今回は「星野リゾート×FDA×で行く!2泊3日出雲の旅」をご紹介します。
名古屋〜出雲までのフジドリームエアラインズ(FDA)便は、名古屋空港(小牧)から毎日2往復(4便)、セントレア(中部)から毎日1往復(2便)で運航しています。フライト時間は約1時間。行きは7時台&帰りは18時台なのでたっぷりと堪能できるんです!
グルメから定番の観光スポットまで、島根の魅力に癒される2泊3日のおすすめコースをお届けします。
目次
星野リゾート×FDAで行く!
島根観光2泊3日モデルコース
<島根観光DAY1>
7:00〜 名古屋空港(小牧)から出発!
10:00〜 島根県随一の観光名所「出雲大社」を参拝
11:00〜 出雲グルメを満喫!
15:00〜 「界 玉造」に到着
<島根観光DAY2>
7:00〜 「出雲酒造り体操」&「ご当地朝食」でスタート!
10:00〜 玉造温泉街を散策
12:30〜 松江市に寄り道して、島根のローカルグルメを堪能!
15:00〜 「界 出雲」に到着
<島根観光DAY3>
7:00〜 「稲佐の浜 神渡り体操」&「ご当地朝食」でスタート!
10:00〜 「日御碕神社」を参拝
10:30〜 「稲佐の浜(いなさのはま)」へ
12:00〜 少し足を伸ばして「境港(鳥取県)」へ
18:10〜 出雲縁結び空港から出発!
島根観光DAY1
7:00〜 名古屋空港(小牧)から出発!

名古屋空港(小牧)
今回は名古屋空港(小牧)から出発!
駐車場は1,350台ありますが、週末や祝日は空港の駐車場が満車の場合もあるため、名古屋駅・勝川駅・西春駅からの空港バスもおすすめです。
機内ではドリンクサービスに合わせて、早朝便だったのでコモパンの提供も。朝食をどうしようかな〜と思っていたので、嬉しいサービスでした!(※一部の早朝便限定サービス)
約1時間のフライトで出雲縁結び空港に到着しました!コモパンを食べながら「どこに行こうかな〜」と作戦会議をしたり、景色を楽しんだり、あっという間でした。
レンタカーを借りて、いざ出雲エリアへ!出雲市内へは車で約30分ほどです。JR松江駅、出雲大社、玉造温泉などと結ぶ「空港連絡バス」もありますよ。
10:00〜 まずは島根県随一の観光名所「出雲大社」を参拝

勢溜の大鳥居
まずは「出雲大社」へ!日本屈指のパワースポットと名高い、島根県随一の観光名所です。
出雲大社は、縁結びの神様である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る日本随一の古社。『日本書紀』にも記述が残り、神々によって建てられた神殿と言われています。
男女のご縁はもちろん、仕事や安産などさまざまなご縁を結ぶ神として、年間250万人が訪れる縁結びの聖地です。

松の参道

銅鳥居
出雲大社には数々の摂社・末社が点在します。ご利益を存分に授かれるよう、忘れずに参拝しましょう。

拝殿
出雲大社の参拝作法は一般的な作法と異なり、「二礼四拍手一礼」なのでお気をつけて。住所、氏名、日頃の感謝も一緒に唱えると良いそうですよ!
参拝のあとは、御守所(おまもりどころ)で御守りや絵馬などを授かりましょう。

神楽殿
参拝のラストは日本最大級の注連縄が掛かる「神楽殿(かぐらでん)」へ。注連縄はなんと長さ13.6m、重さ5.2t、周囲最大8m!
数千年の歴史を漂わせる荘厳な空気に、思わず背筋がのびました。日本屈指のパワースポット、ぜひ島根県に来たならば訪れたい名所です。
【出雲大社】
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
駐車場:745台(7:00〜18:00 ※季節により変動あり)
11:00〜 出雲グルメを満喫!
参拝後は神門通りで出雲グルメを堪能しましょう!お土産屋さんやカフェ、食事処などが参道沿いにずらっと並んでいます。

そば処 田中屋
まずは島根グルメと言えばの「出雲そば」。岩手県の「わんこそば」、長野県の「戸隠そば」と並び、日本三大そばの一つにも数えられます。
そばの実を皮ごと挽く「挽きぐるみ」と呼ばれる製粉方法で作られるため、色が黒く香り高いのが特徴です。「割子」とよばれる器に小分けにされた冷たいそばに、直接つゆをかけるスタイルが人気。

出雲大社勢溜前ご縁横丁 出雲ぜんざい餅
もうひとつの出雲名物は「ぜんざい」。
出雲大社がある島根県出雲は「ぜんざい発祥の地」といわれています。全国から八百万の神様が出雲に集まる旧暦10月(神在月)には、古くから「神在祭(かみありさい)」という神事が開かれており、そこで振る舞われていたのが「神在餅(じんざいもち)」。その名称が少しずつ変化して「ぜんざい」となったのだそう。
出雲産の餅粉と大納言小豆を使用した「出雲ぜんざい」は、ほどよい甘さと小豆の豊かな風味が楽しめます。

おふく焼き(出雲大社神門通り 福乃和)

珈琲ソフトフロート(大社珈琲)
ぶらりと気軽に食べ歩きしながらの散策も旅の醍醐味のひとつ。神門通りには食べ歩きにぴったりなテイクアウトグルメも充実しています。神門通りは約700mとコンパクトなので、散策しやすいのもポイント!
15:00〜 「界 玉造」に到着
出雲大社から車で1時間ほどで「界 玉造」に到着しました。「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。
山陰屈指の美肌の湯として知られる玉造温泉。そのルーツは1300年前の『出雲国風土記』にも遡り、神話の時代から「神湯」と呼ばれてきました。
もちろん「界 玉造」でも、美肌の湯として名高い温泉を存分に楽しめます。
2022年11月に客室をリニューアルオープンした「界 玉造」。24室の客室はすべて露天風呂付きで、全室がご当地部屋「玉湯の間」です。
檜または信楽焼の露天風呂が備わり、客室でもゆったりと温泉を堪能できます。
しじみや蟹など、ご当地の食文化を活かした会席料理も魅力。今回は「しじみ牛しゃぶ会席」をいただきました。
特に絶品だったのが「しじみ牛しゃぶ」。宍道湖の名産であるしじみがたっぷり入ったスープと、牛肉の甘さが溶け合い、口の中が幸せでいっぱいに。〆の出雲そばで、最後まで旨みをしっかりと味わうことができました。

日本酒3種とおつまみのセット 1,200円~
島根の地酒が味わえる「日本酒BAR」も特徴。
日本酒発祥の地といわれる島根県には多くの酒蔵があり、個性的な日本酒をつくっています。館内の「日本酒BAR」ではスタッフさんが選りすぐった40種類以上の地酒を取りそろえ、各酒蔵の歴史やこだわりを知ることができます。
スタッフさんに丁寧に教えていただけるので、日本酒は初心者という方にこそおすすめの体験です。

ご当地楽「石見神楽 大蛇」

茶の湯体験
石見神楽を演じる「ご当地楽」や、松江の文化に触れる「茶の湯体験」、「たたら製鉄」の文化を五感で味わうことができるプログラムなど、地域に根付く出雲文化に触れられるのも「界 玉造」の魅力。これまで知らなかった文化をたっぷりと学べました。
島根観光DAY2
7:00〜 「出雲酒造り体操」&「ご当地朝食」でスタート!
おはようございます。
島根観光2日目は「出雲酒造り体操」からスタート!島根の酒づくりにちなみ、精米やもろみのかく拌などの蔵人の動きを取り入れたオリジナル体操です。身体がポカポカと目覚めてきました。
体操で身体を目覚めさせたあとは「ご当地朝食」。界では地域色を感じる食材や調理法を用いた朝食がいただけるんです。
界 玉造のご当地メニューは「鶏つくねの杜氏鍋」。酒粕の優しい甘さと、鶏つくねのぷりぷり食感が相性バツグンで、朝の目覚めにぴったりな一品です。
【界 玉造】
住所:島根県松江市玉湯町玉造1237
10:00〜 玉造温泉街を散策
・玉作湯神社

玉作湯神社
チェックアウト後は、玉造温泉街を散策してみることに。玉造温泉街には3箇所の足湯と温泉を汲むことができる源泉スポットがあり、街歩きにもぴったりです。
まずは「玉作湯神社」へ。1300年を超える歴史ある古社で、玉作りの神と温泉の神を祀っています。また願の石のパワーを注入し、自分だけのお守り作りが体験できるスポットでもあるんです。

お守りに入れる叶い石、お守り袋、願い札の3点セット(¥600)
まず社務所でお守りセットを授かります。願い石参拝の前に手水舎で手と口を清め、拝殿でお参りをしましょう。
柄杓で御神水を汲み叶い石を清めたら、小さな叶い石を大きな願い石に触れさせ、願い石のパワーを注入します。
願い札に願い事・住所・名前を書き、1枚は納入箱に納め、もう1枚の願い札と叶い石をお守り袋に入れたら、世界にひとつだけのお守りが完成!旅の思い出としてもぴったりです。
・湯薬師広場(たらい場)

湯薬師広場
神社から歩いて3分ほどの場所にある「湯薬師広場」へ。たらい湯から湧き出る、源泉かけ流しの湯を自由に楽しめるスポットです。

スプレーボトル(¥200)
おやしろ本舗(無人販売)でスプレーボトル(¥200)を購入して、温泉をお持ち帰りできますよ!プチお土産としてもおすすめです。
・おしろい地蔵(清巌寺)

祈願札(¥300)は顔用と身体用の2種類あります。
続いては「おしろい地蔵」で有名な清巌寺(せいがんじ)へ。美肌や肌の病気の平癒などにご利益があるといわれています。
祈願札にキレイになりたい箇所に色をつけ、お地蔵さんのもとに納札。
最後は祈願札に色をつけた部分におしろいを塗って、美肌を願いましょう。
玉造温泉街にはそのほかにも3箇所の足湯、温泉水を使ったコスメショップ、地酒が並ぶ酒店などがずらり。徒歩で巡る距離なのも嬉しいポイントです。
12:30〜 松江市に寄り道して、島根のローカルグルメを堪能!
玉造温泉街から車で20分ほど。松江市に寄り道をしてランチタイム!
松江市民が愛するB級グルメ「カツライス」の発祥と言われている「西洋軒」にやってきました。1932年創業、松江初の洋食店としてオープンした老舗レストランです。
「カツライス」は、ライスの上に揚げたトンカツ、その上にたっぷりのデミグラスソースをかけた料理。長年継ぎ足されたデミグラスソースは濃厚でコクがあり、サクサクのカツやご飯との相性は抜群!
レトロな洋館風の内装も魅力的で、創業90年の名店の味を堪能することができました。
15:00〜 「界 出雲」に到着
松江市から車で1時間ほど。「界 出雲」に到着しました。
徒歩約10分の距離には、出雲国風土記にも記されている「日御碕神社」、車で約20分の距離には出雲大社が位置し、清めの塩に見立てた禊風呂など、滞在の中でお詣り支度ができる温泉旅館です。
ご当地部屋「彩海の間」は、出雲松島と呼ばれる海の景色を楽しむタイプ、日御碕灯台を望むタイプの2種類。この日はあいにくのお天気で夕日は望めませんでしたが、景色をイメージできるようにとこんなおもてなしも。
「出雲大社お詣り支度プラン」では、「参拝指南書」「出雲大社御神酒 八千矛(やちほこ)」、出雲大社ご本殿がデザインされた「オリジナルご朱印帳」、お清めの塩を入れられる「かみまもり」の4点がお部屋に用意されています。
泉質は塩分濃度が高い「塩化物強塩泉」。塩のベールが身体を包み込み、湯冷めしにくい湯です。海を思わせる塩泉は、神社に詣でる前の禊ぎ湯としてぴったり。数分入るだけで身体がポカポカとしてきました。
界 出雲で味わえるのは「福神会席」。旬の食材や魚介など、山陰らしい食材を取り入れた会席料理です。
特に印象的だったのが「うず煮鍋」。
出雲大社で祭祀を執り行う出雲国造家で代々受け継がれてきたふぐを使った特別なおもてなしの料理「うず煮」をアレンジした鍋料理。出雲大社の御神酒である「八千矛」を煮切ったものを入れたお出汁が絶品!地域の食文化に触れられるのも「界」の魅力のひとつです。

ご当地楽「石見神楽 国譲り」
食後には、島根の伝統芸能「石見神楽」を鑑賞しました。出雲大社の起源となる神話「国譲り」を題材にした演目は大迫力!
日御碕灯台のライトアップに癒されながらおやすみなさい。
島根観光DAY3
7:00〜 「稲佐の浜 神の渡り体操」&「ご当地朝食」でスタート!
3日目は「稲佐の浜 神の渡り体操」でスタート。界ごとにさまざまな体操が体験できるのも魅力のひとつ。
この日はあいにくのお天気で見れませんでしたが、「界 出雲」は絶好の朝焼けスポットなので、ぜひ早起きチャレンジしてみてくださいね!
体操で身体を目覚めさせたあとは「ご当地朝食」。界では地域色を感じる食材や調理法を用いた朝食がいただけます。
「界 出雲」のご当地メニューは「あらめ磯鍋」。あらめとは 主に日本海域で収穫される海藻のこと。ひじきに似ていますが、よりシャキシャキと歯ごたえがあり卵や穴子に負けないくらい旨みがたっぷり。
さらに「出雲大社お詣り支度プラン」では、出雲風土記を参考に神様に献上する食事を模した「神饌朝食(しんせん)」をいただくこともできます。
【界 出雲】
住所:島根県出雲市大社町日御碕604
10:00〜 「日御碕神社」を参拝
出雲国風土記にも記されている「日御碕神社」へ。
赤い楼門をくぐると、正面に「日沉宮」、右手の石段上に「神の宮」があります。日沉宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)、神の宮には素盞嶋尊(すさのおのみこと)が祀られています。
伊勢神宮が日本の昼を守る神社であり、日御碕神社は夜を守る神社と呼ばれているので、特に東海エリアの方は必見のスポットですよ!
10:30〜 「稲佐の浜(いなさのはま)」へ

「弁天島」の岩上には、海を司る神様である豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)を祀る小さな祠があります。
続いては、出雲大社から西へ約1kmの所にある「稲佐の浜(いなさのはま)」へ。この浜は、全国から集まった神様たちをお迎えする場所でもあり、また神話の舞台としても有名なスポットです。

「出雲大社お詣り支度プラン」の「かみまもり」に砂を入れました。
また稲佐の浜の砂は、出雲大社の「素鵞社(そがのやしろ)」でお清めの砂と交換していただけます。ぜひ出雲大社を訪れる前に、立ち寄ってみてくださいね。
12:00〜 少し足を伸ばして「境港(鳥取県)」へ

水木しげる記念館
出雲エリアから車で1時間ちょっとで、鳥取県の境港にやってきました。漫画家・水木しげる先生の出身地であり、日本有数の水揚げを誇る港町としても知られています。
まずは2024年4月にリニューアルオープンした「水木しげる記念館」へ。
代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ、漫画や妖怪画、水木先生の言葉などを映像や立体物も交えて紹介しています。また、企画展示室では、貴重な原画を約半年ごとに入れ替えて展示しており、水木先生の原画をほぼ年間を通して鑑賞することができます。
「水木しげる記念館」からJR境港駅までの約800mの「水木しげるロード」には178体の妖怪ブロンズ像がずらり。好きなキャラクターの像を見つけるのが楽しいですよ!

妖怪神社
「妖怪神社」をはじめ、ショップやお土産やさんなども立ち並び、妖怪の世界をたっぷりと堪能することができました。
少し足を伸ばせば山陰2県を満喫できるのも魅力だなと感じました。
18:10〜 出雲縁結び空港から出発!
帰りもFDAで名古屋空港(小牧)へ!
18:10発なので、レンタカーを返却して、空港でお土産探しや夕食もゆったりと堪能できました。
今回は「FDA×星野で行く!2泊3日出雲の旅」をお届けしました。
島根の食と温泉にたっぷりと癒された3日間でした。また2つの「界」は異なる魅力があり、島根の文化や歴史にも触れることができました。島根は一度訪れると3〜4回とリピートする方が多いのだそう。ぜひFDA×星野リゾートで出雲旅を楽しんでみてくださいね!
【フジドリームエアラインズ(FDA)】
https://www.fujidream.co.jp/
FDA 公式facebook
FDA 公式X(旧Twitter)
FDA 公式Instagram
FDA 公式YouTube
FDA 公式TikTok
FDA 公式Threads
FDA 公式note
FDA 公式LINE
【星野リゾート】
https://hoshinoresorts.com/jp/界公式HP:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/
界公式インスタグラム:@hoshinoresorts.kai