中川政七商店初の複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」が、ならまちにオープン!
目次
温故知新のすき焼きを味わう
続いては、すき焼き店「㐂つね(きつね)」へ。
ミシュランガイド東京掲載レストラン「sio」のオーナーシェフ鳥羽 周作氏が、温故知新の精神ですき焼きをアップデート。大和牛を初め、奈良県産の食材をふんだんに使用しています。
大きなお揚げに大和牛が包まれた「㐂つねすき焼き重」をいただいてみました。お肉とお揚げがこんなにも合うなんて……!食を通して、奈良の豊かな自然を堪能することができますよ。
気軽に茶道文化を楽しむ
続いては、茶道ブランド「茶論 奈良町店」へ。茶論では、茶道の新しい楽しみ方、学び方を提案されています。
一押しは茶道体験を気軽に楽しめる初のテイクアウトメニュー。せっかくなので、私たちも点てていただくことに。今回は濃茶ラテをオーダー。
まるでお茶会のように、目の前で一杯ずつお茶を点てていただけるんです。丁寧に説明しながら点てていただけるので、茶道に興味を持つきっかけになるのではないでしょうか。
抹茶の約4倍の濃さという濃茶を使ったラテ。ふんわりとしたミルクと、濃茶の旨味が合わさり、ほっとする味わいです。
茶論ではテイクアウトメニューだけでなく、茶道体験も。
気軽に抹茶をたてられる抹茶と菓子つきの「自点て(1,980円)」、室町時代から伝わる茶の種類を飲み比べる「茶カブキ(2,750円)」、フォーマルな茶会、茶事の流れを学べる「茶事(3,300円)」の3種類。ぜひ参加してみてくださいね。
麻はがきづくりに挑戦!
鹿猿狐ビルヂングでは、奈良の工芸に触れる体験も。
実際に「麻はがきづくり」に挑戦してみました!
中川政七商店でつくられている手績み手織り麻は、染め型を使って手作業で図柄をつけています。何度も色を重ねることで、こんなにも美しい麻に仕上がります。
体験では、手績み手織り麻のはがきにステンシルしていきます。染め型を重ねて、インクをつけて、ポンポンと。
薄く何度も重ねるのがキレイに仕上げるポイントなのだとか。少しずつ鹿の図柄が出来上がってきました。
同じ染め型でも色の重ね具合や濃さで、こんなにも印象が異なるんですね。
今回はお試しの染め型ですが、実際の体験では折々の季節にあわせた「奈良の風景」の図柄が用意されています。どんなデザインなのかはお楽しみに!
<麻はがきづくり(事前予約制)>
価格 :2,750 円(税込)
所要時間:60分https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/pages/shikasarukitsune-experience.aspx
中川政七商店の創業の地に誕生した「鹿猿狐ビルヂング」。
「路地を巡り出会う、触れ、学び、味わう奈良」というコンセプトの通り、ここでは奈良のさまざまな魅力に出会うことができます。古都・奈良の魅力を堪能してみてくださいね。