【稲沢市】大人レトロな空間でお気に入りのコーヒーを見つけよう!シェアロースターも楽しめる「尾州暁珈琲焙煎所」がオープン。

稲沢市
掲載日:2023.08.09
【稲沢市】大人レトロな空間でお気に入りのコーヒーを見つけよう!シェアロースターも楽しめる「尾州暁珈琲焙煎所」がオープン。

「JR稲沢駅」から西へ徒歩約6分。スペシャルティコーヒーが楽しめる珈琲屋「尾州暁珈琲焙煎所」が、2023年3月にオープンしました。

自家焙煎豆とドリップバッグが購入できるうえに、シェアロースターが利用できるのも魅力。もちろん店内でコーヒーを楽しむこともできます。

今回は、コーヒー好きな方から初心者の方にもおすすめしたい「尾州暁珈琲焙煎所」の魅力をご紹介します。

※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。

 

設計事務所だったビルを
大人っぽい空間へとリノベーション

交差点の角にあるレトロな建物が目印

建物の形も特徴的

「尾州暁珈琲焙煎所」は、小池一丁目の交差点の角にあります。もともとは設計事務所だった、コンクリート造りのレトロな建物が目印。3階建てのビルの1〜2階がお店です。

店内は、落ち着いた大人な雰囲気。内装やインテリア、雑貨などの一つひとつに、こだわりを感じます。

1階には、ドリップバッグと焙煎豆の販売と、シェアロースターのスペースが設けられています。喫茶スペースには、カウンター席が3席。喫茶の利用時は、先払い制となっており、1階で注文します。

2階には、窓際のカウンター席と、レトロで可愛いテーブル&ソファ席が設けられています。1人でも、友人や家族と訪れてもゆったりと寛げそうです。

若くして他界した憧れの父の影響で、
公務員を退職して独立を決断。

気さくでお話上手な「尾州暁珈琲焙煎所」の店主中島裕介さん

今回は、気さくにお話をしてくださる店主の中島さんに、お店オープンからコーヒーへのこだわりまでのお話をたっぷりと伺いました。

– お店をオープンしたきっかけを教えてください。

中島さん:「前職は公務員として働いていましたが、もともと20代の頃から”独立したい”という想いがありました。また、毛織物の会社を経営していた父への憧れもありましたね。しかし、父は46歳という若さで他界しています。

私も他界した父と同じ40代となったときに、人生を見つめ直したのです。いつ死んでもおかしくない人生、このままで良いのかと。人生を後悔したくない想いで脱サラして、もともと好きだったコーヒーを仕事にして独立することを決意しました。」

– お店のコンセプトやこだわりを教えてください。

中島さん:「メインコンセプトは”コーヒーを嗜む人のための珈琲屋”です。喫茶として店内でコーヒーを嗜んでいただくことのほかにも、ご自分の「美味しい」を見つけてもらうために、焙煎レベルをお聞きしてから焙煎した豆を販売しています。また、焙煎機の時間貸し出し”シェアロースター”のサービスも提供しています。このように、喫茶・受注焙煎・シェアロースターの3つのサービスを提供しているお店です。」

夜の雰囲気も素敵です。

中島さん:「セカンドコンセプトは”珈琲好きの大人の逃げ場”です。仕事や家事、育児など忙しい日々の合間にリフレッシュするための逃げ場だったり、夏の暑い日に涼しむための逃げ場だったりと、さまざまなシーンの”逃げ場”として利用していただけたら嬉しいですね。

そのためにも、大人っぽい雰囲気の店内にしているんです。夜間営業もしているので、昼間とは違った夜の雰囲気も楽しんでいただきたいですね。」

「尾州暁珈琲焙煎所」が提供する
店主こだわりのコーヒー

ホットコーヒー / ルワンダ フイエマウンテン 浅煎り (540円)

アイスコーヒー / インドネシア マンデリン ビルセレクシ 深煎り(570円)

注文したコーヒーの詳細がメモで添えられるのも嬉しい。

自家焙煎のコーヒー豆をゆっくり丁寧に淹れてもらえます。

– 自家焙煎へのこだわりを教えてください。

中島さん:「やはり、コーヒーの美味しさは、焙煎の鮮度が重要なんです。焙煎してから1週間前後が一番美味しいんですよ。私のお店で使っている焙煎機は、小さめタイプなので、少量づつ焙煎できます。そのため、多くの豆を取り扱うことができるんです。

現在、20種類のコーヒー豆を仕入れて焙煎しています。自家焙煎によって鮮度の良い美味しい豆を、幅広く提供できるようにこだわっています。」

– 20種類ものコーヒー豆を仕入れている理由とは?

