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三重県の多気町に2021年4月にオープンした、日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」。
VISONは東京ドーム24個分の広大な敷地に、四季を感じるホテル、日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯、地域食材を生かした飲食店舗、オーガニック農園など、全68店舗が集結するこれまでにない大型複合商業施設です。
6月5日(土)には、第2期エリア「本草エリア」「木育エリア」がオープンしました。今回は「木育エリア」について、レポートしていきたいと思います。
▼第1期オープンの記事はこちら
VISONにやってきました!
伊勢方面からお越しの際は、スマートICにて直結する予定。民間施設直結のスマートICとしては全国初認定の施設なのだとか。
<VISONよりお知らせ>
「三重県まん延防止等重点措置にともない、6月20日(日)まで引き続き周辺地域の皆さまを中心に営業させていただきます。」
木と森の体験施設「kiond(キオンド)」
木育エリアにオープンした、木と森の体験施設「kiond(キオンド)」。
コンセプトは「人と木をつなぐ、はじまりの場所」。木材から家具やアート作品を作るワークショップや、焚火起こしなどが体験できる森のアクティビティなど、さまざまな体験プログラムが用意されています。
また、木のプレイグラウンドや、自然に関する本を約1,500冊所蔵したライブラリーカフェも併設。大人も子どもも楽しめる、体験・体感型施設絵です。
さっそく施設内をレポートしていきます。
コーヒーと読書が楽しめる「Library Cafe」
エントランス入ってすぐの場所は、コーヒーと読書が楽しめるライブラリーカフェです。
本棚には、木・森・アウトドアなど自然に関する専門書や絵本がずらり。その数なんと約1,500冊!選書はSPBS(SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS)が手がけています。
コーヒーは、猿田彦珈琲の豆を使用したkiondオリジナル!木と山をイメージした、ここでしか飲めないブレンドです。
木のプレイグラウンド「キノパーク」
木の香りあふれる木のプレイグラウンド「キノパーク」。遊具には国産杉や尾鷲ヒノキをふんだんに使用しています。
1番のポイントは、建物と一体となった迫力のあるジャングルジム「モッキンガム」。子供の感性や創造性を育み、のびのびと遊んでいただける空間です。
▼料金などはこちら
https://kiond.com/
モッキンガムには、絵本作家の浦中こういちさんのイラストが!ほっこりしますね。
さまざまな木のワークショップを開催!「ワークルーム」&「木工房」
キノパークの奥には、ワークルームと木工房があります。
ここでは気軽に参加できるプログラムはもちろん、プロから学ぶ本格的なプログラムまで、さまざまな木のワークショップが開催されます。
例えばこちらは、木のスプーン作り体験。切り出したばかりの木からスプーンをつくるプログラムです。
一般的には乾燥させた木材を使用しますが、このプログラムではあえて切り出したばかりの木材を使用。す〜〜〜っという切れ味が、とても気持ち良いのだとか。
山に生えている木がどのようにしてスプーンに変化していくのか。お子さんの木育にも良さそうですね!
こちらは、どうぶつ木彫りブローチづくり。彫刻刀やノミなどを用いて、手のりサイズのどうぶつ木彫りが作れるワークショップです。
その他にも、「プリンとヒトテマキットスプーン」「みんなで作る森の美術館」「マイ箸」「スマホ用ウッドスピーカー」など、さまざまなプログラムが用意されています。
kiondの魅力は、子どもだけでなく、大人も楽しめる体験が充実していること。当日予約で参加できるプログラムもあるので、気軽に足を運んでみてくださいね。
屋外での体験「森のアクティビティ」
kiondの楽しみ方は施設内だけではありません。屋外での体験「森のアクティビティ」も、さまざまなプログラムが用意されています。
森の散策体験だけでなく、はじめての焚き火起こし体験、プランクBBQなど、日常では出会うことのない、五感を目覚めさせる体験に触れられます。
例えば、こちらは「チェーンソーでフクロウ彫刻」。
チェーンソーを使って、フクロウの木彫りをつくるアート体験が楽しめます。一見、とても難しく見えますが、女性の方でもつくることができるそう。もちろん作品は持って帰ることができますよ!