今回ご紹介するのは、香川県にあるアートの聖地”直島”にあるホテル「ベネッセハウス」です。
直島に行ったらいつか泊まりたい!と思っていたのですが、ようやく機会に恵まれたので、プライベートで行ってきました。 今回は、そんなベネッセハウスの魅力をご紹介していきます。
目次
直島ってどんなところ?
直島は、香川県と岡山県の間に点在する島々の中の1つです。島内では、草間彌生のかぼちゃアートを中心に名だたる現代アーティストの作品が鑑賞できます。
加えて、世界的建築家・安藤忠雄が設計を手掛けた美術館が3つもあるんです。
半日もあれば、自転車を使って気軽に1周ぐるっと回れてしまうほどの小さな島なので、アート好き、建築好きなら一度は訪れたい名所です。
ベネッセハウスとは?
そんな直島の中にあるのがホテルを備えた現代美術館「ベネッセハウス」です。もちろん!ベネッセハウスを手がけているのも安藤忠雄です。
また海外で最も知名度の高い日本のリゾート施設としても知られています。
ベネッセハウスには、ミュージアム・ビーチ・パーク、そしてオーバルの4つの宿泊棟があります。それぞれと棟ごとに個性があり、見える風景や飾られているアート作品が違うのも大きな魅力です。
また宿泊者は夜の23時までベネッセミュージアムの鑑賞が可能です。
直島へのアクセスは?
直島へのアクセスは岡山県の宇野港から出港しているフェリーと、香川県の高松港から出港してるフェリーがあります。
今回は車で高松まで向かったので、高松からフェリーに乗船しました。直島まではおよそ、1時間の船旅です。
この日はお天気にも恵まれて、絶好の船旅日和です。約1時間あるので、自販機でコンスープを買って海を見ながら黄昏ます。
コロナ禍になって海外には行けなくても、日本にはいいところが沢山あるな〜と感じるこの頃です。飲んだり、食べたり、写真をとったりしているとあっという間に直島へ到着です。
フェリーを降りると、草間彌生のかぼちゃがお出迎えしてくれました。かぼちゃを見ると直島にきたー!という実感が湧いてきました。
黄色のかぼちゃは台風で飛ばされた影響で、今回は会えませんでした。残念。
フェリーを降りて、専用バスに乗り込み、いよいよベネッセハウスに到着です!ベネッセミュージアムに入るとすぐ真正面に宿泊棟のフロントがあります。
4棟ある中の今回は、ミュージアム棟に宿泊です。はじめてのベネッセハウスなので、せっかくなら美術館に泊まる体験をしたかったので、この棟を選びました。
<ホテルから見える景色も絶景です。
瀬戸内海のおだやかな海に癒されます。
ミュージアム棟へ入ると、もうそこはすでに美術館のはじまりです。
館内の至るところにアート作品が展示されており、胸が高鳴ります。
部屋の中はこんな感じです。
窓からは一面に海が広がります。ミュージアム棟には4タイプの部屋があり、デラックスツインの部屋を選びました。部屋ごとにアート作品が違うため、事前に公式サイトでチェックして気になる作品のある部屋を選ぶのもおすすめです。優雅なひとときを過ごして欲しいとの思いから、部屋にはテレビがありません。
16時半〜はウェルカムドリンクもいただけます。夕暮れから日が沈む様子を見るのはとても贅沢な時間です。
ベネッセミュージアムでアートを鑑賞!
ミュージアム棟では朝は8時から夜は23時までアート鑑賞ができるのが宿泊者の特権です。気になる作品は何度も見れるのも嬉しいポイントです。
ベネッセハウスミュージアムは「自然・建築・アートの共生」をコンセプトのため、アート作品、建築ともにみどころです。
作品は現代アートを中心に展示されています。
中でも心惹かれたのが、アメリカ・インディアナ州に生まれた現代美術家ブルース・ナウマンの作品。
「100生きて死ね」と名付けられた作品は、タイトルの通り、大きな電光パネルに‘‘**AND LIVE‘‘、‘‘**AND DIE‘‘生と死を関係付けた意味深いメッセージがひたすらに繰り返され、鮮やかな色のネオンサインで次々に光って消えます。
ずっと見ていたくなる作品の一つでした。
ほかにどんな作品があるかは訪れてからのお楽しみです!
アート作品に囲まれていただくディナー
夕食はミュージアムレストラン「 日本料理一扇」でいただきました。どの席からも瀬戸内海と現代アートを鑑賞でき、非日常的な空間でおいしい食事がいただけます。瀬戸内で取れた新鮮な食材を使った懐石料理はどれもとてもおいしかったです。
夕食後はシャトルバスに乗って、パーク棟にあるパークラウンジへ。
ここでは、コーヒーや紅茶、アルコール(有料)がいただけます。アート書籍もそろっているので、ゆったりと寛げますよ。
本を読んでいたら、すっかりいい時間になったので、ここで1日目は終了です。
次回はベネッセハウス後半と直島の楽しみ方をお送りします。
お楽しみに!