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日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」が、三重県の多気町に2021年4月29日より第一期オープンします。
VISONは東京ドーム24個分の広大な敷地に、四季を感じるホテル、日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯、地域食材を生かした飲食店舗、オーガニック農園など、全68店舗が集結するこれまでにない大型複合商業施設です。
今回編集部は、事前に行われた内覧会に参加してきました!写真たっぷりで現地レポートしていきたいと思います。
VISONにやってきました!
伊勢方面からお越しの際は、スマートICにて直結する予定。民間施設直結のスマートICとしては全国初認定の施設なのだとか。
<VISONよりお知らせ>
「4月29日にオープンさせて頂きますが、三重県緊急警戒宣言に従い5月11日(火)までは周辺地域の皆さまを中心に営業させていただきます。周辺地域外の県内の方、また県外よりお越しの皆さまは、5月11日(火)以降にお越しいただきますようお願い申し上げます。」
VISONは全9エリアに全68店舗が集結します。
【第1期オープンエリア(2021年4月29日~)】
① マルシェ ヴィソン
② スイーツ ヴィレッジ【第2期オープンエリア(2021年6月5日~)】
③ 木育
④ 本草湯【第3期:グランドオープンエリア(2021年7月20日~)】
⑤ アトリエ ヴィソン
⑥ 和ヴィソン
⑦ サンセバスチャン通り
⑧ ヴィソン ホテルズ
⑨ オーガニック農園
今回は第1期ということで、「マルシェ ヴィソン」「スイーツ ヴィレッジ」をご紹介していきます。
まずは「マルシェ ヴィソン」へ行ってみましょ〜!
日本最大級の産直市場「マルシェ ヴィソン」
日本最大級の産直市場「マルシェ ヴィソン」は、ミシュランガイドパリ一つ星シェフの手島 竜司氏が手掛ける「これまでにない市場」。フランスやスペインのマルシェの熱気を、日本にも届けたいという想いが込められています。
山の幸、海の幸、里の幸と、食材が豊富な三重県の魅力がたっぷりと詰まったマルシェです!
産直市場「マルシェ ヴィソン」では、いわゆる料理人が日々仕入れを行うような高品質で、おいしい農産物や加工品が並びます。
無農薬や減農薬栽培の農産物の販売が予定されているとのこと。どんな農作物に出会えるかは、訪れたときのお楽しみ!
お次は「軽トラマルシェ」のコーナー。
三重県内の農水畜産物を取り扱う複数の生産者や事業者が、毎日入れ替わり販売するイベント会場です。高鮮度でこだわりのある三重県のプレミアムな産品が揃っていますよ!
例えばこちらは宮川の鮎。「本当に鮎なの?!」というくらい臭みがなく、おいしくいただけました。
伊勢エリアと言えばのてこね寿司も!
かつお以外にも、ヒラメ・アジ・スズキ・真鯛など、さまざまな種類のてこね寿司が並んでいました。カツオとビンチョウマグロは、ケンケン漁(一本釣り)で釣り上げているのだとか。
地魚揚げを生すり身から実演販売する「新兵衛屋」、伊勢志摩発祥のたいやき専門店「わらしべ」、季節のフルーツが楽しめる「覚王山フルーツ大福 弁才天」など、魅力的なお店がずらり。
続いてお肉のエリアにやってきました。
地元多気町で松阪牛を飼育する竹内牧場の直営精肉店「若竹」など、三重のおいしいお肉が並びます。
こちらでは(株)NIKURUが手がける4店舗が出店していました。
「baraque」では、産直肉市場のこだわりのお肉を使ったフィンガーフードや軽食がいただけます。ローストビーフが絶品でしたよ!
そのほかにも、食材によって薪焼きと炭焼きを効果的に使い分ける「薪炭炙庵 秀」や、三重県の食材を使用フュージョン料理レストラン「竜吟虎嘯」なども。
続いては、海産物のエリアにやってきました!
「鈴木水産」では、南伊勢産の「ヒオウギガイ(アッパッパ貝)」をいただきました。産地だからこそいただける海の幸です。
こちらは、現役の海女さんたちがおもてなししてくれるという「海女小屋 なか川」。「このひじき私たちが獲ったんだよ〜」と、出来たての海の幸をいただきました。
東海地方初出店の「?口の鮪」では、生まぐろ水揚高日本一の那智勝浦町・勝浦漁港から、創業120余年の「ヤマサ?口水産」が鮪仲卸より直送直売!
まぐろを使ったラーメン「那智そば」も!
漁師が手がける「第十八甚昇丸」では、産地でしかお目にかかれない深海の魚やエビを使ったおいしい料理がいただけます。
ちなみにマルシェブースの隣には、BBQをするための機材貸出や、食材・ドリンクなどの物販店舗「rue de Terrace」も!産直の直材をいただく、なんとも贅沢なBBQが楽しめます。
辻?口氏によるパティスリー&ベーカリーショップ
「スイーツ ヴィレッジ」
続いては「スイーツヴィレッジ」へ!
数々の優勝経験を持つパティシエ・ショコラティエの辻?口博啓氏によるパティスリー&ベーカリーショップです。
究極の地産地消を実現する、辻?口 博啓氏のパティスリー「Confiture H」。
どこよりも素材に近い場所で、素材を選び抜き、独自の製法で作り上げた、味のみならず視覚や香りまで考え抜かれたケーキ・焼き菓子・コンフィチュールなどが楽しめます。
辻?口 博啓氏が手がけるベーカリー「Mariage de Farine」。
店内の石臼で三重県産小麦を挽き、厳選した小麦を組み合わせることで、ここでしか生み出せないパンを提供。
三河みりん、伊勢製餡所の餡、コケコッコー共和国の卵など地元食材をふんだんに使用しているのも特徴です。
三河みりん入りのミルクソフトもおすすめ!口の中にみりんの風味がふわっと広がり、とてもおいしかったです。
イートインでゆっくりといただくこともできますよ。
「アトリエ ヴィソン」エリアから
猿田彦珈琲が先行オープン!
最後にご紹介するのは、「猿田彦珈琲 伊勢国 多気店」。2021年7月20日オープン予定の「アトリエ ヴィソン」エリアから、先行オープンします。
猿田彦珈琲は、「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」をモットーに、東京・恵比寿にて創業したスペシャルティコーヒーの専門店。今回の店舗は、これまでに開業してきた猿田彦珈琲の店舗の中で最大規模です。
店内には、国産のヒノキ材をふんだんに使用。とても落ち着く空間です。
伊勢国 多気店限定の「伊勢国ブレンド」をいただいてみました。
上品で奥深い赤ワインや爽やかなベルガモットのような余韻を楽しめる、クリーンな後味が特徴のコーヒーです。
限定スイーツの「三重県産 旬のみかんとハーブのフレンチトースト」もおすすめですよ!バジルやローズマリーなどのハーブを組み合わせたオリジナルソースが、ほかにはない味わいです。
第1期オープンエリアだけでも、すごいボリュームです。
第2期には、本草湯・木育のエリアがオープン。グランドオープンとなる第3期には、宿泊施設・オーガニック農園・サンセバスチャン通りなどのエリアもオープン予定。
第2期、第3期のオープンも今から楽しみですね!