以前ご紹介した事のある、ストックホルム桜の名所Kungsträdgården(王立公園)。中央駅からも徒歩ですぐにこれる場所です。
【前回の記事はこちら】
桜の季節は今!スウェーデンでお花見ならKungsträdgården
スウェーデンではコロナ規制はそこまで無いような感じでしたが、パンデミック後規制が全解除されて初めての桜の開花。すでに欧州では多くの国で規制が廃止され、陰性証明もワクチンパスポートも無しで以前と同じように国を行き来出来ますので、観光バスも元通りに走り、多くの旅行客がストックホルムには見られました。ここでは、桜を楽しみに来た観光客と地元の人達が、笑顔で気持ちの良い時間を過ごしていました。
今年も4/20すぎで満開となりましたので、ほぼほぼ、毎年4月の20日を過ぎた頃が満開と予想して間違いが無さそうです。日本の桜のシーズンより、丁度一か月遅れといったところでしょうか?
こちらが公園中央の噴水両脇に広がる桜並木。
ここは昔、近くにある王宮の散策や家庭菜園が行われていた公園で一般公開はされていなかった場所ですが、今では人々のの憩いの場に生まれ変わりました。このように、春には日本から贈られた100本の桜が一斉に花開きます。
この日は快晴。ちょっと前に吹雪きだったとは思えない程気候も一気に暖かくなり、日中18℃ほど。日本ですと18℃というと薄着だとちょっと肌寒いかな?という感じですが、スウェーデンではやっと冬が終わった喜びと、太陽が近く暖かく感じるので、半袖やタンクトップですでに夏の装いの人々も多く見かけました。
さすがスマホ世代。若い子達がこぞって自分のスマホで自撮りをしたり、桜をバックに皆と記念撮影をしたりと大忙し。老若男女、皆スマホやカメラを持って写真を撮るのに夢中です。
どうですか?この桜の天井。日本の桜の名所とまではいかなくとも、スウェーデンでこれだけの桜が見れるのですから日本人にとっては大変心惹かれ、温まるものがあります。ちなみにスウェーデン、ここだけでなく各所で桜は見ることが出来ますが、数はやはり少ないのでこの王宮公園の100本の桜並木は圧巻です。
写真を撮るのに大忙しの子達。
この王宮公園のすぐ近くには、クリスマスシーズンのイルミネーションディスプレイが有名な老舗のデパートNK Stockholm(エヌコー)や、若者向けのお店が沢山入ったショッピングモールGallerian(ガレリアン)があります。
NK Stockholm
Hamngatan 18-20, 111 47 Stockholm
https://www.nk.se/Gallerian
Hamngatan 37, 111 47 Stockholm
https://www.gallerian.se/
レストランやカフェも周りに多いので、天気の良い日にはテラス席で食事をしながら公園を楽しんだり、ランチやフィーカをテイクアウトして来ても良いですね!また追ってご紹介しますが、すぐ近くのGallerianに台湾バブルティー(タピオカミルクティー)が飲めるお店があるので、そちらでテイクアウトしてお花見をしたり、また別のシーズンには様々なイベントが行われる場所ですのでそれを楽しんでもいいでしょう。
小学生低学年でしょうか?学校のグループも皆笑顔で桜の花の天井の下へと歩いていきます。皆上を向いて、とても嬉しそうです。
寒い冬が明け、天候や気温がジェットコースターのようなスウェーデンの4月ですから、満開の桜と、「春が来た!」という喜びで溢れています。
ちなみに、こちらの公園の奥に見えている建物。なんとこちらユニクロ ストックホルム店です!3フロアの大きな店舗となっており、店内には日本でもお馴染みのユニクロ商品が並びます。
こちらです。ユニクロが桜が満開の公園のすぐ前にあるだなんて、まるで日本みたいです。店内は多くのお客さんで賑わっていました。
ユニクロ ストックホルム店
Hamngatan 27, 111 47 Stockholm
さて、4月にはお花見が出来、夏には様々なイベントが開催され、またクリスマスシーズンには巨大なスケートリンクがお目見えするKungsträdgården(王立公園)。ストックホルム中央駅より徒歩でも15分ほどと、大変アクセスしやすい立地となっています。
地図の下に見える海を超えると、すぐにストックホルム王宮、そしてガムラスタン(旧市街)と繋がっているので、観光にははずせない場所のひとつです。