目次
名古屋・地下鉄東山線「本山」駅6番出口からすぐの場所にある「Espace KM(エスパス・ケーエム)」は、2017年2月にオープンした北欧ヴィンテージ家具ショップです。
北欧家具の「普遍的な美しさ」に魅力を感じるというオーナー・丸山耕平さん。
寒さの厳しい北欧。冬の11月~3月は、日本に比べ寒く、どんよりとした曇りが続きます。また、日照時間が短いのも特徴的。自宅で心地のいい時間を過ごせるよう、住空間の工夫がなされてきました。
人々の暮らしを考えた、無駄のない、デザインに優れた北欧の家具。木のあたたかみや、素材の活かし方、そして配色などが世界に広く受け入れられ、ここ最近では更に人気を高めています。
今回は、丸山さんにお店をオープンしたきっかけや、お店のこだわりなど、たっぷりお話を伺ってきました。
Espace KMとは?
本山駅を降りてすぐ、レンガ調タイルを配した建物の2階にある「Espace KM」。正面奥の青い壁と、梁が印象的な空間。ハンス・J・ウェグナーや、ボーエ モーエンセンをはじめとするデザイナーの家具が並べられています。
生活のシーンがイメージしやすいディスプレイ。丸山さんが、海外へ買い付けに行った際、チョイスして持ち帰った食器や絵と一緒に配置されています。
家具は、購入された方とスケジュール調整の上、引き取り日を決めているとのこと。「売約済み」と書かれた札が、店のそこかしこに見えました。
お店は事務所を挟んで二つの部屋に分かれ、こちらの部屋では落ち着きのあるオフィス空間を演出しているそう。メンテナンス前の家具も並べられておりビンテージの重みを感じます。異なる木や材質の色・質感が調和し、あたたかみが感じられる空間です。ディスプレイに使う植物も、ご自身でチョイスされているのだとか。