いつも、どこでも、心を込めて。名古屋を代表する銘菓をつくる「青柳総本家」の工場見学へ行ってきました。
目次
本格的な味わいの「きしめんパイ」
軽やかな食感が楽しい「きしめんパイ」は、名古屋名物のきしめんをモチーフにしたパイです。
生地はきしめんのように太く長くカット。パイ生地は幾重にも重ねて焼き上げられていきます。特製のかつおぶしエキスの入ったタレを塗ることで、本格的なきしめんさながらです。
焼きたてほやほやのきしめんパイを見せていただきました。香ばしい香りがしてとってもおいしそうです。職人さんの笑顔もすてきです!
一枚ずつ丁寧に焼き上げられた「青柳 小倉サンド」
こちらでは、筆者も大好きな小倉サンドをつくっていました。喫茶店の定番メニュー小倉トーストをイメージした焼菓子です。なんと、クッキーは型抜きをして一枚ずつ焼き上げられ、クリームとあんも手作業で行われていました。
後藤さん:「小豆の数も決まっているんですよ。小豆は両サイドに2個ずつ、真ん中に3つの合計7個とバランスよくサンドできるように工夫しています。この作業ももちろん職人さんたちが1個ずつ配置していきます。」
人気の定番土産「カエルまんじゅう」
最後は「柳に飛びつくカエルのマーク」をモチーフにした、人気のおまんじゅう「カエルまんじゅう」の作業工程をみさせていただきました!名古屋土産の定番としても大人気ですよね。
味はこしあん味ですが、季節によっては限定のお味もいただけますよ。
じっくりと焼き上げられていく様子は、フォルムがとってもかわいく癒されました。
焼き上げられたカエルまんじゅうにはまだ顔がありません。目や口は一つずつ焼印をされていきます。まさか、お顔が手作業だったとは思いませんでした。今回は、ご好意により特別に焼印体験をさせていただきました。
まずは、職人さんの手本を見ながらコテの使い方を教えていただきました。
手が震えないように、しっかりと片手で抑えて焼印をします。慎重に慎重に。目の位置に合わせて押すのは想像以上に難しいです……。一個押すだけでも緊張しました!
こちらが完成したカエルまんじゅうです。なんとか成功?です笑
今回、工場見学をさせていただき、青柳総本家の魅力を再発見することができました。今まで当たり前に、名古屋土産として購入していましたが、想いを知ること、職人さんたちが丁寧に心を込めてつくっている姿を拝見したことで、今まで以上に大好きに。そして、こんなにも素晴らしい名古屋土産のある名古屋という街が誇らしくなりました。