家族で行こう!楽しみながら学べる、東海エリアの「産業ミュージアム」特集
おでかけ
自動車をはじめ、陶磁器、繊維、醸造品などさまざまな産業が盛んな東海エリア。そして、ものづくりの技術や歴史を伝える「産業ミュージアム」も豊富です。
やきものの魅力にたっぷり触れる体感型ミュージアム「INAXライブミュージアム」や、楽しみながらお酢を学べる「ミツカンミュージアム(MIM)」など、東海エリアの産業ミュージアムをピックアップしてご紹介していきます。
※「トヨタ産業技術記念館」「あま市七宝焼アートヴィレッジ」「あいち航空ミュージアム」「リニア・鉄道館」を追記しました。(2020.06.09)
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、各施設の営業内容が急遽変更・休止となる場合があります。各施設の最新情報につきましては、当該施設まで直接お問い合わせください。
100年の歴史がつくる、本物の食器。
「ノリタケの森」
名古屋駅から徒歩で約15分。世界中で愛される洋食器メーカー「ノリタケ」の創立100周年記念事業の一環として、名古屋市の本社工場跡地にオープンした「ノリタケの森」。”文化と出会い、森に憩う”をテーマに、ミュージアム、クラフトセンター、ショップ、カフェなどさまざまな施設がそろった一日中楽しめる複合施設です。
ノリタケの森のシンボルとも言える赤レンガ造りの建物。1904年(明治37年)に建築された日本陶器合名会社(ノリタケの創立時の社名)の最初の工場です。

「ウェルカムセンター」では、ノリタケを創立した幹部たちの人物パネルや年表を交え、ノリタケの歴史を知ることができます。
ウェルカムセンター隣の「クラフトセンター」では、ボーンチャイナの原型製作から釉焼きまで、生地製造の工程を実際に見ることができます。

1914年に誕生した日本最初の白色硬質磁器のディナーセット「SEDAN(セダン)」。ノリタケミュージアムでは、1904年の創立以降、工業製品としてつくられたディナーウエアを中心に展示されています。
施設内にある「ノリタケスクエア名古屋」。ノリタケの食器はもちろん、キッチンアイテムや雑貨も充実しているライフスタイルショップです。
【ノリタケの森】
住所 :愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
アクセス:名古屋駅から徒歩15分。
定休日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
電話番号:052-561-7290
入場料 :無料 ※クラフトセンター&ミュージアムのみ有料
http://www.noritake.co.jp/mori/
(各施設の営業時間、入館料などは公式HPをご覧ください)
やきものの魅力にたっぷり触れる体感型ミュージアム
「INAXライブミュージアム」
やきものの街・愛知県常滑でLIXILが運営する「INAXライブミュージアム」に行ってきました。世界のタイルややきもの文化に触れることができる、体験・体感型ミュージアムです。
施設内には、6つの施設があり、見て学ぶだけでなく、実際にタイルに触れたり、ワークショップへ参加もできます。イタリアンレストランも併設しているので、丸1日家族で楽しめるスポットなんです

「世界タイル博物館」では、紀元前から近代までの世界中の装飾タイルを約1,000点展示し、その発展の歴史を紹介しています。

「世界のタイル博物館」の見どころの一つでもある、イスラームのタイル張りドーム天井。

2階の常設展示室では、紀元前の古代から19世紀近代までのタイルコレクションのなかから約1,000点を、地域別にコーナーを設けて展示。

やきものをつくる上で欠かせない土に着目した体験型施設「土・どろんこ館」」。特に人気なワークショップは「光るどろだんごづくり」。砂場や園庭でつくる“どろだんご”とは全く異なる方法で、粘土の球を削り、色をのせ、磨いて、光る球体に仕上げていきます。

「土・どろんこ館」には、企画展示室も併設されています。

「陶楽工房」ではタイルアートや、絵付けの体験教室を受講することができます。
【INAXライブミュージアム】
住所 :愛知県常滑市奥栄町1-130
電話番号 :0569-34-8282
営業時間 :10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日 :水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
駐車場 :有
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