中島さん:「お客さんに自分好みの豆を見つけてもらいたい想いからです。焙煎豆の販売方法においても、お客さんが好みの豆と焙煎度合いを選べるスタイル”受注焙煎”にこだわっています。

店内で楽しんでいただくコーヒーには、日替わりでおすすめの豆を提供中です。そして注文時に、浅煎り・中煎り・深煎りの3つから好みの焙煎度合いを選んでいただいています。

どれを選べば良いのか分からない方にも、じっくりと説明させていただいています。初心者の方にも、コーヒーの豆や焙煎などについて、より知ってもらえれば嬉しいですね。」

– ガラス食器にもこだわりを感じます。

中島さん:「美味しいコーヒーは、カップ&ソーサで飲んでもらいたいという想いがありますね。お客さんにもコーヒーを淹れているガラス食器も楽しんでもらいたいです。おかわりをしたお客さんには、1杯目のときとは別のカップを。また、グループで来店されたお客さんたちには、できる限りそれぞれ別々の種類のカップにコーヒーを淹れて、ご提供させていただいています。」

店主選りすぐりのガラス食器が楽しめるのも「尾州暁珈琲焙煎所」の魅力の一つ。夜営業でのみ楽しめる、特別なグラスも用意されているんですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

シェアロースターで
自分好みのコーヒーが作れる!

自分で焙煎したいと思っても、焙煎機は高価なうえに煙が出るため、自宅で焙煎するのはハードルが高いですよね。そのような方には、シェアロースターがおすすめです!

「尾州暁珈琲焙煎所」では、実際にお店で利用している『FUJI ROYAL(フジローヤル)』のロースター『COFFEE DISCOVERY(コーヒーディスカバリー)』を”時間貸し”しています。入会金は2,000円(年会費なし)、2時間2,800円での利用が可能です。

入会特典として永続的にドリンク代が100円引き(モーニング時間除く)になるのも嬉しいポイント。シェアロースターで、自分好みのコーヒーを見つけてみてはいかがでしょうか。

おすすめメニューをご紹介!

尾州珈琲暁焙煎所は、もちろんコーヒーがメインですが、モーニングやカフェタイムのサービスがあります。店主・中島さんにおすすめメニューを伺いました。

【MORNING】小倉バタートースト

小倉バタートースト(ドリンク代+110円)

こだわりのコーヒーに、ボリューム満点の厚切りのトーストがつく嬉しいモーニングサービスです。コーヒーは約2杯楽しめる量が、ポットに入れて提供されるのも嬉しいポイント。

トーストはなんと自家製。毎日食べるトーストは、体に優しいものが良いという店主の想いから、添加物の多いものは使わないように素材にもこだわっています。今回は小倉バタートーストを実食。厚切りのトーストは優しい甘さで、サクもちの食感。小倉バターとの相性も抜群!朝から幸せな気持ちにさせてくれる、毎日でも食べたいモーニングです。

コーヒーは、「グアテマラ アンティグア アゾテア農園」の深煎りを。コクがあるのに柔らかい苦味のあるコーヒーです。深煎りは酸味が少なく、苦味が引き立ちます。

【CAFE TIME】くるみのキャラメリゼ

ドリンク代のみ

砂糖をキャラメル化させて、くるみにコーティングした店主のおすすめメニュー。甘くてほんのり苦いキャラメルの味と、カリッとしたくるみの食感が楽しめます。コーヒーの美味しさをグッと引き立ててくれますよ。

コーヒーは「エチオピア ホワイトナイル」を浅煎りで。とっても上質な味わい。フルーティさも感じられるスッキリとした味でした。浅煎りは、爽やかな酸味が感じられます。

【CAFE TIME】生チョコレート

ドリンク代+140円

柔らかくてなめらかな口当たりの生チョコレートは、とっても濃厚で満足度の高い味わい。こちらもコーヒーとの相性抜群のメニューです。

【SWEETS】コーヒーゼリー

コーヒーゼリー(600円)

自家焙煎のコーヒーと、乳脂肪分豊富なアイスクリームで作られた贅沢なスイーツ。上層部のクラッシュ部分のコーヒーゼリーは中煎りで、下層は深煎りというこだわり。味の変化が楽しめますよ。また、ゼリーはゼラチンではなく、アガーが使用されているため、喉越し滑らかな仕上がりです。

今回は、コーヒー好きな人の気持ちに寄り添ってくれる「尾州暁珈琲焙煎所」をご紹介しました。自家焙煎された20種類ものスペシャルティコーヒーのなかから、お気に入りのコーヒー豆を見つけてみてはいかがでしょうか。

スポット詳細

【尾州暁珈琲焙煎所】
住所   :〒492-8144 愛知県稲沢市小池1-6-13
駐車場  :あり(5台)
アクセス : JR稲沢駅より西へ徒歩約6分
営業時間 : 火・水・木/8:30〜17:00 金・土/8:30〜22:00
定休日  : 日曜・月曜
Instagram:https://www.instagram.com/bishu_akatsuki_coffee_roastery?hl=ja

京都出身。就職を機に愛知県へ。ハウスメーカー勤務と子育てを経験し、現在は不動産会社で働きながらライターとして活動中です。主に不動産記事と取材記事を執筆しています。趣味は、旅行、カフェ巡り、読書、愛猫と遊ぶこと。実際に訪れて見て感じた東海地方の魅力を皆様にたっぷりお届けします。

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