山口県の名物“瓦そば”とコーヒーを楽しむ、岡崎市の地域食堂『「瓦そば」と「珈琲と」。シガ食堂』

岡崎市
掲載日:2020.02.12

不安とともにお店をオープン。
今では人気店に!

シガ食堂

– お店をオープンした際に思い出に残っていることは?

志賀さん:「1人でお店をスタートしたのですが、当時何も宣伝をしておらず、毎日お客様が来るのか不安でした。しかし、オープンした当初、人気ドラマで「瓦そば」を食べるシーンが放映されていて。「この料理は何?」「食べてみたい」という方が急増!ドラマがきっかけとなり、足を運んでいいただける方が増えました。」

シガ食堂

志賀さん:「1人で手一杯になっていた頃、町内の友達や子ども、子どもの同級生が手伝ってくれるようになり、今ではスタッフの一員になっています。みんなに助けられて、このお店があります。」

シガ食堂

シガ食堂

シガ食堂

– お店の雰囲気も素敵ですね。

志賀さん:「もともと自転車置き場だったのですが、建築士さんと出会い「こんなお店にしたい」というのを話し合いながら決めた空間です。壁や室内は自分で塗ったりしながら、できることは全てやりました。」

シガ食堂

シガ食堂

志賀さん:「また、アンティークが好きなので、テーブルや椅子などは自分で用意をしました。営業を続ける中で「こんな感じにしたいな」と思ったときに追加したりと日々アップデートしています。

空間のコンセプトは、「懐かしいような、気取らないような空間」。子どもからお年寄りの方まで馴染める、落ち着いたお店をイメージしました。」

シガ食堂

シガ食堂

– 箸袋のイラストや店内のメニュー表のイラストもかわいいですね。

志賀さん:「わざわざここに訪れてくれるお客様のために「楽しんでほしい」「ワクワクした空間を演出したい」と思っていたんです。そこで、箸袋に素敵なデザインがあったら、なんだかホッとするだろうなと思ったんです。」

シガ食堂

志賀さん:「そこからイラストを手書きするようになり、なんとなくはじめて、気付いたら3年半以上描き続けています。ひとつひとつの箸袋にイラストを描くことで、少しでもみんなに楽しんでほしいなと思っています。」

シガ食堂

– ワクワク楽しい空間だったり、瓦そばのライブ感あふれる料理だったり。志賀さんの想いがギュッと詰まったお店ですね。

志賀さん:「お客様の期待にどれだけ応えられるのか、そして応えたいというのが根底にあります。すべての料理、ドリンクに対して「期待を裏切らないもの」を基本に、ワクワク・楽しいお店を心がけています。

先日、常連の方に今月3回目と言っていただき、とっても嬉しかったんです。小さな子どもからお年寄りの方まで、誰もが気軽に食べに来ることができるお店をつくっていきたいですね。

スポット詳細

【「瓦そば」と「珈琲と」。シガ食堂】
住所   :愛知県岡崎市小美町入山手98
電話   :0564-47-2313※予約不可
営業時間:11:00~15:00(LOは14:00)、土のみ11:00~15:00(LOは14:00)、18:00〜21:00(LOは20:00)
定休日  :日曜、月曜
駐車場  :あり(駐車場が少ないため乗り合わせにてお願いします)

https://www.facebook.com/kawarasoba0601/

愛知県豊橋市在住。雑誌編集の専門学校を卒業し、10年ほど地元出版社に勤め、さまざまな媒体の編集長を経験。東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長を勤める。2014年に独立し、名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや、編集を行う。ライター・編集歴は15年以上で、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。

https://www.infoalii.com

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