花のある暮らしをもっと気軽に!藤が丘にある花と雑貨の店「アトリエトレフル」
目次
色彩にこだわったドライフラワー
ナチュラルな風合いと手軽さが人気のドライフラワー。アトリエトレフルでも開店した頃から、ドライフラワーのリースを販売をしていましたが、ここ数年ぐっと人気が高まっているとか。
森さん:「今までプレゼントといえば生花でしたが、ドライフラワーが当たり前になっていますね。10年前までお見舞いや結婚式のブーケなどは生花が当たり前で、ドライはタブーとされていましたが、最近はご要望頂くようになりました。母の日のプレゼントもドライが主流ですし、若い方から流行がはじまって、今では年配の方でも贈り物として選ばれています。」
以前は色見が少ないナチュラルなものがほとんどでしたが、ドライフラワーの需要が増えたことにより、カラフルなものもつくるようになったと話してくださいました。
アトリエトレフルの人気商品!小花を散りばめたハーフリース。ドライフラワーとプリザーブドフラワーを混ぜて、色彩豊に仕上げています。
森さん:「ドライフラワーは時間がたつと色合いが変わっていくので、きれいな色のまま長く楽しみたいという方にはプリザーブドフラワーや造花を入れたリースをご提案しています。ドライはどんどん色が変化していくのも素敵なので、ナチュラルな風合いが好きな方にはドライだけでおつくりしていますよ。」
こちらはブルー系のハーフリース。オーダーは「白をベースに」「ピンクを多めに」といった色の希望だけ伝えて、おまかせで制作してくれますよ。
お誕生日や記念日に人気のナンバーオブジェは、リースとして壁にかけることも可能。希望のサイズ・色合いでつくっていただけます。
ドライフラワーのウェディングブーケ。ブーケのほか、髪飾りなどのウェディングアイテムも相談できます。
リースやブーケのほかにも、ドライフラワーを使ったアイテムが並びます。
お店のInstagramにもさまざまなアレンジメントが紹介されているので、ぜひチェックしてくださいね。
https://www.instagram.com/ateliertrefle/
初心者でもOK!
参考になる店内ディスプレイ
店内には花を生活に取り入れるのに参考にしたいアイデアが散りばめられていました。
そこで今回は初心者でも簡単に楽しめる取り入れ方を紹介します。
ドライフラワーのミニブーケ
ちょっとしたプレゼントにも自宅用にも、ぴったりなドライフラワーのミニブーケ。お店のセンスによって束ねられたミニブーケは、そのままで素敵なインテリアに。
カゴやブリキに入れたり、飾り方は自由自在!そのまま置いてもいいですね。
壁掛けアイテム
置き場所に困るという方は、リースやスワッグなどの壁掛けアイテムがおすすめ。掛けるだけで、インテリアのアクセントになります。
棚の横に飾って、彩りを加えています。
フレームを利用するのも素敵ですね。
気軽に一輪挿し
店内には、さまざまな大きさ・形のフラワーベースを揃え、お花と一緒に買っていかれる方が多いそうです。
なかでも、一輪挿しなど、少量でも楽しめる小ぶりなベースが豊富。切り花はもちろん、グリーンや実物にも使えますよ。まずは気軽に一輪挿しから、挑戦してみてはいかがでしょうか?
花を買って帰ろう
取材後、森さんと相談して自宅用の花を選びました。まず、この時期にしか出会えない芍薬をチョイス。それから白い実のヒペリカムとトウダンツツジを合わせてもらいました。(おおよそ1,000円)
自宅にあったアイビーをプラスするとボタニカルな仕上がりに。茎の長さや葉の処理についてもアドバイスをいただきました。管理の方法も説明してくださるので、初心者でも安心して楽しめそうですね。
どのように頼めばいいかわからないという方は、目に留まった花を主役に決めて、脇役となるグリーンや小花を相談するといいですよ。決まりはないので、好きな花1本でも、グリーンだけでも。
住宅街ということもあり、最近は自宅用に楽しまれる方が増えて、花のある暮らしが徐々に浸透していると感じているとのこと。特別な日でなくても1本の花を買いにきてくる男性客も多いとか。花がもっと親しみやすく、身近であってほしいと毎日お店に立っています。
「1本で楽しまれる方を大切にしていきたいし、気軽に買えるよう敷居の低い花屋でありたい」とお二人は話してくださいました。