スウェーデンの食卓に置ける「DUKA」。「DUKA」とは、スウェーデン語でテーブルセッティングという意味なのですが、今回はそんなDUKAをブランド名にしているスウェーデンで人気のスウェーデン発のキッチンブランドをご紹介したいと思います。
DUKA(デューカ)はキッチンウェア・グラス・ディナーウェア・カトラリー・ギフトなどを中心に、キッチン&ダイニングエリアで幅広い品揃えを提供しているブランド。DUKAの製品は、品質の良さと機能的である事を基準に選ばれており、現代の北欧の流行をデザインで表現しているのだそう。
「シンプルかつデザイン性があり機能的である」という北欧製品の特徴を十二分に表現していますね。
DUKAは今でこそスウェーデン国内のさまざまなセレクトショップや大型店舗で販売されていますが、そもそもの始まりは1920年代にスウェーデン人セールスマンのHjalmar Blomqvist(イァルマル・ブロムクヴィスト)が、南部のLinköping(リンショーピング)という町でガラス製品と磁器を扱う店をオープンしたことからはじまります。
その後Blomqvistは何軒かの店舗を「Hjalmar Blomqvist Companies」としてオープンし、それらが後にDUKAとなります。
その後の1962年、Blomqvistはガラスや磁器の小売業者達の協力の元にDUKAを設立。17店舗からスタートし、個人のショップやサプライヤー達と協力し合うことでより良い取引きと効率的なマーケティングが可能となり、現在ではスウェーデン国内の大型店舗のCity GrossやEKOをはじめ、セレクトショップやオンラインで販売をしています。
こちらはDUKAのコップやお皿のディスプレイ。シンプルな黒でそろえられています。
こちらはストウブで人気の鋳鉄製の鍋。
実はこれ、DUKA BlackとDUKA Whiteと呼ばれ、特別なセラミックコーティングが施してあるシリーズになります。
内側にそのセラミックコーティングが施されているのですが、表面は通常のものと全く異なるのだそう。強度が高く、傷がつきにくい・通常のセラミックコーティング品に含まれるPTFEやPFOAなどのプラスチックを使用しておらず、より高い温度に耐えることができ、特に揚げ物をするのに適しているという事です。
デザインもシンプルで良いですが、ぜひ使ってみたくなりますよね。
こちらはカラーバリエーションのモスグリーン。
先ほどの黒、白のものと合わせこのシリーズはDUKA Bistroといい、先述の特徴に加え天然素材の鋳鉄(ちゅうてつ)を使用しているので、熱を効率的に伝えて分散させ料理をきれいに仕上げることができます。美味しくてボリュームのあるキャセロールや美味しい鍋料理を作るのに最適だそう!
このシリーズにはフライパンなどもあります。
DUKAにはクールな黒や白だけでなく、温かみのある木目調の木でつくられたアイテムもあります。こちらはスパイス入れ。
こちらは木でできたSalladbestick、サラダ用のカトラリーです。
こちらシンプル&ユニークでいいなぁと思った、木でできたグルっとしたシェイプのコースター。
この写真の中で、「これもDUKAの商品?ありそうでなかなか無いアイデアだなぁ」と思ったものが1つあります。どれだかわかりますか?
それはこちら。タブレット兼レシピ本スタンドです。こちらのスタンドは※FSC認証を受けた竹を使用しており、さらに黒のラッカーで耐久性を高めているそう。見た目は無機質そうなのに、意外にも竹で出来ている事に驚きですよね。お値段は179クローナ。(約2,000円)環境にも配慮しています。
※FSC認証
持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度
カトラリーの種類は用途に合わせてこんなに沢山!
チーズスライサー、チーズグレーター、バターナイフ、ピザカッター、ガーリックプレス、ハケ、ピーラー、アイスクリームディッシャーなどが揃います。お値段は1,000円以下からそろいます。
他にも先ほど紹介した写真のラインナップと共に、Prepシリーズとして様々な調理器具が手に入ります。Prepとは英語で下準備という意味があります。
このような石のナチュラルな模様を生かしたプレートも。
こちらはDUKA cafeのシリーズからティーポットとミルク・シュガー入れ。
ドリンクそれぞれに合わせた用途のグラスも揃います。
用途別で痒い所に手が届く機能の良さと、環境にも配慮を忘れない素材と北欧のシンプルなデザインが組み合わさったお手頃な価格帯のキッチンブランドDUKA。是非ウェブカタログで様々なコレクションを見てみて下さい。