知っているようで知らない、東海エリアの魅力に出会える体験プログラム「大ナゴヤツアーズ」。代表・加藤幹泰さんが考える、ナゴヤの魅力とは。
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「大ナゴヤツアーズ」の魅力とは
2019年には、約300ものツアーが開催されるほど大人気となっている「大ナゴヤツアーズ」。約6割がリピーターなのだそう。そこまで人を惹きつけるツアーの魅力についても迫っていきたいと思います。そこには東海エリアだからこその強みがありました。
- 加藤さんの想う「ナゴヤの魅力」とはなんですか?
加藤さん:「広くいうと、なんでもある。暮らす・食べる・遊ぶがすごい良いバランスである地域だなと思います。円グラフで例えたときに、その円がめちゃめちゃ大きいわけでもなく、何かが特出しているわけでもないんですけど。2時間圏内で何かをしようと思ったときに、すごく楽しめる場所なんじゃないのかなと思います。でも、それが住んでいる人にとっては、当たり前になってしまっているというのも感じます。
自動車や織物などの産業。お酒やみりんなどの醸造。農業や漁業も盛ん。歴史も色濃く残っています。東海エリアは、日本の文化が凝縮している地域なんです。何かに特化しているわけではないけれど、ここまでさまざまなものが点在している地域は意外とありませんよね。」
文化が凝縮している東海エリア。だからこそ、こんなにも多彩な大ナゴヤツアーズが実現できるのですね。
自分の好きなことを少し深堀するだけで、モノの見方はぐっと変化する
- 実際にツアーに参加された方のお声はいかがですか?
加藤さん:「僕も実際にツアーに同行しているのですが、モノの見方が変わりますね。
例えば、お茶がただ好きで飲んでいたという人も、ツアーに参加に深く学ぶことで、「だからこんなにおいしいのか」「価格は高いけれど良いものなんだ」「これまではスーパーでお茶っぱを買っていたけれど、近くのお茶屋さんで買うようになった」。そんな風にお茶の飲み方が変わってくる。自分の好きなことを少し深堀するだけで、捉え方っぐっと変わるんですよね。
そして、すごく面白いのが、お客さんたちがツアーのことを色々と周りの人に喋ってくれるんですよね。宣伝してくださいなんてひとことも言っていないのに、勝手にPRしてくれる。でもそれって、好きだから、喋りたいからだと想うんです。やっぱり好きっていう気持ちが一番人間を動かすんですよね。」