「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」が、2026年2月6日(金)~4月5日(日)の期間中、松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)にて開催中です。
アンパンマンの生みの親として知られる、やなせたかし(1919-2013)。漫画家、詩人、絵本作家、イラストレーター、デザイナー、編集者など幅広い分野で活躍し、「人をよろこばせること」を人生最大の喜びとして作品を生み出し続けた人物です。
本展では、やなせたかしの94年の人生をたどりながら、多彩な作品世界を原画約200点以上の作品で紹介します。
目次
香美市立やなせたかし記念館
アンパンマンミュージアム“30周年記念”の巡回展

会場外にはこんなフォトスポットも!

本展は、2026年に「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」が30周年を迎えることを記念して開催される、やなせたかし“初の大規模巡回展”。作品を「やなせたかし大解剖」「漫画」「詩」「絵本/やなせメルヘン」「アンパンマン」の5テーマでひも解きます。
① 「やなせたかし大解剖」


会場では、やなせたかしの歩みを一望できる特大年譜と貴重な初期作品・資料を通して、「やなせたかし」を形づくった要素を“解剖”するパートからスタート。
多種多様な仕事と向き合いながら、少しずつ自身の思いを表すヒーロー像を形づくっていった過程を辿れます。
②「漫画 人とのつながり」
子どもの頃から漫画家に憧れていたやなせたかしは、1953年に漫画家として独立。広告漫画や新聞連載などを多く手がける一方で、代表作に恵まれず模索が続きます。転機となったのが、1967年のコマ漫画「ボオ氏」での「週刊朝日マンガ賞」受賞。自ら「パントマイム漫画」と名付けた独自の表現を確立します。翌年には虫プロ制作の大人向け長編アニメ「千夜一夜物語」で美術監督を務め、キャラクターデザインなどを担当。この経験が、のちに生み出す幾千ものキャラクターへとつながります。


子どもの頃から漫画家に憧れていたやなせたかしは、戦後に上京し1953年に漫画家として独立。広告漫画や新聞連載などを多く手がける一方で、代表作に恵まれず模索が続きます。
転機となったのが、1967年のコマ漫画「ボオ氏」での「週刊朝日マンガ賞」受賞。セリフのないウィットに富んだ表現を自ら「パントマイム漫画」と名付け、独自のスタイルを確立しました。
③「詩 うたうようにうまれる」

1961年に「手のひらを太陽に」を作詞し、1963年には初の詩集『こどもごころの歌』を自費出版。その後も晩年まで詩作を続けました。
さらに1973年創刊の雑誌「詩とメルヘン」では30年間編集長を務め、詩と絵を中心とした抒情の世界を発信。会場では表紙原画や直筆の詩作品を通して、読む人の心に“そっと寄り添う”やなせの詩に触れられます。
④「絵本とやなせメルヘン」

「やなせメルヘン」はのちの絵本創作へとつながっていきます。やなせたかしは、自身が読みたいと思う大人向けの物語をつくり、それらを「やなせメルヘン」と称しました。
作品には、血縁を超えた家族の絆、外見ではなく本質を見る大切さなど、普遍的なテーマが込められています。『やさしいライオン』『チリンのすず』『しろいうま』などの原画展示にも注目です。
⑤「アンパンマンの誕生」


1973年の絵本『あんぱんまん』に描かれたのは、アンパンでできた顔を食べさせて人を救う“自己犠牲”のヒーロー。その姿に込められた「困った人を助けることが大切」というメッセージが世代を超えて共感を呼び、1988年のテレビアニメ化で国民的キャラクターになりました。
会場では、やなせ自身がアンパンマンを解説した作品や絵本原画、象徴的シーンのキャンバス画などを通して、誕生から広がりまでをたどれます。
「エピローグ 人生はよろこばせごっこ」


創作活動の根底にあったのは、人を喜ばせようとする精神。やなせたかしは84歳で歌手デビューし、自らを「オイドル(老いどる)」と称してステージやパーティーを企画し、タキシード姿で歌い踊ったことも。
本展では、やなせが企画したパーティー映像やステージ衣装、晩年の作品なども紹介され、“よろこばせごっこ”の世界を体感できます。
©やなせたかし (公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団蔵
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