【岐阜県・瑞浪市】休日デマンド交通「ムカオーCar」が運行スタート!中山道の「細久手宿」「大湫宿」へ遊びにいこう!

【岐阜県・瑞浪市】休日デマンド交通「ムカオーCar」が運行スタート!中山道の「細久手宿」「大湫宿」へ遊びにいこう!

2024年9月21日〜11月24日の土・日曜日・祝日
瑞浪市

岐阜県瑞浪市には中山道の「細久手宿」と「大湫宿」という2つの宿場があります。しかし、現状では瑞浪駅や釜戸駅からの公共交通機関がないため、タクシーを利用する必要があります。

そこで、9月中旬から11月中旬の間、休日専用の予約制の車両「ムカオーCar」を運行スタート!昨年と異なり、復路便は当日予約も可能ですので、ぜひご利用ください。

大湫宿と細久手宿とは?

中山道の大湫宿と細久手宿は、歴史的な宿場町として知られています。江戸時代、京都と江戸を結ぶ街道として栄えた中山道。これらの宿場は旅人たちが休息を取るための重要な場所でした。

国登録有形文化財の「大黒屋」

細久手宿は、江戸から48番目の宿場で、東隣の大湫宿と西隣の御嶽宿の間に位置しています。慶長11年(1606年)に仮宿として設けられたのが始まりで、宿内の町並みは東高西低で、上町・中町・下町に分かれていました。枡形はなく、弓形が施されており、本陣や問屋場、脇本陣が配置されていました。現在でも、石積みの境界や家々の地割が往時のまま残されています。

中山道大湫宿の北部に位置する旧森川訓行家住宅(丸森)

大湫宿は、江戸から47番目の宿場で、海抜510メートルの高地に位置しています。急坂が続く難所として知られ、旅人や人馬にとって大変な場所でした。宿内の町並みは、北町から西町までの約340メートルにわたり、枡形や本陣、問屋場、脇本陣などが整然と配置されていました。現在でも、十三峠や琵琶峠の沿道とともに、往時の姿をとどめています。

中山道大湫宿の町並みのほぼ中央部北側にある御神木「大湫神明神社の大杉」。

中山道がそのまま体験できる!
フォトスポットとしてもおすすめ!「琵琶峠」

大湫宿と細久手宿を結ぶ道中に位置する琵琶峠は、美濃の中山道十六宿の中で最も高い峠で、標高557mを誇ります。この峠には、日本最大級ともいわれる全長約730mの石畳が敷かれており、往時の風景を感じさせる貴重な場所です。

峠の頂上付近には、八瀬沢一里塚が昔のままの姿で残っており、当時の中山道を実際に体験できるエリアとして多くの人に親しまれています。緑豊かな木々に囲まれた石畳の美しい景観は、中山道の名所の一つとなっており、歴史好きだけでなく、フォトスポットとしても人気があります。

八瀬沢一里塚

弁天池

瑞浪市にある2つの宿場町、中間に位置する琵琶峠は、歴史と文化を感じることができる貴重な場所です。ぜひ訪れてみてください。

運行概要

運行日:2024年9月21日〜11月24日の土・日曜日・祝日
運賃
・1日フリー乗車券:800円(税込)
・1乗車:500円(税込)
※1日フリー乗車券は予約時にお申し込みが必要です。
※運賃は乗車時に乗務員にお支払いください。

予約について

予約受付:乗車希望日の2週間前から、利用予定の週の金曜日(16時まで)
復路便の当日予約:出発時刻の1時間前まで

運行期間中、瑞浪市観光協会は土日祝も営業しております。

お申し込みはこちらムカオーCar申込フォーム(下のQRコードからもお申し込み可能です)

▶️詳しくは公式サイトをご確認ください

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