円頓寺の老舗喫茶『西アサヒ』を再生。「喫茶、食堂、民宿。なごのや」

愛知
掲載日:2019.02.25
円頓寺の老舗喫茶『西アサヒ』を再生。「喫茶、食堂、民宿。なごのや」

今回は、円頓寺商店街に店舗を構える「喫茶、食堂、民宿。なごのや」をご紹介します。

円頓寺商店街で80年以上にもわたって愛され続けた老舗喫茶「西アサヒ」が、2015年にカフェレストラン&ゲストハウスとして生まれ変わりました。2階は、国内外からの来訪者向けの宿泊施設として、1階が名物の「タマゴサンド」やオリジナルコーヒーが味わえる喫茶・食堂として、連日多くの人でにぎわっています。

円頓寺商店街

「なごのや」があるのは、名古屋で最も古い商店街として知られる円頓寺商店街。名古屋駅と丸の内の間という都心にありながら、下町情緒が残るレトロな雰囲気が残っています。

「外国から来てくださった方が、名古屋に滞在できる場所をつくりたかったんです。」というオーナーさんの言葉の通り、名古屋駅と名古屋城を結ぶ道に位置し、名古屋滞在の拠点にぴったりの場所です。

老舗喫茶「西アサヒ」の想いを受け継いで

なごのや外観

そんな円頓寺商店街で80年以上にもわたって愛され続けてきた老舗喫茶「西アサヒ」。しかし、前オーナーの体調不良で惜しまれながらも2013年に休業となっていました。一度は閉店してしまったものの、現在のオーナー・田尾さんと商店街の関係者の尽力によって復活。2015年4月にカフェレストラン&ゲストハウスとして生まれ変わりました。

なごのや内観

なごのや内観

なごのや内観

1階は喫茶・食堂です。奥に細長い店内は昔の面影を残しつつ、レトロモダンな空間にリノベーションされました。店内は、カウンター席・かつてここで使われていたソファ席など、40席ほど。

照明

照明

地域の人の声から復活した「タマゴサンド」

喫茶、食堂、民宿。なごのや
タマゴサンド ¥750(税込)

なごのやの看板メニューと言えば「タマゴサンド」。

「同じ場所でやるならぜひ復活してほしい!」という地域の方の声から復活した喫茶店「西アサヒ」時代の名物メニューです。喫茶店時代に店内に飾られていた看板や、当時の味を覚えている商店街の方と試行錯誤しながら、喫茶店時代の味を再現したのだそう。

ふわふわに焼かれたたまごと、刻みきゅうりの2層のサンドイッチ。やさしい味のたまごに、からしマヨネーズで和えられたシャキシャキのきゅうりが、いいアクセントになっています。一度食べたら忘れられない味です。

そんな想いの詰まった「タマゴサンド」にぜひ合わせていただきたいのが、オリジナルのブレンドコーヒーです。

創業当初はハイカラな存在だった老舗喫茶「西アサヒ」。当時は煮出してコーヒーが淹れられていました。そんな背景もあり、「老舗」「ハイカラ」「煮出しコーヒー」の3つの言葉からイメージしてつくられた、なごのやオリジナルブレンド。3種類の豆をそれぞれ焙煎してからブレンドしているので、味にグラデーションがつき、深みのあるスッキリとした味が楽しめるのだとか。

メニュー「タマゴサンド」以外にも、グルメメニューが充実。18時からのラウンジタイムは、鶏の唐揚げなど、お酒にぴったりのおつまみメニューも。
ハッピーアワー
15時〜18時は生ビールとグラスワインが各300円の「ハッピーアワー」

もちろん宿泊者以外でも利用が可能です。Wi-Fiとコンセントを完備しているので、コーヒーを飲みながらのパソコン作業など、ランチ後もゆっくりとくつろげますよ。取材時も、打ち合わせをしたり、作業をしたり、読書をしたりと、皆さん思い思いに過ごされていました。

【喫茶・食堂】
定休日 :月曜日
営業時間
モーニング 8:00~10:30
喫茶    11:30~18:00
ラウンジ   18:00~22:00(LO21:00)
ハッピーアワー 15:00~18:00

https://www.nagonoya.com/cafe_restaurant.html

スポット詳細

【喫茶、食堂、民宿。なごのや】
住所   :愛知県名古屋市西区那古野1-6-13
電話番号 :052-551-6800
https://www.nagonoya.com/

▼Instagram
https://www.instagram.com/nagonoya_endoji/
▼facebook
https://www.facebook.com/Nagonoya/

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