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岐阜県美濃市から発信される、 時代を越える粋なモノ「HAPPA STAND」

グルメ

岐阜県・美濃市
2020.03.05

岐阜県美濃市から発信される、 時代を越える粋なモノ「HAPPA STAND」

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岐阜県美濃市の「うだつの上がる町並み」。歴史的景観が現存されるこの場所に、2017年8月に誕生した「HAPPA STAND(はっぱすたんど)」。「時代を越える粋なモノ」をコンセプトに、御茶や器などの日本の伝統文化を発信しています。取り扱い店舗は国内80店舗、LAに8店舗と近年注目を集めている話題のブランドです。

店内では、こだわりのオーガニックのお茶を使ったドリンクやスイーツを、HAPPA STNADオリジナルの器でいただくこともできます。

今回は代表の佐藤陽亮さんに、HAPPA STAND立ち上げの経緯から店舗やプロダクトに込めた想いまで、たっぷりとお話を伺ってきました。

うだつの上がる街並み

HAPPA STAND

名古屋から車で1時間ほど。HAPPA STANDがあるのは、重要伝統的建造物保存区である岐阜県美濃市のうだつの上がる街並みの一角。白い暖簾が目印です。

HAPPA STAND

HAPPA STAND

店内に入ると、茶葉の心地よい香りにふわりと包まれました。外観から想像していたよりもはるかに開放的な空間が広がります。築150年以上という古民家をリノベーションしたという店舗は圧巻です。

HAPPA STAND誕生までの道のり

HAPPA STAND代表 佐藤陽亮さん

HAPPA STAND代表 佐藤陽亮さん

まずは、HAPPA STAND代表の佐藤陽亮さんにお話を伺いました。

佐藤さん:「まずは僕の生い立ちからお話しますね。小学校6年生のとき、突然母親が僕を一人でカナダのバンクーバーにホームステイさせたんです。未だに理由は教えてもらえないのですが、当時かなりやんちゃだったからでしょうね(笑)。

日本語が通じない。友達もいない。日本に帰りたくても帰れない。家族と話せるのは、週に1回2分の電話だけ。もう寂しくて寂しくて……毎晩泣いていました。

このときの経験は、今まで当たり前だった日本のすばらしさ、家族の大切さ、日本人の優しさを気づかせてくれました。今の自分をつくる1つの大きな要素になっていますね。」

日本の社会は厳しいもの。苦戦した新卒時代

その後、岐阜市の高校、東京の大学と進学された佐藤さんにある試練が訪れます。

佐藤さん:「リーマンショック直後だったので就活はかなり大変だったのですが、なんとか神戸本社の食品会社に就職することができました。それまで好き勝手に生きてきたので、日本の”社会とは厳しい”という雰囲気はかなりしんどかったですね。自分の意見は言えないし、言ってもつぶされる。今思うと、入社して3カ月くらいは軽い鬱だったと思います。

両親に相談したところ「それが日本の社会だ。嫌な人と仲良くするには、自分から一歩踏み込むしかない」という強烈なアドバイスをされたんです。そんなことできるわけないと思ったんですけど、父も昔同じようなことがあったそうで、父がやっているなら自分もやってみるかと。

自分が変わるしかないと覚悟を決め、仕事への姿勢を改めたところ、少しずつ周りの環境が変化していきました。」

孫正義氏の言葉をきっかけに、カリフォルニアへ留学

そして1年後にはストアマネージャーを勤めるようになった佐藤さん。また新たな転機が訪れます。

佐藤さん:「たまたま読んでいた本で、ソフトバンク創業者の孫正義さんの「自分のコンフォートゾーンから脱却しないと成長はない」という言葉を目にしたんです。コンフォートゾーンとは自分の快適な空間のこと。生まれ育った場所や、気の知れた仲間といるのは快適です。逆に、新しい人と会ったり、新しい場所に住むのはストレスがかかる。けれどそれをしないと成長はしないと書かれていました。

自分は小学生の頃の辛いカナダ留学以来、ずっと海外を避けてきました。でも、幼い頃から目指していた経営者になるためには、もっと広い世界を知らないといけないと痛感したんです。思い立ったらすぐに行動するタイプなので、2月に辞表を提出し、4月にはカリフォルニアに渡っていましたね。」

日本人として、本物の日本文化を伝えなくては

HAPPA STAND代表 佐藤陽亮さん

こうして単身カリフォルニアに渡った佐藤さん。この留学が、HAPPA STAND誕生の大きなきっかけとなることに。

佐藤さん:「僕がカリフォルニアに留学していたころ、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。全然おいしくない抹茶やラーメン。店員も割烹着を着た韓国人や中国人。日本の要素はゼロ。そんな「なんちゃって和食」がどんどんと増えていったんです。

そして海外の友人たちがそんな「なんちゃって和食」を食べて、「和食っておいしいね。日本ってやっぱり良いよね」と言うことに、すごく危機感を感じました。このままでは日本の伝統文化が変わってしまう。日本人として自分が何かしなくてはいけない。まずは何か行動しなくては変わらないと、2015年に会社を設立しました。」

佐藤さん:「まずは商いを学ぶために、いちご売りをしていました。減農薬で栽培している農家から100円で仕入れて200円で売る。2〜3カ月くらいやりましたが、もちろん全然儲かるわけがない(笑)。こんなことをやっていてもしょうがないと、オーガニック食品のオンラインストアをはじめました。ところがなかなか「これ!」というものが定まらず、2年ほど模索する日々が続きました。

そんなあるとき、「オーガニックのもの」「日本の伝統文化を伝えたい」「食」というコンセプトのもと、改めて自分のやってきた2年間を振り返ってみたんです。そして行き着いたのが、創業当時から取り扱っていたオーガニックのお茶。自分の故郷の産業である美濃焼。灯台下暗しでしたね。」

ブランド名とロゴに込めた想い

こうしてスタートしたHAPPA STAND。ブランド名とロゴマークにはこんな想いが込められていました。

佐藤さん:「紹介してもらったデザインチームが、コンセプトからデザインをつくっていくというチームでした。何を伝えたいのか、どんな人に伝えたいのか、コンセプトが大事だと言われました。僕が依頼人のはずなのに、何回もダメ出しされましたね(笑)。それくらいコンセプトはとことん考えました。

そうして誕生したコンセプトが、「NOT OLD, BE CLASSIC.「時代を越える粋なモノ」」。

ロゴマークは「88(ハッパ)」をモチーフにしています。8という数字は、東洋では、末広がりの「八」。西洋では、再生の数字や無限大マークの「∞」。古今東西問わず、縁起の良い数字なんです。HAPPA STANDOという文字も、オリジナルのカレッジフォントを使用しています。」

こうして、「HAPPA STAND」は2017年8月に誕生。現在では国内80店舗、LAで8店舗取り扱われている大人気のブランドとなっています。

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【HAPPA STAND(はっぱすたんど)】
住所   :岐阜県美濃市常盤町2300番地
電話番号 :0575-46-8859
営業時間 :8:00〜17:00
定休日  :水曜・木曜

https://happastand.jp/

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