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【スウェーデンの暮らし】スウェーデンのクリスマス料理「JULBOAD」

海外

スウェーデン
2018.12.25
新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

【スウェーデンの暮らし】スウェーデンのクリスマス料理「JULBOAD」

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緑豊かな大自然、おしゃれなインテリア、ゆったりと流れる時間。北欧の暮らしって憧れますよね。特集「スウェーデンの暮らし」では、現地からリアルな北欧の暮らしをお届けします。紹介してくれるのは、スウェーデン在住のライター新谷 友海さんです。前回は、スウェーデンのクリスマスについてお届けしました。今回は、クリスマスに食される伝統的な料理をご紹介します。

スウェーデンのクリスマスに食べられる伝統的な料理を「JULBOAD(ユールボード)」と言います。直訳すると「クリスマステーブル」。

JULBOADは、何百年も昔から伝統的にスウェーデンの家庭で食べられてきていますが、1900年代より定着したのはKöttbullar(ショットブッラル:ミートボール)、Julskinka(ユールフィンカ:クリスマスハム)、 Prinskorv(プリンスコルブ:ソーセージ)にGravlax(グラーヴラックス:サーモンのマリネ)などで、必ずクリスマスのテーブルに用意される品々となっています。

それでは実際の写真とともにご紹介していきましょう。

サーモンのマリネ

まずGravlax(サーモンのマリネ)。スウェーデンのサーモンは脂がのって臭みがなく、とても美味しいです。マリネもグリルも、お寿司で食べても絶品です。

Gravlaxは、昔は漁師が塩漬けにしてから土に埋めて保存食として食べていましたが、最近では土に埋めることはせず、塩・砂糖・黒胡椒・ディル・香辛料などに埋めて熟成したものが食べられています。前菜としてスウェーデン人が大好きな品のひとつ。様々な種類のものがスーパーやお店などで手に入ります。

ゆで卵にキャビアを乗せたもの

こちらは簡単でおすすめの前菜メニュー、ゆで卵にキャビアを乗せたもの。スウェーデンでは魚の卵全般をKaviar(キャビア)と呼び、赤いもの、黒いものなどさまざまな種類のキャビアが瓶で売っています。お好みでマヨネーズをのせて。アボカドを一緒に乗せてもおいしいです。

スウェーデン名物のひとつと言えるSmörgåstårta(スモルゴストータ:サンドイッチケーキ)にもキャビアは使われています。

奥に見えるのは、鱒の燻製です。

クリスマスハム

そしてこちらがJULBOADに欠かせないJulskinka(クリスマスハム)。私も大好きなメニューです。Julskinkaは塊のハムが手に入れば日本でも簡単に手に入る材料で出来るので、レシピをご紹介しますね。

【マスタードソース材料】
マスタード大さじ4
砂糖大さじ1杯(ハチミツでも美味しいです)
卵黄1個
パン粉
(Julskinka 500g分)

【作り方】
オーブンを125度に温めます。
マスタードソースを塗る前に、ハムを水ですすぎます。ネットが巻いてあるものであれば、ネットはそのままに。マスタードソースの材料をすべて混ぜ合わせたものをハムに塗って、オーブンに入れます。あとは焼きあがるのを待つだけ!

もしお肉用の温度計があれば、お肉が70度のときに取り出します。そのときのハムの状態が、ジューシーで一番美味しいそうです。勿論温度計がなくても構いません。おおよその調理時間は、ハム1kgあたり1〜1.5時間です。オーブンから取り出したら少し冷ましてからネットを切って出来上がり。

または、175度でホイルで包んで良い頃合いまで焼いてもOKです。けっこうアバウトに作っても、美味しいJulskinkaが出来るのでお料理が苦手な人でも大丈夫です。マスタードソースを塗った上に、更にパン粉をまぶすとGOODです。

簡単なのに、見た目も味もゴージャスでパーティーにおすすめの一品です。

このまま茹でたジャガイモと一緒にいただきますが、私は翌日残ったJulskinkaをバターを塗ったパンに乗せて温めて食べるのも好きです。冷たいままサーブされますが、温めるとジューシーでとても美味しいんです。

そしてこちらがKöttbullar(ミートボール)に Prinskorv(ソーセージ)。奥はゆで卵に小エビのマヨネーズソースとディルを乗せたもの。ハムにパテにチーズです。

スウェーデンの国民食とも言えるKöttbullarですが、日本のやわらかいミートボールとはだいぶ違い、もっと肉のうまみが感じられるような食感の小ぶりのタイプになります。地域によってはトナカイの肉を使ったりもしますよ。食べる時は、ブラウンソースにリンゴンジャムを添えるのがスウェーデン風です。

他にもパンやクラッカーのようなKnäckebröd(クネッケブロード:クリスプブレッド)に様々な種類のチーズ、ニシンの酢漬けや アンチョビを使ったポテトグラタンJanssons frestelse(ヤンソンスフレステルセ:ヤンソン氏の誘惑)などが並びます。ビュッフェ形式で皆好きなものをとって「いただきます!」。

あと忘れてはいけないのが、JULMUST(ユールムスト:クリスマスソーダ)。スウェーデンでは、なんとコカ・コーラの売り上げがクリスマスには通常より50%も落ちるそう。なぜなら皆JULMUSTを飲むからです。色は黒、味は甘い炭酸、オリジナルのレシピは金庫に保管され、たった1人しか知らないそう。

以上、スウェーデンの伝統的なJULBOADの紹介でした。クリスマスイブの夜には、ほとんどの家庭でこれらのメニューが食べられることでしょう!お腹がいっぱいになったクリスマスイブは遅くまで家族と語り合い、クリスマス当日は皆でまったりと過ごすのがスウェーデン流です。

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新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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