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2021年3月4日、名古屋・栄にオープンした「BAUM HAUS(バウムハウス)」。バウムクーヘンやケーキなどの製菓会社「ユーハイム」が手がける、食の未来をテーマにした複合施設です。
1階は地域に開かれた食堂をイメージしたフードホール「BAUM HAUS EAT」、2階はシェアオフィス「BAUM HAUS WORK」です。
BAUM HAUSをまるっとレポートしていきます!
場所は、ロフト名古屋などが入る「ナディアパーク」の前。矢場公園のすぐ近くです。
完全キャッシュレスのフードホール
「BAUM HAUS EAT」
まずは、1階の「BAUM HAUS EAT」へ!
カフェ・デリ・ベーカリーと、期間限定のポップアップショップのが楽しめるフードホールです。
BAUM HAUS EATの特徴は、フロア内の支払いが完全キャッシュレスなこと!4台の決算機が設置され、こちらで注文と決算を済ませてから商品を受け取ります。(※店内でのチャージはできないので、ご注意を)
また各ショップではテイクアウトに対応した商品も提供。コロナ禍の社会の在り方にも対応した、コンタクトレスなスタイルのフードホールです。
では、気になるショップを順番にご紹介していきます!
AI職人 THEOの焼いたバウムクーヘンのカフェ「THEO’S CAFE」
まずは、カフェ「THEO’S CAFE」へ。ユーハイムが開発したAI搭載のバウムクーヘンオーブンの「THEO(テオ)」が焼いた、バウムクーヘンをいただけるカフェです。
ユーハイムの職人たちが100年以上守り続けてきた、厳選された卵やバターを使い、添加物を使わずにつくられた”純正自然”のバウムクーヘン生地。その生地を最新テクノロジーで開発されたTHEOが厨房の中で焼き上げます。
厨房はガラス張りになっており、THEOが焼いている様子も見学できるんです!
職人さんがつくった生地と、バウムクーヘンの芯が自動でオーブンに運ばれます。
あとはTHEOにお任せ!
職人が焼く生地の焼き具合を、各層ごとに画像センサーで解説すること、その技術をAIに技術学習させデータ化。無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼き上げることができるんです。
THEOが焼き上げたバウムクーヘンをいただいてみました。素材の優しい味が口いっぱいに広がり、AIオーブンが焼き上げたとは思えないほど、繊細な口当たりです。まるごと1本購入することもできますよ!
さらに「焼きたてバウムクーヘン」「ズコット風バウムカップデザート」などカフェで提供されるメニューもここだけのオリジナル。コーヒーと一緒に味わってみてくださいね!
新鮮な野菜を使った、身体と環境にやさしいスープ&デリ「Deli BAUM HAUS」
こちらは、身体と環境にやさしいスープ&デリがいただける「Deli BAUM HAUS」。フードアレンジャーであるキムラカズヒロ氏がプロデュースしたデリカテッセンです。
無農薬無化学肥料で育てられた野菜をはじめ、放牧の豚など育成法や製造法にこだわった素材を使用しています。ヴィーガンメニューもあります。
産地から直接届く新鮮な旬の野菜を使っているため、メニューは日替わりのものがほとんど。訪れる度に違ったデリやスープを楽しめます!
テイクアウトにもおすすめな、日替わりのデリを使ったランチボックス。+200円でスープを付けることも◎
14:00〜はジビエドッグやソーセージの盛り合わせも提供されますよ!
店舗限定アイテムも!新しいスタイルのベーカリー「DONQ EDITER」
神戸生まれの老舗ベーカリー「DONQ(ドンク)」が展開するブランド「DONQ EDITER(ドンク エディテ)」。ドンクエディテの特徴は、地域のニーズに合わせた品揃えを提供していること。全粒粉を使った、ここだけの限定商品も揃います。
一押しは、栄バウムハウス店オリジナルの「紅茶のブリオッシュフィユテ」。
フランスの老舗パティスリーLaduréeの茶葉を使用したブリオッシュに発酵バターを折り込み、ふわっと口どけの良い食感に仕上がっています。
期間限定のPOP-UPスペース「BAUM HAUS LAB」
新しいモノ・価値観に出会えるPOP-UPスペース「BAUM HAUS LAB」には、さまざまな企業やブランドが期間限定で出店。
オープン時は、パリのパティスリー「ミシャラク」が出店していました。今回が名古屋初出店です!
アプリ内でAIから出される質問に答えると、ぴったりの味の組み合わせのパフェを提案してくれる「マイコスミック」が楽しめますよ。
続いて、2階のシェアオフィス「BAUM HAUS WORK」へ行ってみましょう!