家族で行こう。陶磁器の産地・愛知県瀬戸市にある「愛知県陶磁美術館」で、やきものを学ぶ!つくる!使う!
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誰でも楽しく陶芸体験
出典元:https://www.pref.aichi.jp/touji/studio/
敷地内にある陶芸館では、作陶」または「絵付け」を体験できます。予約なしでも陶芸体験ができるので、展示を鑑賞して自分でも作ってみたくなったという方はぜひ訪れてみてください。(10名以上の団体利用は事前予約必須)
愛知県陶磁美術館オリジナルの9種類の釉薬が選べます。素焼き・釉がけ・本焼成は指導員さんが行ってくれ、作品の引取は、実習日の約1カ月後から2カ月目までの間に引換券と交換します。取りに行けないという場合は、郵送も可能ですよ。
▼体験についてはこちらから
https://www.pref.aichi.jp/touji/studio/
名作陶器でほっと一息「陶翠庵」
最後にほっと一息できるスポットをご紹介します。行き方は、まず本館横に坂道を下っていきます。
文字が消えてしまっていますが、こちらの木の看板が目印。
緑の中を進んでいくと、料亭のような建物にたどり着きます。こちらは、薄茶(抹茶)をいただくことができる茶室「陶翠庵(とうすいあん)」です。
中は本格的な和室になっています。お茶を飲まれない方も、自由に見学可能。(※喫茶は立礼席でのみ)
抹茶を飲む茶碗は月替わりで入れ替わり、好きなもので飲むことができます。瀬戸・常滑・美濃などの陶芸作家から寄贈された作品、本来は展示品になるようなものまで、作家の厚意で、実際に使うことができます。「どの茶碗にしようかな〜」と選ぶだけでもワクワク。
今回はこちらの茶碗でいただきました。すっきりと爽やかな抹茶は、疲れをすっと消してくれます。庭の草木や茶室を眺めながらの一杯は、日常ではなかなか経験できない、くつろぎの時間になること間違いなし。四季折々に訪れたい場所です。陶翠庵だけの利用もOK。
【陶翠庵(とうすいあん)】
営業時間:午前10 時30 分 - 午後4 時オーダーストップ
定休日 :美術館の休館日と同じ
喫茶料金:薄茶 一服 550 円 (主菓子つき)(税込)
焼き物を学んで、窯を見学して、陶芸体験をして、お茶を飲んで、まるっと一日楽しむことができました。東海エリアで陶芸やお茶の文化が発達しているのは、良質な土があるからこそなんですね。こうして学ぶことで、より住んでている土地への愛着が増すような気がしました。これだけのボリュームで大人400円、中学生以下は無料なので、特にファミリーにはおすすめの施設。週末のお出かけスポットにいかがですか?