【読書好きスタッフが選ぶ、11月に読みたい1冊】今月のテーマ「秋の夜長に読みたい小説」

読書
2021.10.29
【読書好きスタッフが選ぶ、11月に読みたい1冊】今月のテーマ「秋の夜長に読みたい小説」

秋がすっかりと深まり、今年もあと2ヶ月で終わりです。秋の空気を感じはじめると、どことなく寂しくさを感じますよね。そこで今回は、「秋の夜長に、読みたくなる本」をテーマにお届けしていきます。

あの頃を思い出して涙する
「ボクたちはみんな大人になれなかった」


フォロワー19万人を超える会社員、燃え殻さんの泣ける小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」。 休み時間にはじめたTwitterで、ありふれた風景の中の抒情的なつぶやきが人気となり多くのフォロワーを獲得。この作品で小説家デビューを飾り、一躍人気作家の仲間入りを果たしました。そんな、同作はある43歳の男の過去の恋愛と仕事についての記憶の物語です。オトナがあの頃を思い出して涙する異色のラブストーリーです。

<あらすじ>
主人公のボク43歳が、かつての恋人にフェイスブックの友達申請をするところからはじまる。彼女は〈間違いなくブス〉だったが、ボクにとっては唯一、〈自分よりも大切な存在〉だった。こうして過去とつながってしまったボクの、彼女との出会いから別れまでがハードボイルド風に、短い文章の連なりでリズミカルに描かれる。

心が暖かくなる「博士の愛した数式」

記憶障害を持つ元数学者の博士と博士の家政婦になった女性とその息子ルートのお話です。映画化もされているため、名前は聞いたことがある方も多いはずです。物語で博士は、数学をとてもロマンチックに表現しています。数学=苦手意識があったのですが、この本を読むと、数式が詩的な世界に感じます。そして3人が織りなす関係にとっても心が暖かくなる作品です。

<あらすじ>
「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた。記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。

何度も読み返したくなる小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」


100万部突破したベストセラー小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」。ぼくと彼女の、時空を超えた切なすぎる恋の物語です。パラレルワールドとタイムマシンを組み合わせたような設定の話なのですが、読み進めていくとその世界にどんどんハマっていきます。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなりますよ。

<あらすじ>
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて――。

箱根駅伝好きには堪らない!「風が強く吹いている」。


「風が強く吹いている」は、三浦しをんによる、箱根駅伝を舞台にした小説です。物語は2人の男子大学生を中心に展開され、箱根駅伝を舞台に繰り広げられる彼らの成長を描いています。小説はワクワクや面白さもありながら、後半では涙なしでは読めません。箱根駅伝の1区から10区、それぞれの選手の思いや緊張がリアルに伝わってきます。

走ることの力強さと美しさを体現しており、箱根駅伝好きには堪らない1冊です。

<あらすじ>
箱根駅伝を走りたい―そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく…風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」―純度100パーセントの疾走青春小説。

リリー・フランキーの自伝的長編小説。
「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」


2005年に発売され、オダギリジョー主演で映画化もされたリリー・フランキーの自伝的長編小説「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」。著者の少年時代から青春の彷徨を経て「オカン」と過ごした最期の日々までを描いています。

テーマは普遍的ですが、誰もが自分のことのように、母や家族と自分を重ねて泣ける作品です。発売当時は中学生だったのですが、この本を最近改めて読んで、当時以上に感動しました。リリーさんの愛がこの本には詰まっています。何度も読みたくなる名作です。

<あらすじ>
オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人—。四歳のときにオトンと別居、筑豊の小さな炭鉱町で、ボクとオカンは一緒に暮らした。やがてボクは上京し、東京でボロボロの日々。還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた。「東京でまた一緒に住もうか?」。ボクが一番恐れていたことが、ぐるぐる近づいて来る—。大切な人との記憶、喪失の悲しみを綴った傑作。
母親とは?家族とは?普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。

今回は、「秋の夜長に読みたい小説」をテーマにお送りしました。
ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。

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