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岐阜県岐阜市若竹町にある「GALLERY GECCA(ギャラリー ゲッカ)」。毎月20日から月末までの10日間のみオープンしているギャラリーです。
運営しているのは、染織作家・タンゲキョウコさんと、絵、洋服作家・丹下幸江さん親子。2013年のオープン以来、陶芸・ガラス・革・アクセサリーなど全国の作家さんの作品をメインに展示、販売されています。
ギャラリーがあるのは、岐阜県岐阜市若竹町。「岐阜駅」から車で15分ほどの閑静な住宅街にあります。
近隣には駐車場も完備!車でも安心して訪れていただけますよ。
ギャラリーに到着すると、店先にもワクワクする魅力的なアイテムがずらりと並んでいます。
店内には企画展の作家さんのアイテムを中心にタンゲさん親子の作品も。タンゲさんのつくる洋服は、玉葱や栗、バラなどの植物で糸を染め、手織りでつくらています。
木を基調とした店内は、あたたかみがあり、とても心地のいい空気が流れています。
営業期間中は、「山カフェ」もオープン!店内でゆったりとくつろぎながら、お茶も楽しめます。
もちろんカフェのみの利用も可能。近所の人もふらっと立ち寄られるのだそう。
八百屋だった生家をギャラリーに
もともとは、タンゲさんのご実家で八百屋だった場所をギャラリーに改装。
お二人とも作家として活動されているため、営業日は毎月20日から10間ほど。タンゲさん親子がつながりのある作家さんや、さまざまな場所での出会いをきっかけに依頼し、企画展を開催されています。
常設で販売されている作品も。営業日にはお気に入りの作家さんの作品が購入できるのも、楽しみのひとつ。
どの作家さんも、お二人の琴線に触れた魅力溢れる方ばかりです。
企画展の様子をご紹介
訪れた日は、5名の作家さんによる『くらしのくらし展』が開催されていました。おうち時間が増えた今だからこそ、暮らしが豊かになる作品に出会ってほしい!そんな想いから、暮らしが豊かに、楽しくなるような作品が展示されていました。
ここからは、5名の作家さんをご紹介していきます。
※こちらの企画展は終了しています。
Tickeleglass
カラフルな配色と、顔のついたキュートなガラス作品をつくる「Tickeleglass」。多治見市在住の松下祐子さんが”心くすぐるものづくり”を目指して一つずつつくられています。
グラスやカトラリー・箸置き・フラワーベースなど、どれも毎日の生活が楽しくなるものばかり。人気のシェードもありましたよ。
【Tickeleglass】
https://tickle-glass.shop/
寺社下景子
続いては、愛知県安城市で作陶されている「寺社下景子」さんの作品。エッチングの技法で描かれた模様はどれもうつくしく、世界観がとってもすてきです。
カップ・鉢・花器など、どれも、シンプルかつ頑丈で使い勝手がいいのも特徴です。抽象的な絵柄もどこかほっこりします。
ギャラリーでは常設もされています。
盛林咲子
愛知県常滑市出身の造形家・「盛林咲子」さん。石・銅・真鍮を使った作品を製作されています。銅や真鍮はトンカチで、トントンと叩きながら作品をつくられています。
銅は環境によって色が変化していくので、その様も楽しみに。また、作品越しに映る光と影も作品のひとつです。
こちらは、大理石のキャンドルホルダー。銅の飾りがかわいく、一つ置いておくだけで、楽しい空間が広がります。
ツグミ工芸舎
埼玉県の西の端に位置する秩父市で工房をかまえる「ツグミ工芸舎」。秩父の木工工房では、木のさじ・トレー・お皿などの木工小物をひとつ一つ丁寧に手作業でつくられています。
手作業ならではの、温もりや優しさが溢れる作品ばかりです。
お子さま用のカトラリーもそろっているので、ギフトとしてもおすすめです。
【ツグミ工芸舎】
https://www.instagram.com/soikick/
TRY-Y
名古屋市中川区にて、アイアン作品を手掛ける「TRY-Y」。溶接技術を身につけた熟練職人さんによって、カッコよく、暖かみのある作品をつくらています。
テーブル・イス・ハンガーラック・S字フック・表札・家具など、アイアンを使った製品なら、なんでもオーダーも可能です!経年変化していくことでさらに味わい深くなっていくのも特徴の一つです。
常設の作家さんも要チェック!
常設展示では、タンゲさん親子の作品をはじめ、個性豊かな作家さんの作品にも出会えます。どれも、ひとつずつ想いのこもったものばかりです。
毎月さまざまな企画展を開催されている「GALLERY GECCA」。ぜひ、すてきな作品との出会いを楽しんで、お気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね!