【工場見学レポ】キリンビール名古屋工場「キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」に参加してきました!

清須市
掲載日:2024.04.22
【工場見学レポ】キリンビール名古屋工場「キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」に参加してきました!

ビールメーカーで国内屈指の人気を誇るキリンビール。名古屋駅から車・電車で20分ほどで行ける距離に「キリンビール名古屋工場」があります。

ここでは、東海地方に流通するビールの製造・パッケージングを行うだけでなく、誰でも気軽に参加できる工場見学ツアーも開催されていて、ビール好きはもちろん、ファミリーやカップルにも人気のスポットです。

今回は、キリンビール名古屋工場で体験できる「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」に参加してきました。

もともとキリンビールは大好きでしたが、さらにファンになるほど魅力が詰まった内容でした!ツアーの内容や見どころを写真とともにご紹介します。

「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」とは?

キリンビール名古屋工場で参加できる「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」は、キリンビールの歴史や製造工程、ビール造りへのこだわりについて学びながら、工場で製造・パッケージングされる様子を間近で見学できるツアーです。

映像や体験、テイスティングなど、五感を刺激するコンテンツがいくつも用意されていて、見どころ満載!ビールが好きな方はもちろん、子どもから大人まで広く楽しめる工夫があちこちに施されています。ツアーは事前予約制のため、公式サイトから申し込みましょう。

JR枇杷島駅からキリンビール名古屋工場までは無料のシャトルバスも運行しています。

※ツアー開始時刻の近い方が優先的に乗車できます。満席となり乗車できない場合もあります。

■「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」の概要

ツアー名:工場だけの特別体験。キリン一番搾り おいしさ実感ツアー
見学スタート時間:10:10~15:10
所要時間:約80分(工場見学55分、テイスティング25分)
参加費:1人500円(20歳以上の方)※20歳以上の方はアルコールのテイスティングをされない場合も有料、19歳以下は無料
定員:最大20名
休館日:月曜日(祝日の場合は営業、次の平日が休館)、設備点検日、年末年始
申込方法:公式サイトよりオンラインで予約
問い合わせ:052-408-2000(9:30〜16:00/休館日を除く)

「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」をリポート!

建物入口にある大きな金シャチは絶好の記念写真スポット!

工場見学ツアーは、ブルワリーツアーガイドの方が説明をしながら一緒に周ってくれます。今回は特別に記念写真をお願いしました。

建物に入るとすぐに受付があり、ツアー予約者は受付を済ませ開始時間を待ちます。ロビーにはキリンの展示パネルがあったり、SNSに上げたくなるようなフォトスポットが用意されていたりするので、待ち時間もワクワクできますよ。



ポーズや構図を工夫して、思い出に残る楽しい写真をたくさん撮りましょう!

ツアーがはじまると、まずロビーのモニターで映像を見たあとに、工場見学へ繰り出します。エスカレーターを登っていると、頭上には大きな釜が!実際に使われていた仕込釜の大きさと中の様子を間近で見られます。

見るだけじゃない!触れる、嗅ぐ、味わう。
五感に訴えるコンテンツの数々

キリンビールの工場見学ツアーは、映像や展示を見るだけでなく、手で触れたり香りを嗅いだり味わったり、五感で楽しめるコンテンツが充実していることが特徴です。

ここでは、ビールの原材料となるホップの香りを嗅いだり、麦芽を食べてみたりします。

左が麦芽、右がホップ ※試食用の麦芽は一人ひとり配られます

ビールの香りに大きな影響を与えるホップは、そのまま嗅いでみると青草のような香りがします。春〜初夏を思わせるような植物の香りですが、その奥にはほんのりと香辛料の香りも。ビールの香りとは全然異なり、驚きです。

麦芽は二条大麦に水分を与えて発芽・乾燥させて根を取り除いたもの。食べてみるとポリポリとした食感で麦の濃厚な香ばしさを感じます。お酒が好きな方は「これだけでおつまみになる」という人も少なくないそう。

ホップや麦芽の説明ではAR技術も駆使して、視覚的にも分かりやすくなっています。

ここでは、一番搾り製法について知り、一番搾りと二番搾り麦汁を飲み比べ、違いを体験します。

「キリン一番搾り」は、ビールを造る工程で麦汁を搾るときに最初に流れ出る麦汁だけを使用した贅沢なビールです。一番搾りと二番搾りの麦汁は、写真で見ても分かる通り、色の濃さが違います。

実際に飲み比べてみると、甘みや味の濃さ、香りも全然違っていて、「一番搾り」の旨味が強い理由が分かります。

突如現れる黄色いトンネルは、工場にある発酵・貯蔵タンクの高さと同じ長さです。タンクの1mm分の深さで、一番搾りの缶ビール(350ml)が約154缶もできるそう!

タンク1本分でどれだけの量になるのか……。歩きながらもタンクの大きさが身近に感じられるトンネルですね。

タンクを遠くから眺められる場所もあります

ビールが発酵する仕組みが分かりやすく学べるコンテンツでは、子どもが楽しめる仕掛けも。

ガイドさんの掛け声に合わせてなぞった酵母をモニターへ向けてスワイプ!

上には映像が流れるモニター、下にはタッチパネル(液晶)があり、なぞったりスワイプしたりできます。酵母によりビールが発酵するアニメーションはかわいらしく、大人も見入ってしまいます。

瞬時にパッケージングされていくビールを間近で見られる!

完成した缶ビールが流れていく様子

ビールの製造工程に沿って見学が進んでいくと、いよいよパッケージングの工程を間近で見られる場所に来ました。ものすごい速さで回転する機械や流れていくビール缶は、ずっと眺めていられそうな小気味よさ。

右下に写る青っぽい缶は、取材時では発売前の新商品

缶の色が「キリン一番搾り」と違うな、と思いガイドさんに質問してみると「発売前のビールなので、商品名は秘密です(笑)」とのこと。新商品にいち早く出会えるのも工場見学ならではの楽しみですね!

さまざまな機械が複雑に並ぶ様子が見られるのも工場見学の醍醐味です

世界各地の個性的なビアマグが並ぶコレクション。

体験できるコンテンツのほか、ビールに関するパネルやレプリカ、ビアマグコレクションなど、見るだけで楽しめる展示も盛りだくさん。あっという間に時間が過ぎていくツアーでした。

「キリン一番搾り生ビール」が試飲できるテイスティング(試飲)

キリンビール工場限定のおつまみももらえます

工場見学ツアーのラストは、テイスティング(試飲)です!一番搾りができていく過程をじっくりと学んできたこともあり、喉が渇きました。ここでは、「ブルワリードラフトマスター」がビールの鮮度、サーバーの状態、グラス、注ぎ方まで徹底的にこだわった「キリン一番搾り生ビール」が味わえます。

車の運転をする方やお酒が飲めない方、20歳未満の方、子どもには、キリンが発売するお茶やジュース類が用意されています。

ブルワリードラフトマスターが一杯一杯、丁寧に注ぎます

ビールを受け取ったら席につき、テイスティングスタート!一番搾りのこだわりや製造工程を知ると、いつもよりもおいしく感じます。

さらに、テイスティングでは「一番搾りおいしさ実感セミナー」も開催。3種類のビールでおいしさが楽しめるテイスティング方法を体験できます。同時に飲み比べることで、色、香り、味わいの違いがよりはっきりと分かりますよ。

テイスティング会場にもフォトスポットがあるので、みんなで思い出を残しましょう。イラストはマグネットになっていますよ。

お土産はキリンファクトリーショップで。限定アイテムも豊富!

テイスティングを楽しんだら、工場見学ツアーは終了です。出口付近にあるビアファクトリーショップには、工場限定のアイテムがたくさんあるのでぜひ寄ってみてくださいね。

キリン一番搾りだけでなく、ビールにぴったりなお菓子やチーズ、キリンのロゴが入った衣類、雑貨、グラスなど充実したラインナップです。

自宅用のお土産はもちろん、ギフトやプレゼントにもおすすめのアイテムがたくさんありますよ。

キリンビール名古屋工場見学で
一番搾りのおいしさの秘密を体験しよう!

キリンビールの昔のポスターたち

キリンビール名古屋工場では、「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」を開催しています。一番搾りのおいしさの秘密や製造工程について詳しく学べるほか、触れたり味わったり、さまざまな体験ができて子どもから大人まで楽しめる内容です。

休日には、家族や友人とキリンビール名古屋工場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

スポット詳細

【キリンビール名古屋工場】
住所   :愛知県清須市寺野花笠100
電話番号 :052-408-2000(9:30〜16:00/休館日を除く)
営業時間 :10:10~15:10(見学スタート時間)
定休日  :月曜日(祝日の場合は営業、次の平日が休館)、設備点検日、年末年始
web    :https://www.kirin.co.jp/experience/factory/nagoya/

愛知県名古屋市在住。コピーライター3年、広告代理店でメディア編集者3年を経てフリーランスへ。金融やSDGs、ファッションなど幅広いジャンルのメディアで編集経験を積む。現在はグルメ・トラベルを中心に取材や執筆を行う。

趣味は旅行、読書、お酒。国内旅行が好きで47都道府県を制覇し、現在は2周目を満喫中。自身でもお酒に関するメディアを運用し、365日文章にふれる生活を送っている。


https://twitter.com/izunoumi_110

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