絶対に好きなパンが見つかる!毎日160種類ものパンが並ぶ、春日井のパン屋さん「ブランジェリー櫻蔵(さくら)」
目次
櫻蔵のパンを実食レポート
食べたいパンは見つかりましたか?さて、実際に櫻蔵のパンを実食レポートしてみたいと思います。
ハード系。左から、チーズエピ:¥230(税抜き)、バゲット:¥280(税抜き)、カンパーニュ:¥350(税抜き)、カスクート:¥300(税抜き)。
夕飯にはバゲット、明日の朝食にカンパーニュ、カスクードはわたしのおひとりさまランチにしようかな。チーズエピはきっと子どものおやつ。などと考える時間がまた楽しく、おいしいパンのある食卓はやはりしあわせ。
人気No.3のバケット。おいしいフランスパンが焼けるようにと窯まで変えてしまったそう。店主の丹羽さんから、焼きたてより冷めてちょうどいいように作ってあると聞き、まずはそのままいただきます。なるほど、噛むほどに素材の味が染みてくる。
とは言え、食べる前に軽く軽く焼くのがおすすめとのこと。バリバリしたお焦げの香ばしさ、皮のパリッとした食感、しっとりもっちりとした中身、フランスパンらしさをしっかりと楽しませてくれます。
カンパーニュとはフランス語で田舎パンのことだそう、こちらもフランスパンの一種。噛むほどに素朴な味わいが広がります、厳選された素材ゆえですね。パリッとした皮に、中はもっちりとした食感、色んなお料理とも相性が良さそう。シンプルにスープといただくもよし。櫻蔵ではカンパーニュサンドも販売されています。
他県に住む筆者の母も大好きで、他ではこんなおいいしいカンパーニュは買えないからと、帰省のたびに買ってくるように頼まれます。
カスクートってご存知ですか?パリ生まれのサンドイッチのこと、フランス語では軽食を意味します。こちらではご自慢のバケットに、ソテーしたキャベツとウインナーが。噛むほどに深まるハーモニーが絶妙です。しっかりとした食べごたえ、ランチにもいち押ししたい一品です。
こちらもおすすめのひと品、って全部おすすめやんとつっこみたくなりますが、そうなんです、チーズエピ。ベーコンとチーズ、そして切り込み部分のお焦げがちょうどいい具合に香ばしいんです。胡椒がピリッとアクセントに。子どもたちも大好き、写真を撮る間にも、どんどん手が伸びてきちゃいました。
左から時計回りに、天然めろんぱん:¥180(税抜き)、ナッツごろごろオレンジパン:¥280(税抜き)、カレーパン:¥180(税抜き)、クリームレーズン:¥180(税抜き)、いもパン:¥190(税抜き)。
天然めろんぱんは櫻蔵の人気No.1。なるほど、食べて納得、ぶどうから起こしたという天然酵母ゆえとてももっちり、ザクッとした表面との相性が抜群、食べ応えがあります。
櫻蔵のパンは惜しみなく具材が投入されているものが多いです。こちらがその一例、ナッツごろごろオレンジパン。くるみ、マカダミア、レーズン、オレンジピールがざくざく。食感お味ともにとても相性良く、くせになります。ベリー好きには、ナッツごろごろベリーベリーもあるんですよ。
こちらは人気No.2のカレーパン。3日間かけて丁寧に作られたルーには野菜とお肉がたっぷり。濃厚な味わいです。冷めても油が全く気になりません。
店主丹羽さんのアイデアから生まれたクリームレーズン。もっちり生地には噛みごたえのあるレーズンが練り込まれていて、中にはたっぷりのカスタード。ワンランク上のクリームパン、リピートしたくなるおいしさです。
ごろっとさつまいもが入ったいもパン、文句なしに子どもも大好き。
おいしいパンって、みんなを笑顔にしてくれる。
とにかくたくさんの種類があるのに、どれもおいしい。
ひとつひとつ丁寧に。当たり前のことをきちんとやる。
そんな作り手の姿勢が、安定したおいしさにつながっている。
今回お話を聞いて、ますます櫻蔵のファンになりました。
取材中もお客さんは絶えません。どうしてものお目当てがある方は予約されることををおすすめします。皆さんもぜひ、櫻蔵に行ってみてくださいね。必ずお好きなパンがみつかりますよ。