【あの人気店の姉妹店】懐かしい雰囲気と店長の人柄が魅力!円頓寺商店街の町中華「タカ飯店」

名古屋 西区
掲載日:2023.09.19
【あの人気店の姉妹店】懐かしい雰囲気と店長の人柄が魅力!円頓寺商店街の町中華「タカ飯店」

2023年8月、名古屋市西区にある円頓寺商店街の一角にオープンした「タカ飯店」。実はこちら、今池にある大人気・町中華「今池飯店」の姉妹店(FC店)なんです!

「今池飯店」といえば、台湾まぜそばで有名な「麵屋はなび」の総大将・新山直人さんが総監修した新ブランドで、SNSやテレビなどでかなり話題になりましたよね。開店から半年ほどたった今でも行列のできる人気店です。

今回は、そんな人気店の姉妹店としてニューオープンした「タカ飯店」の魅力について、詳しくご紹介します。

※2023年9月取材時の情報です。

名古屋駅から15分ほど歩くと、下町情緒あふれる円頓寺商店街に到着します。

「タカ飯店」は、東西に700mほど続く商店街の東の端、堀川の近くにオープンしました。

コンセプトは「昭和レトロな町中華」

大きな赤ちょうちんと、「中華そば」と書かれたのれんが目印の「タカ飯店」。開店したての新しさがありながら、昔懐かしい「昭和の町中華」をイメージさせる外観になっています。

お店の入り口は、商店街のメイン通りではなく東側にある細い道から入ります

店内には、中華店らしい赤い机と丸椅子が(5卓20席)

職人さんの手描きで一枚一枚作られたこだわりの食器

冷蔵ケースのなかに入ったジョッキや瓶ビール

店内にも、机・椅子・食器に冷蔵ケースなど、どこを見ても「THE・昭和」な空間が広がっています。

このコンセプトは、「麺屋はなび」総大将・新山直人さんの「古き良き昭和の町中華を再現したい」という想いから生まれたそう。修業時代のほとんどを町中華店で過ごした新山さん。料理人の原点に立ち返り、「ほっとする・親しみのある懐かしい空間を作りたい」という想いがカタチになった町中華店なんです。

地域の人々に愛される町中華店に

そんな「タカ飯店」を切り盛りするのは、“タカちゃん”の愛称で親しまれる野間隆成(のまたかなり)さん(以下:タカ店長)。40歳から料理人を目指して新山さんに弟子入りしたタカ店長に、お店をオープンするまでの経緯や、今後のビジョンについて伺いました。

–  新山さんに弟子入りしたきっかけを教えてください。

タカ店長:「客として新山さんのチャーハンを食べたことがきっかけです。食べた瞬間に、「なんだ、これは!うまいっ!」と衝撃が走りました。自分が店を出すなら、これしかない!と確信して、すぐに新山さんに弟子入りしました。

新山さんは、料理の腕はもちろんですが、料理やお客さんに対する情熱もすごい。すごく尊敬していて、かっこいいなと思います。自分もそうですが、とにかくアツい。そんな人間が集まってスタートしたのが、このお店です。」

新山師匠のもとで何度も修行を重ねたチャーハンの鍋振り

– 「タカ飯店」がオープンして約1ヶ月。今の気持ちを教えてください。

タカ店長:「毎日がとにかく楽しいです。Instagramをみて、「タカちゃん、また来たよ!」「また来るからね!」とお客さんに言ってもらえる。それが毎日のエネルギーになっています。

始めたばかりで、「お客さんは本当に満足してくれたかな?」と不安になることもありますが、幸いリピーターさんも増えているので、それが励みになっています。」

– これから「タカ飯店」をどのようなお店にしていきたいですか?

タカ店長:「街に溶け込み、近くに住んでいる方たちがフラッと来てくれる、そんなお店を目指しています。子どもさんからお年寄り、サラリーマンの方々。どの世代にも愛されるのが町中華の良いところですからね。

何度も気軽に来てもらって、みんなに「タカちゃん」と呼んでもらえることが目標です!」

「タカ飯店」のおすすめメニュー3品

「タカ飯店」のメニューは現在、姉妹店の「今池飯店」とほぼ同じ。タカ店長は「今池飯店」で修行していたので、味もしっかりと受け継いでいますよ!

ただし、「オムライス」と「チャーシューメン」は「タカ飯店」のオリジナルメニュー。今後も、オリジナルメニューをどんどん増やしていくそうなので楽しみですね。

今池飯店でも大人気!「チャーハン」

チャーハン(700円)

おすすめメニューのひとつ目は、「今池飯店」でも大人気の「チャーハン」です。新山師匠直伝の鍋振りをマスターし、お米のひと粒ひと粒を卵と油でしっかりとコーティング。新山師匠こだわりの「シトパラ」食感を実現した渾身の一品です。

ネギ・卵・チャーシューというシンプルな具材のなかに、胡椒の風味が効いた絶品チャーハンとなっています。

シンプルなのに奥深い!「中華そば」

中華そば(850円)

昭和感たっぷりなビジュアルが特徴の「中華そば」。見た目はすごくシンプルですが、スープをひと口飲むとその奥深いコクに驚きます。

鶏ガラを贅沢に使って出汁をとり、鶏脂を加えたスープがとにかくおいしい!毎日食べても飽きない味に仕上がっています。

中華そばに使われている麺は、「麵屋はなび」の自社工場である「はなび製麺」から直に仕入れたオリジナル麺。少し固めでコシのあるストレート細麺にもこだわりを感じました。

店長イチオシ!町中華の「オムライス」

オムライス(1,000円)

タカ店長のイチオシは、「タカ飯店」のオリジナルメニュー「オムライス」です。中華店でオムライスというギャップがポイントで、驚かれる方も多いそう。特に女性に人気が高く、リピーターの多い一品です。

人気の秘密は、チャーハンベースで作られたケチャップライス。チキンではなくゴロッとしたチャーシューが入っているため、うま味とコクが強い!一般的なチキンライスとはまったく違った風味が楽しめますよ。

フワフワの卵は、天津飯からヒントを得たのだそう。「これぞ町中華のオムライスです!」と店長自慢の一品になっています。

円頓寺にニューオープンした、「昔懐かしい町中華」がコンセプトの「タカ飯店」。人気店のノウハウをしっかりと受け継ぎ、気さくな店長が出迎えてくれます。円頓寺を訪れた際には、「タカ飯店」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

スポット詳細

【タカ飯店】
住所   :愛知県名古屋市西区那古野1丁目21-21 ハモニカ荘1F
Instagram:https://www.instagram.com/takahanten/

生まれ育った街・名古屋が大好きな主婦ライター。食品メーカーで新商品の開発業務を8年間担当し、2016年からフリーランスWebライターとして活動中。家事育児の悩みから名古屋のエリア情報、実食レポートなど幅広いジャンルで執筆経験を積む。好きなことは、食べること・散歩すること・ドラマをみること・絵を描くこと。取材先の想いを大切にしつつ、大好きな名古屋の魅力をたくさん紹介していきます!

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