フレンチデザインの今がわかる!「フレンチ・デザイン展」

その他
掲載日:2019.03.30
フレンチデザインの今がわかる!「フレンチ・デザイン展」

2019年3月15日(金)- 2019年3月31日(日)まで、東京にある「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」にて、「フレンチ・デザイン展「NO TASTE FOR BAD TASTE スタルク、ブルレック・・・」が開催されています。

今回は、実際に内覧会へ行ってきたのでレポートしていきます。

会場は「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」


千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分

21_21 DESIGN SIGHTは、 三宅一生氏、佐藤卓氏、深澤直人氏の3人のディレクターを中心とした、デザインのためのリサーチセンターです。設計を手がけたのは、世界的な建築家である安藤忠雄氏。東京ミッドタウン内、港区立檜町公園に続く緑地「ミッドタウン・ガーデン」の中に建てられています。

「NO TASTE FOR BAD TASTE スタルク、ブルレック・・・」とは?


Item: Ploum, 2011
Designer : Ronan & Erwan Bouroullec Brand : Ligne Roset
Selected by Marva Griffin

まず今回の展覧会についてご説明いたします。

この展覧会は、Le French Design by VIA(フランス創作家具振興会)による「フレンチ・デザイン」を紹介する世界巡回展です。2017年から世界各地を回っていましたが、2019年3月、アジア初の展示が東京で開催されることになりました。

国際的に活躍する40人のクリエイターたちがそれぞれの解釈で、「フレンチ・デザイン」を定義。10のキーコンセプトに基づいて選出された40のプロダクトが発表されました。東京展では10のうち5つのコンセプトにフォーカスし、20作品が展示されています。まさにフレンチ・デザインの今を知ることができる展覧会です。

一つずつブースがテントになっていてとてもかわいい。


デザインには、フランスの国旗色がバランスよく配置されており、センスの良さを感じました。

展示会のデザインを手がけたのは、モロッコ・カサブランカ生まれのデザイナーであるジャン= シャルル・ド・カステルバジャック氏。フレンチ・デザインを反映するテントを用いて、展覧会全体を演出するエレガントで詩的なセノグラフィをデザインしています。音楽やグラフィックなどアーティスティックなディレクションも彼が手がけています。

それでは早速プロダクトをみていきましょう!

こちらは、すばらしい作品を次々と世に発表し続けている若手デザイナー・Philippe Nigro氏とHERMESがコラボレーションしたもの。エルメスらしさと、フランス人らしいバランスが魅力的なチェアです。

この展覧会の目玉はなんと言っても、実際に座ったり触ったりできることです。実際に体感することで、フレンチデザインのよさがより感じられます。

こちらは、Jean Marc Gady氏がデザインしたチェア。こんな椅子が部屋にあったらな〜。

ファッションデザイナー・ジャン ポール ゴルチエが手がけたチェアは、なんと車輪付き!ベロアの生地とアルミの合板が施されており、アバンギャルドな装飾と、創造性に富んだデザインはゴルチエらしいデザインです。

スポット詳細

【21_21 DESIGN SIGHT】
住所  :〒107-6290 東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン・ガーデン内
営業時間:10:00-19:00
http://www.2121designsight.jp/

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