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愛知県で人気のエリア・長久手市にある「愛・地球博記念公園」は、「モリコロパーク」の愛称で多くの人々から親しまれています。2005年に開催された「愛・地球博」の長久手会場跡地にあって、愛知県最大級の広さを誇る公園は、豊かな自然に恵まれた環境。
自然体験はもちろん、見る・触れる・感じる・体を動かすなど、さまざまな体験ができる施設も点在しています。子どもも大人もたっぷり楽しめて、何度でも訪れたくなる、モリコロパークの魅力をお伝えします。
モリコロパークとは、どんな公園?
広さは約150ha、バンテリンドームナゴヤ(旧ナゴヤドーム)のおよそ30個分。愛・地球博が「自然の叡智(えいち)」をテーマに開催されただけあって、園内は緑や水が豊富。
広大な敷地内には、「サツキとメイの家」「愛知県児童総合センター」などの文化施設をはじめ、「自然体感遊具」や「大観覧車」などのレジャー施設、「フィールドセンターもりの学舎」などの自然施設、「アイススケート場」などのスポーツ施設といった、多種多様な施設が点在しています。
施設によって使用料や入館料が必要なところもありますが、公園への入園は無料!屋外と室内どちらでも遊べるので、天候に左右されず楽しむことができます。
北・南・西と3ヵ所ある公園の駐車場は、普通車で1日500円。
今回は、大型児童館や遊具が楽しめる園内北西部エリア「こどものひろば」と、サツキとメイの家にアクセスできる南部エリア「親林楽園」を中心にご紹介していきます。
大型児童館や人気の遊具が大集合!
「こどものひろば」
こどものひろばは、公園内北西部にあって、大型児童館や遊具などで思いきり遊ぶことのできるエリア。ひろば内、3ヵ所の施設を見ていきましょう!
北駐車場に入場したら西の方まで進んで駐車するのがおすすめ。「愛知県児童総合センター」の建物が見えてきますよ。
こどものひろば・その1
たくさんのあそびに出会える大型児童館「愛知県児童総合センター」
駐車場から渡り廊下をわたると東出入口。建物に入ると、そこは愛知県児童総合センターの2階部分。まずはチケットを購入しよう!入場料は300円、中学生以下は無料!
県立の大型児童館である愛知県児童総合センターのテーマは「あそび」。子どもたちの健全な発達には、あそびがとても重要だと言われています。
ここでは五感を刺激し新しい気づきに出会えるようなあそび、他者との関係や自身の存在を確かめられるような交流性の高い創造的なあそびに出会えます。
センター内、施設ごとのあそびはこちら!
子どもたちに大人気の「チャレンジタワー」
建物内中央にそびえ立つチャレンジタワーは、内外にらせん状の廊下があって、わくわくするようなしかけがたくさん!
ここは「めまいの空間」。ブランコやジェットコースターなどが同じめまいのあそび、チャレンジタワーはめまいのあそびを体感する空間なのだそう。くらくらするのも楽しもう!
チャレンジタワーの内側は赤の空間、外側にはあそびの仕掛けがたくさん。見て、感じて、匂いをかいだり、音を楽しんだりと、あそびが尽きません。上りも下りも楽しさが距離を感じさせず、展望台の往復もあっという間ですよ。
くらくらするのが苦手な方でも、エレベーターで展望台に行けるんですよ。
続いては「1階フロア」
「たいけんのゆか」では、やわらかさや硬さ、木の感触や凸凹を体験。駆けたり滑ったり転がったりと、みんな思い思いに遊んでいました。
こちらは乳幼児用「とことこのへや」。乳幼児専用なので、小さなお子さんも安心してゆっくり遊べますね。
体験ゾーン「こどもの森」は、見て聞いて触れて遊べる体験空間。
発見ゾーン「あそびラボ」は、映像で遊べる発見空間。
通路のしかけでどんなあそびをしようかな?自由な発想が広がります。
「ロボットシアター」では30分毎にロボットの演奏会を鑑賞することができます。
みなさん、KAPLA®︎をご存知ですか?同じサイズの木片を組み合わせてあそびます。出来上がる作品は無限。子どもだけでなく、大人も夢中になってしまいます。
取材時はちょうど「全国KAPLA®︎大会」が開催されていて、小学2年生の娘は低学年部門にエントリー。愛知県児童総合センターでの開催は毎年恒例だそう。
まだまだあそぼう!「2階フロア」
発見ゾーン「音・光」では、体を動かしながらいろんな音や光を見つけてみよう!
子育てひろば「あのねっとのへや」は親子や家族で遊ぶお部屋。KAPLA®︎や積み木など創造力を養えるようなおもちゃがずらり。子どもと一緒に大人も夢中になろう!くつを脱いでゆったり過ごせます。
他にも「あそびのスタジオ」ではいろんな体験ができたり、レストラン「旬彩」ではイートインはもちろんお弁当の販売もあるので、一日中でも遊ぶことができます。
1階の大きなガラスの窓。南出入口はこちらの外にあって、大観覧車の方に出ることができますよ。