今回は、秋真っ盛りの「いま」のスウェーデンの様子をお届けしたいと思います。もう冬がすぐそこまで来ています。気温は現在午前中ですが1℃。昼過ぎ頃には7~8℃まであがるかなといったところで、もう気温は冬ですね。北部ではもう初雪が降りました。ストックホルム近郊でもオーロラが見えた所もあったそう。
紅葉して黄色に赤にと綺麗だった木々の葉も、落ち葉の方が徐々に多くなり寂しくなってきました。
ベンチやテーブルの上にも沢山の落ち葉が。歩くたびに、落ち葉をけるので葉の音が聞こえます。言葉の通り、落ち葉の絨毯といったところ。
日差しはあたたかいですが、気温は寒いのに子ども達は薄着で元気です!今年はお天気のすぐれない雨の日が続いているので、これから暗いシーズンを迎えるに辺り太陽の出ている日はとても嬉しく感じます。
10月の最後の日に、深夜2時に時計の針を1時間戻して日本との時差がサマータイム中の7時間から8時間へと変更になります。なので、その日で一気に日没が1時間早まります。今でももう18時には暗くなるので、いよいよ暗い冬がやってきますね。
さて、こちら。こちらは新しいレストラン前に出ていた可愛いフードトラック。外に出ているテーブルも丸みのあるシェイプで可愛いですね。どうやらフレンチレストランのよう。
こちらです。
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夜はだいぶ冷え込むようになり、しっかりと冬用のアウターを着込んで手袋をしないと寒いです。
横から見ると、こんな感じ。夜でも見やすいカラーリング。可愛いフードトラックが出ていると、ちょっと気になりますよね。スウェーデンではディナーを外食するとテーブル料などもかかりちょっと高いので、こうやってトラックで購入して外で食べられるのもまた良いですね。
ちなみにスウェーデンではコロナの規制など全て解除され、全く通常の生活に戻っているのでレストランも連日沢山の人で賑わっています。
そして連日賑わうといえばこちらの屋台。以前少しご紹介しましたが、ドーナツ、チュロス、ソフトクリームに綿菓子などが売っています。スウェーデンではチュロスはあまりみかけないせいもあってか、ずっと人気の屋台です。
夜に屋台に通った時に、チュロスを買ってみました。これで60kr、約800円ほど。ちょっと高いですね!味も、実を言うと「凄くおいしい!」というほどでも無いのですが、チュロスはここでしか食べられないので雰囲気代という事で。粉砂糖だけのものを注文しましたが、揚げたてのものにシナモンも追加すると美味しいです。他にもチョコレートソースがけ、ソフトクリーム乗せなど選べます。
そしてスーパーへ入るとハロウィン仕様のGodis(キャンディ)がたくさん!スウェーデン人はこのGodisが大好きで、年間を通じて1人辺り15キロを食べると調査で出ています。1人当たり15キロのキャンディ!どれだけ皆が好んで食べているか、おかわりいただけるでしょう。
他にもこちらはハロウィングッズのコーナー。キャンディ用のバケツやコスチュームが置いてあります。
ただ、ハロウィングッズを置いている店が多いかと思えばそうでも無く、スウェーデンではもうクリスマス用品が店頭にずらっと並んでます。クリスマスツリーにオーナメントにイルミネーションライトに。9月に入るともうクリスマスグッズが並んでいたので、随分と気が早いですね。
クリスマス用品売り場では大変大きなツリーや、スウェーデンのクリスマスの妖精Tomte(トムテ)がお出迎え。クリスマスコーナーは毎年煌びやかで、スウェーデン独特の飾りつけのテイストがあるのでまた今年もご紹介したいと思っています。
食料品売り場には、クリスマスエディションのKnäckebröd(クナッケブロード、固い薄いパン)が山積みになっていました。数日後に行った時には随分と減っていたので、みんな買っているんですね。ちょっと早いですが、いつの年でもクリスマスのムードを感じると心躍りますね。
こちらは何故かスーパーの靴売り場に置いてあったエナメルのスウェーデンマグ。色味も形もデザインも可愛いなと思って思わずパシャリ。スウェーデンには、家に国旗を飾っているお宅やスウェーデングッズを家に置いている人も少なくないので、こうやって自国を愛でる人が多いという印象です。
こちらではスウェーデンの伝統的なレンガ色の木の柵に止まっていた小さな鳥。奥は畑になっていて、シーズンのカボチャが収穫された後でした。これから寒い冬へ備えます。
そして黄色く紅葉した葉が沢山おちている並木道。人が通るところは清掃車がマメに綺麗にしてくれます。この写真を撮影したのは少し前ですので、今では葉3割程残っている位でしょうか。
こちらも積もりに積もった色づいた枯葉の山。緑の多い、スウェーデンの秋の風物詩の1つ。
秋のはじまりの頃にはたくさん生えていたキノコも、もうだいぶ減ってきました。
夏時間が終わると、今年もいよいよ寒くて長い冬が始まります。日本より一足早い、もう冬の入り口まで差しかかっているスウェーデンの今でした。