【レポート】誕生65周年記念「ミッフィー展」が松坂屋美術館にて開催中

名古屋 中区栄
掲載日:2021.12.27
【レポート】誕生65周年記念「ミッフィー展」が松坂屋美術館にて開催中

誕生65周年を記念した「ミッフィー展」が、2021年12月11日(土)〜2022年1月16日(日)の期間中、「松坂屋名古屋店 南館7階 松坂屋美術館」にて開催中です。

65周年をお祝いする本展のテーマは“with”。ミッフィーとまわりのみんなが紡ぐ物語を、貴重な直筆原画やスケッチ、創作メモなど300点以上の展示で紹介しています。

特別に撮影させていただいた写真とともに、レポートしていきたいと思います。

ミッフィー展

本展は、松坂屋名古屋店・南館7階「松坂屋美術館」で開催されています。この美術館は国内外の絵画や博物、工芸、アニメーションなど幅広いジャンルの展覧会を数多く手掛けられており、ショッピングとともに気軽に立ち寄れる美術館です。

ミッフィー展

ミッフィー展

会場に入ると、歴代のミッフィーの絵本をはじめとする沢山のディック・ブルーナの絵本がお出迎え。

世界中の子供から大人まで幅広く愛されている「ミッフィー(うさこちゃん)」は、1955年、絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんの手によって、オランダで生まれました。

ちなみに「dik(ディック)」の愛称はオランダ語で「太っちょ」といった意味で、ブルーナさんは幼いころから丸ぽちゃのおちびさんだったとか。

ミッフィー展

ミッフィー展

絵本作家としてだけでなく、グラフィックデザイナーとしても活躍されたブルーナさん。約20年間で2,000冊以上の本の装丁やポスターなどを手掛けられました。

デザインにも絵本にも共通しているのは、シンプルさ。

ミッフィー展

こんな貴重な展示も!

1963年に出版された初期4作品の絵本です。

ミッフィー展

ミッフィー展

そんなミッフィーの初期4作品のひとつで、冬の装いが特徴の『ゆきのひの うさこちゃん』(1963年)。これまで1枚しか来日したことがない同作の原画が、はじめて一堂に展示されました。

ブルーナさんが手塗りで絵本をつくっていた時代のぬくもりが感じられますよ!

ミッフィー展

会場内には、ブルーナさんの故郷であるオランダ・ユトレヒトの風景も。

ミッフィー展

ミッフィー展

ミッフィー展

言葉を何度も推敲した様子がわかるメモ、絵本には採用されなかったカットなど、ミッフィーファンにはたまらない貴重な資料の数々。

会場ではブルーナさんの制作風景の映像もあり、「こんな風にミッフィーが誕生していたのか」と、とても興味深かったです。丁寧に丁寧に描かれているブルーナさんの姿が印象的でした。

ミッフィー展

ミッフィー展

『うさこちゃん おばけになる』(2001年)、『うさこちゃんは じょおうさま』(2007年)、ミッフィーが登場する最後の作品となった『うさこちゃんと ふがこちゃん』(2011年)の原画はいずれも初来日!

ミッフィー展

本展の中でも特に印象深かったのが、ブルーナさんと日本の関わりについて紹介されているコーナー。

実は日本はブルーナさんの絵本をいち早く紹介した国のひとつなんです。1964年、ミッフィーの絵本の初期4部作が児童文学者・石井桃子さんの翻訳で福音館書店から「うさこちゃんシリーズ」として出版されました。

50年以上経った今でも、日本中でミッフィーは愛され続けています。

最後はミュージアムショップへ

展覧会を楽しんだあとは、ぜひミュージアムショップにも立ち寄ってみましょう。「ミッフィー展」限定のアイテムもありますよ。

※グッズ購入については、展覧会会場への入館券が必要です。
※デザイン・色は変更になる可能性があります。
※他にも多数ご用意しております。
※数量限定のため、品切れとなる場合があります。
※商品には購入個数制限があります。
※転売目的の購入はお断りいたします。

300点以上が展示され見応えたっぷりの展覧会でした。ミッフィーだけでなく、ディック・ブルーナさんンの魅力に触れることができたように感じます。

「誕生65周年記念 ミッフィー」は、2022年1月16日まで開催されています。ぜひ足を運んでみてくださいね。

スポット詳細

【誕生65周年記念 ミッフィー展 開催概要】

会期:2021年12月11日(土)〜2022年1月16日(日)※1月1日(土・祝)は休館日

開館時間:10時〜19時30分
※12月31日(金)、最終日1月16日(日)は18時閉館
(いずれも入館は閉館30分前まで)

会場:松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
〒460-8430名古屋市中区栄三丁目16番1号 TEL052-251-1111(大代表)
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/exhibition/2021_miffy/

主催:松坂屋美術館、朝日新聞社、メ〜テレ

企画協力:ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv

協賛:フェリシモ、野崎印刷紙業

協力:福音館書、 講談社

入館料:一般 1,000円(800円)、高・大生 700円(500 円)小・中学生 400円(300円)
未就学児は無料 全て税込価格
※( )内は前売・優待料金
※障害者手帳、小児慢性疾患手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証を
お持ちの方は、ご本人とお付添の方1名様まで無料でご入館いただけます。
なお、身体障害者用スマホ手帳(ミライロID)のご提示についても同様となります。
※松坂屋の各種ご優待の案内に関しては、松坂屋美術館HPにてご確認ください。

https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/about.html

 

【誕生65周年記念 ミッフィー展公式サイト】
https://miffy65.exhibit.jp/

Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2021 www.miffy.com

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