瞬間です!収納のお悩みが解決することは、毎日の生活がガラッと変わることでもあります。
オーダー家具は、機械加工の強み、手作業の強み、それぞれを最大限にいかしてつくられているのですね。最終的には、職人さんたちの手によって、一つひとつ丁寧につくられている様子が印象的でした。
ここまで高い品質と安定した納期にこだわるのも、ひとつとして同じものはないオーダー家具を、長く安心して使っていただくための耐久性・安全性・耐震施工も重視しているからこそ。
名古屋市千種区にある名古屋ショールームでは、こうして自社工場で製造された、さまざまな種類のオーダー家具が実際に体験できます。オーダー家具が気になるなという方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!