【読書好きスタッフが選ぶ、8月に読みたい1冊】今月のテーマは、”海外旅行がしたくなる本”

掲載日:2021.07.31
【読書好きスタッフが選ぶ、8月に読みたい1冊】今月のテーマは、”海外旅行がしたくなる本”

みなさんこんにちは。ライフデザインズ編集部が独自の目線でおすすめしたい「本」をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今月は、”海外旅行がしたくなる本”をテーマに選書しました。

国内外の旅行が制限されている今だからこそ、旅に行った気分にさせてくれる本を読んで気持ちを高めてみませんか?

台湾の日常を切り取った『明星』

『BABY BABY』、『未来ちゃん』、『おやすみ神たち』(谷川俊太郎との共著)など数々の写真集で知られている写真家・川島小鳥氏による写真集です。3年で30回も台湾に足を運び、7万枚の写真の中から厳選。どこか懐かしい風景や愛くるしい人々、台湾での人々の日常を写し取っています。

見ていると、ほっこり、ほのぼのとした気持ちになります。本の装丁が変わっているので、手に取るだけでもワクワクしますよ。

週末旅行の実用書『3日もあれば海外旅行』


「短く」「何度も」旅に出よう。バックパッカーから「フラッシュパッカー」へ。休みが取りづらい日本だからこそ、旅は工夫次第で面白くなる。

この本の中では、著者おすすめの週末海外旅行のプランが書かれています。束の間の休みをフル活用して旅を心ゆくまで楽しみたい人におすすめの一冊です。今すぐには行けなくても、いつかのときに「旅の実用書」として置いておくのもいいと思います。

村上春樹紀氏の紀行エッセイ
『ラオスにいったい何があるというんですか?』 


アメリカ各地、かつて住んだギリシャ、長編小説の舞台フィンランド、ラオス、そしてなぜか熊本…。村上春樹さんが訪れた世界のいろいろな場所について綴った紀行文集です。個人的にも村上春樹紀氏の紀行エッセイが大好きです。

カラー写真も多数収録されており、食事はどこも魅力的で美味しそう。さすがの文章力で、行ったことがなくてもなんとなく行った気にさせてくれます。この本にでてくる場所へ旅をしたくなりますよ。

アラスカの息づかいを感じる『旅をする木』

極北の地アラスカ。厳しくも美しいその大自然のなかを、逞しく生き抜く動物たち。彼らに魅せられた日本人写真家・星野道夫さんのエッセイです。

アラスカに住み、アラスカの自然の中で生きていた星野さんが感じた自然への恐怖、驚き、喜び、感謝が素直な文章で描かています。都会に生きる私たちにとっては想像もできない自然の壮大さ、自然と共存する大切さを感じます。

自分の知らない世界に出会える
『アジアンジャパニーズ』

カメラマン小林紀晴さんが、アジアを旅する中で出会った人たちの写真とエピソードを綴ったドキュメンタリー作品。初版がでたのは1995年、今のようにSNSもない時代です。

今よりももっと旅をする危うさがあり、孤独を感じてたのではないでしょうか。そんな旅人たちにこの作品はフォーカスしており、前半で出会った人の紹介をし、後半でその人たちが旅の後に、どんな結論を出したかが描かれています。自分の知らない世界に出会える一冊です。

今回は”海外旅行がしたくなる本”をテーマに送りしました。気になる本を手にとってみてくださいね。

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