四季折々のお庭と器&食が織りなす癒しの空間。 築180年の古民家カフェ「Space Cafe Gallery 藍」
目次
からだが喜ぶ「健康」がベース。素材にこだわった
ランチにアムシュティーやジェイソンティーも!
無農薬・化学肥料を使わない農家直送野菜を使用
藍では、化学肥料を使わない無農薬の野菜を農家さんから直接仕入れて使用。出汁や調味料も素材や料理ごとに使い分けています。※状況により仕入れが難しい場合あり
料理自体は特別手の込んだものではなくて、いたってシンプルな家庭料理に近い内容。それはあえて自宅に帰った日常の中で、ちょっと手を加えるだけで再現できるようになってほしいからとの想いがあるからです。
ランチは和食ごはんが2種類。さきほどの「あさぎ/1,750円税込」と「あい/2,500円税込」(前日までの要予約)で、いずれもリフィルティーというサービスがつきます。
リフィルティーとは、時間制限内であれば何杯でも飲める紅茶のサービス。紅茶はフレーバー紅茶「アムシュティー」というもので、スリランカ産の茶葉に天然由来の香料をつけたもの。リフィルティーでは3・4種類のフレーバーティーを一度に楽しめるのも嬉しい!
そのほか、お店イチ押しのお茶「ジェイソンウィンターズティー(写真左)」は完全無農薬のハーブティーで、飲み終わった茶葉は食べれるそう。さきほどのランチで出された佃煮は実はこのジェイソンの茶葉で作られたものだそう。飲んで食べてと万能茶ですね!
季節の旬の果物をふんだんに使ったパフェも人気!
ランチのあとにはスイーツが恋しくなりますよね。そう、別腹ということで、せっかくならランチのスイーツをパフェに変更も可能です(パフェ価格から100円引で変更OK)
常時提供されている「レモンパフェ」。主に和歌山産の国産レモンを使用。さっぱりとした口あたりで、こちらも食物性乳酸菌と水溶性食物繊維入りです。
地元、愛知県知多産のマンゴーを使った瑞々しい果肉がたっぷりデコレートされたマンゴーパフェ。トロピカルな味を満喫してみて!
みさか白鷗という桃を使った季節限定の桃パフェも7月から登場!大ぶりにカットされた桃がギッシリとトッピングされていて、ジューシーで程よい甘さでペロリといけます。
※そのほか8月はメロン、オレンジなども提供予定。詳細や提供期間などはお店で要確認を!
器・料理・空間を融合したお店作りを目指したい
お店の店長でもある鈴木麻莉子さんは、実は陶作家さんでもあります。店内にはご自身で制作された素敵な器が展示されたギャラリーも併設。ランチで提供されたお皿もほぼ麻莉子さん作のもの。
そして料理はお母さまが担当されていて、家族一人ひとりの得意や強みをうまく融合されたお店になっています。
「大学進学だけはしたくなかったので、消去法で陶芸が残りました(笑)」と屈託なく笑う麻莉子さん。「とにかく土やろくろを触っているのが楽しくて!」という瞳はキラキラして本当に楽しそう。
常滑高校セラミックアーツ課を卒業後、さらにとこなめ陶の森研究所に2年通ったのち、「ノリタケの森」や各種イベント、海外での展示などの経験を経て、2020年3月にお店にギャラリーをオープン。その1年後には店長も兼任し、お母さまといっしょにお店を切り盛りされています。
こちらの器は、ラメのごとくキラキラしているのが特徴。これは鉄を含んだ釉薬(ゆうやく)をオリジナルに調合し、鉄の結晶が光に反射することでこのような風合いが出るそう。1点1点どれも同じものがないのも、手作りならではですね。
器はお料理でも楽しめるし、実際に購入もできるので、手にさわってゆっくりとお気に入りを見つけられるのも魅力のひとつ。
麻莉子さんが実際に使って感動したという常滑の陶芸作家・小山氏の作品も展示されています。シンプルながら、使い勝手も抜群だそうです。
そんな素敵な麻莉子さんの器ですが、2021年8月からはまったく新しい形としてのサービスを予定しているそう。シーズンごとの旬の野菜や果物の「素材」、そしてそこから生まれる「料理」をイメージして、それに合う「器」を一からつくってお料理を提供するという、これまでなかった斬新なスタイルに変わるそうです。
たとえば夏だと涼し気なガラスをイメージしたものや、流木を使った空間づくりなど、いろいろアイデアを考えているそうで、どんな器と料理のコラボになるのか楽しみですね!
※価格やメニュー内容は2021年7月時点のもの。8月以降は変更になる可能性があるので、随時SNSやお店に直接問い合わせて確認されてみてくださいね。