7月18日(土)、四日市市笹川通り沿い、サンドラッグの隣りにオープンした高級食パン専門店「朝のらしさ」。地元出身のサッカー日本代表・浅野拓磨選手がオーナーを務め、全国で人気パン店を手掛けるベーカリープロデューサーの岸本拓也氏がプロデュースした注目のお店です。
オープン前日に行われたメディア向け内覧会を取材。日本代表選手と高級食パンブームの仕掛け人のコラボが、どのような“化学反応”を生み出したのか、この目と“舌”でしっかりと確かめてきました。
10坪足らずの店内は、ウッディな感覚のシンプルな空間。カウンター越しに商品を受け取るスタイルです。
店頭に並ぶ食パンは、プレーンタイプの「朝のらしさ」(¥800・税抜)と、シャンパンレーズンをたっぷりと生地に練り込んだ「午後のらしさ」(¥980・税抜)の2種類のみ。工房で次々と焼き上がるパンの香りが、いやがうえにも期待を高めてくれます。
耳まで柔らかく仕上がった高級食パンは、焼きたてを手でちぎって味わうのが流儀。湯気も冷めやらぬ状態でスタッフの方にちぎってもらうと……
訪れた取材陣からも思わず感嘆の声が。ふわふわもっちりの感触が見ている者にも伝わってきます。これはもう、口にする前からおいしさが約束されていると言ってもいいのではと思えるほど。
さっそく焼きたてのパンをいただいてみました。
「この口どけの良さ!」
さすが、名うてのベーカリープロデューサーが丹精込めて仕上げた高級食パン。ふわふわの食感に、ほんのりと感じる甘み。何もつけずに食べても、いや、何もつけないからこそ、パンそのものの味わいが楽しめます。
「スプレッドと合わせても美味しく味わえますよ」スタッフの方のオススメにしたがって、今度ははちみつを垂らしていただいてみます。
生のままのパンの柔らかい食感とはちみつの甘みが醸し出す甘美なハーモニー。至福のひとときを過ごしていられます。
「朝のらしさ」の食パンのおいしさの秘密。それは、こだわり抜いた食材にあるといいます。
厳選された小麦粉や生クリームを使用しているのはもちろん、稀少価値の高い北海道、根釧地区産の発酵バターを贅沢に生地に練り込んで、豊かな風味を実現。牛乳は新鮮度を重視して自然な甘みとコクのある鈴鹿山麓牛乳を使用しています。
これだけ贅沢に材料にこだわったパンを焼きたてで提供してもらえたら、おいしくないわけがない!おいしいパンの口どけを味わう至福。
実は、この「幸せ」という言葉、「朝のらしさ」というパン屋さんが誕生する上でのキーワードになっています。