あ、このメガネいいかも!お気に入りのメガネが必ず見つかる「odd.optical(オッドオプティカル) 」
目次
個性的だけど飽きのこないデザイン
−商品のセレクトについてこだわっているポイントを教えてください。
大介さん:「最近だと、クラシックなスタイルが流行っているので、どこも同じようなメガネを置いてるお店が多いんですよね。だからこそ、他ではあまり見かけないような個性的なメガネを中心に揃えるようにしています。「theo(テオ)」というベルギーのブランドはもともとすごく好きだったので、お店で必ず置きたいなって思っていたんですが、奇抜すぎて売れないかな?とも思っていたんです。
ところが、想像以上に食いつく人が多くてとても驚きました。かなり奇抜なものも売れるんですよね。普通のメガネもある程度は揃えていたのですが、逆にこっちのが売れないんです(笑)。自分も好きなものを揃えた方が楽しいですし、お客様にも楽しんで選んでいただきたいですね。」
メガネを選ぶポイント
−メガネを選ぶ時のコツや提案していることはありますか?
大介さん:「眉のライン、目のラインに合わせるのがポイントです。メガネは大体が曲線なんですが、そこを合わせるとしっくりとくると思います。
よく雑誌には顔の形がどうこうって書いてありますが、あまり関係ないですね。例えば面長の人でも髪型の影響で顔の形って見え方が違うので、正直かけてみないとわからないんです。ただ、黒目の位置とレンズの幅は合う方がいいですね。真ん中は難しいけど、ちょっと内側くらい。あまり内側すぎると目がよって見えるので。
お客様からすると自分に合うサイズ感ってわかりにくいと思うので、お話しながらすすめるようにしています。妻がパーソナルカラーの知識があるので、お客様に合う色味も見ながらご提案していきます。」
香織さん:「好きな色はあっても自分のパーソナルカラーを知ることって少ないですよね。メガネで全部は当てはまる訳でないんですが、自分に似合う色も知っておいた方がその人のためになると思うんです。メガネを選ぶ際の判断材料の一つになると思います。」
洋服を楽しむようにメガネを楽しむ
−メガネをどんな風に楽しんでいただきたいですか?
大介さん:「メガネはその人の個性を表現できるものなので、面白い人は面白いメガネをかけた方がいいですし、見るための道具ではなく、アクセサリーとして、表現方法としてお洋服のように楽しんでいただきたいです。」
香織さん:「私たちも服に合わせたり、季節によって変えています。夏だと大きいメガネは重くなるので、軽いクリアなものにすると清涼感が出たり、秋冬ならべっ甲や重い色が合ってきます。
特に30代になって思うのは、絶対にいつかはみんな老眼になるんですよね。そのときに、メガネを抵抗なくかけるためにも、早いうちから親しんでおいた方がいいと思うんです。そうすることで、老眼をポジティブに受け入れられるなって。楽しくかけるのと老眼で嫌だなって思ってかけるのでは全然違うので、年をとってからメガネをかけることが楽しみになると思います。」
メガネを通じて人とつながっていく
−最後に今後の展開についてお聞きしました。
大介さん:「以前も一度やったのですが、お店のスペースを使ってアート作品を展示したり、イベントスペースとしても活用していけたらいいなって思っています。メガネってイベントに絡みづらくて、でもメガネに関わりながら楽しめるものを増やしていったら、いろんな人に知ってもらうきっかけになっていくのかな?って思っています。
個人的には、こういうメガネ屋さんがもっと増えて盛り上がってくれるとうれしいですね。ブランドがかぶるのが嫌っていう人もいるんですが、個人店を集めたメガネフェスくらいできたら、面白いですよね。」
香織さん:「私はカラーアナリストの知識を活かしてパーソナルカラー×メガネをもっと極めていきたいです。お客様に似合うメイクを含めてメガネの提案していければと思っています。」