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9月28日(金)に名古屋市の堀川で開催された「堀川ウォーターマジックフェスティバル2018」に行ってきました。川面の船でカブトビールが楽しめる「船上ビールバー」、ハリボテが川に浮かぶ「KWArt(カワアート)」、同時開催の「なやばし夜イチ」など、河川に親しみながら堀川の岸も川面も楽しめるイベントです。
1610年、名古屋城の築城にあわせて開削された堀川は、2010年に開削400年目を迎えています。
まずはじめに、企画運営を手掛ける丹坂さんにお話を伺ってきました。
ー 「ウォーターマジックフェスティバル」をはじめたきっかけを教えてください。
丹坂さん:「もともと堀川は、名古屋城や城下町をつくる物資を搬送するために使われていました。これまでにも浄化・再生をテーマに取り組んできましたが、なかなか一般の市民の方に河川整備の重要性をお伝えするのが難しかったんです。
そこで、少しでも河川に親しんでもらい、河川整備の理解を深めようとはじまったのが「ウォーターマジックフェスティバル」です。2003年に開始され今年で16回目になります。イベント名の「マジック」という言葉には、川が持っている力や可能性を感じていただきたいという想いが込められています。」
ー 今後の展望を教えてください。
丹坂さん:「水上交通が当たり前のように生活の中にあるようにするのが目標です。そして、名古屋の一番の観光地といえば名古屋城ですが、アクセスが悪いのが課題。そこで、名古屋駅に立ち寄り、街を楽しみながら歩いて、納屋橋や円頓寺から堀川を船で向かうというルートをつくりたいと考えています。そのためにも、まずはたくさんの方に堀川に親しんでもらって、河川に興味を持っていただけたらうれしいですね。」
ここからはイベントの様子をレポートしていきます。