【スウェーデンの暮らし】夏のサマーハウスでいただく簡単メニュー

2018.10.15
ミモザサラダ

緑豊かな大自然、おしゃれなインテリア、ゆったりと流れる時間。北欧の暮らしって憧れますよね。特集「スウェーデンの暮らし」では、現地からリアルな北欧の暮らしをお届けします。紹介してくれるのは、スウェーデン在住のライター新谷 友海さんです。今回は、サマーハウスでいただく簡単メニューをご紹介します。


スウェーデンでは夏の休暇を過ごすサマーハウス(別荘)を持っている家庭がとても多いです。夏になると3週間~1か月ほどの休みを取って羽根を伸ばし、日が長い白夜の夏を満喫します。冬の季節の夜が大変長い国ですから、夏は皆にとって大好きな季節。

 

春が来て少し暖かくなってきただけで、皆ブランケットを持ってカフェやレストランのオープンテラスでコーヒーや食事を楽しみます。冬場はマイナス気温の国、とてもオープンテラスでは食事出来ません。春はまだまだ肌寒いのですが、皆お構いなしに外の気候を楽しみます。

 

さて、そんな感じで長い夏休みをとるスウェーデン人が、大切な夏を過ごすサマーハウス。湖や海の近くに買う人が多いです。上の写真もその1軒。1年を通して生活するわけではありませんから、シンプルな木造の家で大丈夫です。可愛い好みのカラーでドアや屋根を塗って、中には簡易キッチンに簡易ベッドに……。そんな環境も、また普段と違う特別感が出ますよね。もちろんサウナやジャグジーがついた豪華なサマーハウスを建てる人もいますよ。

 

ジャガイモ

 

今回はそんなサマーハウスで食べる、スウェーデンの簡単な料理をご紹介したいと思います。こちら、まず主食のジャガイモ。ジャガイモは小さい一口サイズのものから大きなものまで、皮をむいて食べるものからそのまま食べられるものまで種類が多く存在します。

 

ジャガイモはスウェーデンでの主食の1つなので、このように塩をひとつかみして茹でたり、マッシュポテトにしたり、切ってグリルして食べたりします。そしてこちらのジャガイモにこの日合わせたのは……

 

サーモン

 

こちらのサーモン。スウェーデンで魚といえばサーモンです。本場のサーモンはジューシーでとても美味しいのでスウェーデンへ来たら是非試して頂きたいです。私は日本ですが、お刺身のサーモンの独特の臭みがちょっと苦手でマヨネーズをつけないと食べられないのですが、そんな私でもこちらのサーモンは全く何も無しでそのまま味え、とても美味しい!と感じられる味です。ですのでそのまま食べても、スモークしてもグリルしても、サーモンなら間違い無しです。レストランでも必ず魚のメニューには入っていますし、お寿司屋さんではサーモンのお寿司が大人気です。

 

グリルしたサーモン

 

こんな感じに、サマーハウスの簡易キッチンでバターでグリルして。

 

レモン


大胆にカットしたレモンを絞っていただきます。

 

後ろに写っているのはスウェーデンの南部ハッランド県でつくられているビールPripps Blå(ハチミツやレモンの風味のライトビール)と、シトロンペッパーとお塩。シトロンペッパーはその名の通りレモン+コショウのスパイスですので一振りするだけでサーモンや魚料理にとてもよく合います。

 

右奥に写っているのはRomsås(小さな魚の卵(キャビア)の入ったソース)と Grönsås(パセリやバジル、クリームフレーシュやヨーグルトの入ったソース)。これらもよく魚料理に合います。

 

トウモロコシとソーセージのグリル

 

そしてこちらトウモロコシとソーセージのグリル。スウェーデン人は夏にバーベキューをするのが大好きです。お店へ行くと、バーベキュー用のコンロ、グリルがズラっと並んでいるほど。どちらの家のお庭にも、バーベキューグリルが置いてあるのを見ることが出来ます。

 

夏の夜に(といっても明るいのですが)外を歩いていると、必ずどこかの家からバーベキューをしている香りが漂ってくるほどです。あとはアパートが集まったエリアなどは、外にある住民の公共スペースにバーベキュー用のグリルがあり、皆自由に利用できるようになっています。

 

サラダ


そしてこちらはサラダをつくっているところをパシャリ。どんなサラダが出来るのでしょう?普段来ないサマーハウスでの調理ですので、この時はまな板や包丁を使わなくても良いメニューです。

 

まずはナイフでミニトマトとレッドオニオンをサッと切ります。そこに写真で入れているのはドライトマト。オイルにつかっていてこちらではサラダにパスタにと、とても良く食べられます。これだけで結構味がつくので、風味が決まりやすいです。

 

サラダ

そこに大胆にベビーリーフ、こちらも食べやすいように手でちぎったものを入れます。これだけでも十分に美味しいのですが…

 

サラダ


更にレッドキドニーとクリームフレーシュを入れてザックリと混ぜます。自宅から持ってきたハーブなども入れて。クレームフレーシュは、スウェーデンではかなり日常的に食べるものの1つなのですが、サワークリームの一種ですがサワークリームより酸味が低く、脂肪分が多いものになります。サラダ・ソース・ディップ・パスタなど、色々と使えます。

 

ミモザサラダ

 

そしてなんとここに、2枚目の写真の茹でたジャガイモをナイフでザックリとカットしたものを。スウェーデン人のお母さんがつくったミモザサラダの完成です。これだけジャガイモが入っていたら、サラダだけでもお腹が膨れそうですね。程よい酸味のあるサラダにグリル料理がとてもよく合います。

 

ストロベリーアイス

 

そしてデザートはこちら。

 

バニラアイスにストロベリーを添えて。シンプルですが、こちらのアイスクリームをはじめとした乳製品は種類が多くとても美味しいので、ストロベリーを添えるだけでとっても美味しい簡単デザートの出来上がりです。

 

そしてスウェーデンで夏のスイーツといえばストロベリー。どこのスーパーの前にもストロベリー売りの屋台が出るほど、夏といえばベリーの季節なんです。なかでもストロベリーは本当に皆よく食べます。夏の定番デザートはこのようなアイスクリームにベリーを添えたものや、ベリーで作ったケーキなどが主流です。

 

以上、スウェーデンの湖の近くの別荘で過ごす日の、簡単お料理メニューの紹介でした。


【profile】新谷 友海
愛知県一宮出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。